●信州も寒い
10月の最終週は、完全に真夏の格好で仕事をしていた。下着の上にシャツだけである。
「また白馬」の「その3」も書かないうちに信州に行くことになって、同行する方々に「ちょっと大袈裟かなと思うぐらいの上着をお忘れなく。(念のため、大阪の真冬を想定しておかれた方がいいと思います。脱ぎ着しやすいように)」などとお節介なことを言いながらも、例によって自分自身は内心なめている。
初日の夜、訪問先の室内で既に底冷えを感じた。
2日目の午前、ベストにセーター、上着まで着て歩いても寒いぐらいであった。お昼を食べた蕎麦屋はストーブを焚いているし、泊まった宿の暖炉では薪がパチパチと炎をあげていた。その暖かさが心地よい。
通された部屋はやはり底冷えがする。
3日目には、同行した方が、「頭が痛い。風邪のひきはじめかも」とおっしゃる。
紅葉はもはや終盤の趣だし、この寒さ。やはり信州、初旬とはいえ、11月をなめてはいけない。
暑いのが嫌いで寒いのはむしろ好きだ。蕎麦屋にすらクーラーのない信州に憧れてもいる。だが、今年初めて感じた本格的な冷えを通して、「やっぱり寒い季節にあったかくするのが一番かな」などと、どうでもいいことを思ってみたりする。
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