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2008.02.11

◆美しき飛翔


 着水態勢に入るコハクチョウの群れ(標題とは関係ありません)
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 鳥見初級者の私でも、もはや新しい鳥を見る機会はほとんどないことは以前にも書いた

 だが、遥か遠くまで行かなくても、ふだん行かないところに出向き、あらまほしき先達の導きがあれば、驚くような経験をすることができる。

 たった1日の探鳥行で新たに9種。これは間違いなく、初めて探鳥会に行った時に次ぐ記録である。

 出現鳥種全体では65種。これは新記録だ。

 「図鑑に載っているからには、この世に存在しないわけではないのだろう」という感じのする(私にとって)幻の鳥が、次から次に姿を見せる。

 オオワシ・ホオジロガモ・ハジロカイツブリ・オオヒシクイ・ヘラサギ・ケアシノスリ・ミヤマガラス・・・

 山の端に夕日も沈もうかというころ、最後を飾ったのはハイイロチュウヒのオス。いつものように、「見られるはず」と聞いてやってきて空振りで終わるのかと思っていると、みごとな姿態と飛翔を披露してくれた。
 メスは飛んでいたのだが、メスだけ見たのでは「ハイイロチュウヒを見た」とは言えないほど美しい。いっぺんに好きな鳥になってしまった。

 今日初めて見た鳥を次に見る機会はなかなか来ないだろう。しかしだからこそありがたみも増すと思えば、次回の出会いへの期待も高まろうというものだ。

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