★発熱の年越し
滅多に風邪を引かない。
しかし、四半世紀ぶりのスキーがきいたのだろう、風邪気味だったところへ、夜になって(だと思う)発熱した。
微熱だし、「しんどさ」もぜんぜん大したことはない。だが、熱がある年越しというのは、生まれて初めてかもしれない。
ともあれ、皆さま、よいお年をお迎えください。
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滅多に風邪を引かない。
しかし、四半世紀ぶりのスキーがきいたのだろう、風邪気味だったところへ、夜になって(だと思う)発熱した。
微熱だし、「しんどさ」もぜんぜん大したことはない。だが、熱がある年越しというのは、生まれて初めてかもしれない。
ともあれ、皆さま、よいお年をお迎えください。
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無事、信州から帰還致しました。ご心配くださっていた皆さま(いるのか?)、ありがとうございました。
最終日は、初めての、ちょっとした体験をしました。また後日・・・
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久しぶりにスキーをして、国際色豊かなのにもちょっと驚かされたが(今日はリフト券売り場の前にフランス語でしゃべっているご婦人がいた)、もっと驚いたのは、いわゆる「若者」の存在である。
そのほとんどが、いわゆる「チャラ男」や「チャラ子」に見えるのだ。
こういうタイプの連中は、ファッションこそ違え、もちろん昔にもいた。だが、彼らはスキーなんかしなかったと思う(もちろん、スノーボードは存在しなかった)。
なぜなら、そういう人たちは、スキーに付随する面倒くささや寒さに耐えられないからだ(何だか家人のことみたいだけど)。
端的に言って、「だりぃよ」という感想を抱くはずである。
車やバイクに暴走族はいても、自転車に(本来の)族がいないのも同じ理由だ。
今日は究極の連中を見た。
ぱっと見たところ、要するに「愚連隊」という感じである(昔過ぎて本物は見たことがないけど)。それで古ければ「チーマー」でもいい(これも古いか)。
見た目もやってることも、まんま暴走族だ。
その中の1人が特にすごかった。頭は頭頂部だけ残して剃っている。テレビですら見たことのない髪形だ。
そして、例の「ずらしズボン」スタイルで、左の尻は1/3,右の尻に至っては2/3ぐらいが出ているのだ。
薄地のシースルーのような布を通して、これもずり下げたパンツが見える。だらしなく下げたズボンは太ももから下にだぶついてからみついている。
あのズボンがどうやってあの位置で止まっていられるのかがすごく不思議だ。
だいたい、スポーツをしているのである。それに、どうかすると吹雪になって、マイナス10℃以下とかになる場所だ。
まあ、今日は快晴で暖かかったにせよ、ケツを出して雪の上を滑るか・・・
___
と、ここまで書いて気づいたのだが、スキーとスノーボードはまったく似て非なるスポーツなのかもしれない。スノボは、街の、いわゆるストリート系のスポーツなのだ。それが雪山まで進出してきているのである。
そう考えれば、昔には見られなかった風景も、なんとなくわかるようになった気がする。
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本日で、丸3日間に及んだスキーは無事終了。
お蔭様で、息子は、緩斜面なら何とか自力で滑り降りることができるようになった。
私の「最後にスキーをしたとき」も、「雪面に顔面から突っ込んで怪我をした」から、「800mほどの長さのゲレンデを1分半で華麗に?滑り降りた」に変更できた。
今日はスキーヤーが一名、怪我をしてスノーモービルで救出されていた。
中学生のころ、私が別の怪我したときは、プラスティックの橇に寝かせられ、3人がかりだかでロープを持ってゆっくり降ろされた。
隔世の感がある。
ともかく、無事終了できて何より。
最後の方はちょっと調子に乗って遅くまで滑り、「蛍の光」を聞かされながらリフトに揺られることになったけれど。
(後記:午後、後ろから見た息子のズボンが破れているように見えていたのだが、帰って調べてみると、刃物で切ったようにスパっと一直線に破れていた。おそらくは、上から突っ込んできたスノボのギャルのエッジで切れたのだろう。大事にならなくて良かった。)
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スキースクール2日目も、生徒は息子を含め2人だけで、ほぼプライベートレッスン。
午前・午後各2時間の講習を終えた息子にレストハウスで聞くと、まだまだ斜面を滑り降りることはできないという。
2人で滑ることはやはりできないかと、予想はしていたものの、落胆は小さくない。
でもまあ、リフト券がまだ1枚余っているというので、ともかくレストハウスから一緒に滑り降りてみることにした。
すると、何と! ゆっくりとながら、丁寧に右へ左へと向きを変え、ボーゲンで安定して降りていける。
滅多にないことながら、息子を盛大に褒め、一緒に喜んでやった。
なんでも、午後のレッスンも終わりに近づいてから、やっとこういうふうに滑れるようになったのだという。「まだ無理」というのは、彼一流のはにかみと謙遜なのであった。
それが昨日のこと。
今日はもう「虎の穴」は必要なく、2人でのんびりとすべることにする。昨日までのちょっとした吹雪は「なり」を潜め、朝から素晴らしい晴天だ。
日焼けには気をつけなければ。
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(Continued from Dec. 26th)
12月26日のエントリは、「Dinner is Ready !」で終わっていた。その続き。
ペンションに着いて宿の奥さんから説明を受けたとき、今日はアメリカ人が泊まる予定だと聞いた。
夕食前にも顔を合わしたりしていたのだが、夕食の席に着いてみると、うちともう一組以外は全員が外国人だったので、ちょっと驚いた。数えてみると過半数である。
そういう状況なので、宿の中を英語がふつうに飛び交っている。掲示はほとんど二言語表示だし、ゴミの分別の指示に至っては英語でしか書かれていない(たぶん、日本語で表示するのを忘れていらっしゃるのだろう)。
夕食のメニューの説明も最初は英語でなされていた。
その中に、catfish というのが出てきたのだが、記憶違いでなければナマズのことである。
ナマズなんか食べるんだろうか、信州の特産なのかなと一瞬思ったが、奥さんによると、ニューヨークに住んでいたときに食べていておいしかったので、輸入物を取り寄せて客に出しているとのこと。
そういえば、アメリカなどではナマズを好んで食べる習慣があるというような話を聞いたことがある。
食べてみると、上品で淡泊な白身魚の趣で、泥臭いイメージとは一切無縁であった。
___
ゲレンデでも同宿のアメリカ人と顔を合わせたし、その他の外国人(白人や黒人なのでおそらくそうだろう)もけっこう見かけた。
北海道のどこかの別荘地やスキー場がオーストラリア人であふれているという話は聞いていたが、こういう何でもない一般的なスキー場も「国際化」していることに初めて気づかされた。
それこそ、四半世紀以上前の日本のスキー場で外国人を見かけることはほとんどなかったと思う。
海外から来ているとすれば、円高で大変だろうに、それでも来る人はいるのである。
オーナー一家にニューヨーク駐在経験があり、英語も通じることから、特にこの宿には口コミで外国人が増えるのかもしれない。少なくとも2組は常連のようだったので、日本在住であろうか。
でも、だれもほとんど日本語はできないみたいだ。
今夜で3泊目だ。客は次々と入れ替わっていき、今日はとうとう(おそらく)日本人ばかりになったが、どうも、われわれ以外はみんな常連のようである。
オーナー夫妻のお人柄が、こういう宿を作り出すのであろう。
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「スポーツ」なんてカテゴリを使うのは、初めてかもしれない。
___
ほぼ25年ぶりにスキーをした。
前回というか、最後(英語の last time ってこういう意味なんですね)にやったのは、学生時代、スイスのユングフラウ山麓である。
初めての海外旅行だった。
バックパックを担いでひとりでヨーロッパへ行き、物価の高いスイスではユースホステルに泊まった。
お金もないので、そんなつもりはなかったのに、憑かれたように界隈のフリーパスを購入し、ついでにスキーまでしてしまった。午前はガチガチ、午後はベチャベチャのひどいコンディションだった(3月中旬のことだったと思う)。
その後8年もの間海外に出られず、その後もまた7年ほど行けなかった。まあ、それは別の話。
25年・・・ 思えば長い年月である。
スキーがまったく初めての息子をスキースクール(うちでの通称:虎の穴)に預け、借りたスキーでこわごわ滑り出す。
(息子はグループレッスンを申し込んだのだが、たまたま受講者がひとりしかおらず、つきっきりのプライベートレッスンになった。ラッキーである。)
昨日来の大雪でゲレンデの状態はすこぶる良い。最初こそ戸惑ったものの、すぐに以前のように滑れるようになり、お昼を迎えるころには、「もしかしてハタチのころよりうまくなったかも」と思い始めた。
調子に乗りすぎないよう自戒する。
おそらくは、道具の進歩(というか変化)も大きいのだろう。最近流行?の、カービングスキーである。ただ、その特質を生かした本来の滑り方はぜんぜん知らないので、適当な自己流になってしまう。
ときどき息子の様子を横目で見るのだが、「遅々として進まない」という言葉がこれほど当てはまるレッスンはない。個人授業を計4時間も受けてるんだから、終わるころには斜面をそれなりに降りてこられるようになっているはずだと思うのだが、なかなか道は険しいようである。
___
雪質はおそらく、これまで経験した中で最高だろう。信濃大町生まれの宿のオーナーが、信州でも一番だからここにペンションを建てたとおっしゃっていた。
午前は粉雪が舞い、午後は晴れた。
晴れてからの方が風が強かったのだが、風が吹くと斜面の雪がみごとに流れたり舞い上がったりする。「地吹雪」という言葉があるが、それから想像される厳しさはない。
風紋のような模様ができた斜面の上を、これ以上ないほど小さい砂粒のような粉雪がみごとに流れていくさまは、幻想的なまでに美しい。
舞い上げられた粉雪も、雪煙と言えば雪煙なのだが、ことばで表現することはむずかしい「美」である。
スイスでの「最後のスキー」は、ゲレンデの端に堆積した重いベタ雪に突っ込み、スキー板から離れた体だけが顔から雪面に突っ込んで幕を閉じた。
今日は、同じような深い雪に突っ込んでも、スキーは軽やかに進んでいき、新雪にきれいなシュプールを残せるのである。
雪質の良さも、それなりにうまく滑れる大きな理由だ。
___
年を取った。
(おそらくは)昔以上にヒザに「くる」し、疲れもたまる。感受性も鈍くなり、これほどの景色や雪を前にしても、若いころほどの感動はない。
だが、マイナス10℃近い中で、ほとんど寒さを感じさせないウェアやグローブも進歩しているのだろう、以前より楽に快適にスキーができる。
もう少しだけ体を鍛えて、スキーを再開しようか? 道具・費用・面倒くささ・・・と感動とを天秤にかける。
今日のところは、しかしまだ、「どうかなあ・・・」というところである。
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大雪の予報だったので、通行止めなどを少し心配しながら、飛騨高山を経由して信州に来た。
高山から平湯温泉へ通じる国道158号線の路面は真っ白だった。
登坂車線があったりするところはだだっ広く、まるでスキー場のゲレンデのようだ。
もとより、路面のペイントなどは一切見えず、何車線あるのかは知りようもない。センターラインだってどこだかわからないのだ。
ほとんど不安なく進んできたが、一度だけ、カーブですべり気味のところへ折悪しく滅多に来ない対向車が来て、うわっ、もしかしたらぶつかるんじゃないかと思った(1%ぐらい)。
目的地に着く直前、ホンダのオデッセイとおぼしきスカイブルーの車が右の前を激しくぶつけて止まっていた。すでにパトカーも来ていたが、ときおり地吹雪まで吹く中、事故なんか起こすと死にそうであろう。
___
Dinner is Ready ! という叫び声が聞こえてきた。また後ほど。
(to be continued...)
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今日はクリスマス。昨夜はイブ。
今日も昨日もほんとにきれいさっぱり、まったく何もない。
高校生の息子には、さすがにもう、サンタクロースも来ない。
それだけではなく、プレゼントもケーキもツリーもなく、テレビのクリスマス関連番組さえ目にせず。
こんなことは人生で(笑)初めてかもしれない。そうでもないかな?
あ、息子の英語の宿題のシャーロック・ホームズの話が、クリスマス・グースを担いだ男の話だった。
それだけ。
もとよりキリスト教徒でも何でもない。それでいいのかもしれない。
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インフルエンザの予防接種なんて、する人がいるんだろうかという感覚だったのが数年前。
それが、昨今の風潮と、息子が念のため去年受けたという流れで、今年は家族3人そろって受けることに。
何であれ腰の重い私としては例外的な出来事である。ある種の「流行」は、ふだん無関心な者まで巻き込んでマインドコントロールしてしまう。
去年の教訓があるので、近所のいつも空いている医院に予約を取ってから出かけた。
肘より下の静脈から血を抜かれるのは慣れているけれど、二の腕に注射されるなんて何(十)年ぶりのことだろう? 息子が「痛かった」とかいうので警戒していたが、したのかどうかもわからぬうちに終わった。
おそらくは、針がたまたま痛点にあたったかどうかとかによって変わるに違いない。
去年より500円安く、ひとり2500円。
翌日から歯茎が痛く、ご飯がおいしく食べられない。因果関係はないと思うんだけど。
ちょうど歯医者に行く予約があったのに、忘年会でキャンセルしてしまった。せっかくの食事がおいしく食べられないなら、歯医者に行った方がましかな?
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DVDになっていたのは知っていたが、いかにもなB級アクション映画だと思って借りていなかった。
ところが、内田樹氏のブログに
『Shoot’em up』も面白かったけれど、こういうクリスプで批評的な「映画そのものへの自己言及」映画はなかなか「うほほい」で紹介する機会がない
という言及があったので、「クリスプで批評的な「映画そのものへの自己言及」映画」というのはどんなものなんだろうという好奇心が湧いてきて、借りて見た。
結果、当初の予想通りの、いかにもなB級アクション映画であった。
これが「クリスプで批評的な・・・」であるのかどうか、残念ながら私の貧弱な知性と教養では判断できない。
(それにしても「うほほい」って何だ? 検索したらわかったけど・・・)
(Shoot'em Up, 2007 U.S.A.)
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自社のハンバーガーのパテから大腸菌が検出され、調査のために精肉工場に派遣された幹部は・・・
メキシコからの不法移民労働者や、ハンバーガーチェーンで働く若者、さらには工場の悪を告発したい学生たちの姿も描かれる。
特に移民労働者の描き方はみごとだ。
物語は比較的静かに進む。
マイケル・ムーア式のおもしろおかしい饒舌な告発を期待していると肩すかしを食わされるだろう。
私も、最初はドキュメンタリータッチかと思っていたのだが、どちらかといえばごくふつうの映画である。
ブルース・ウィリス、グレッグ・キニア、イーサン・ホーク、クリス・クリストファーソンなども揃い踏みだ。
それでいて、ファーストフード的な現代国家を考えさせる傑作であることには変わりない。
(Fast Food Nation, 2006 U.S.A., U.K.)
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1987年のルーマニア。当時非合法だった妊娠中絶をすることになったルームメイトを手助けする女子学生。
話はそれだけである。
それだけで、2時間近い映画になる。最も好きな映画のひとつがターミネーターだというような男を飽きさせずに。
チャウシェスク政権下だったとか何とか、政治的な話すら、表だってはまったく出てこない。
三一致の法則とまではいかないが、描かれるのもたった1日のことである。
2007年のカンヌ映画祭でパルム・ドールを取ったというのもうなずける。
本当の芸術作品というのは、芸術鑑賞能力のない者にも訴えかける力を持っているのだ。
(4 LUNI, 3 SAPTAMANI SI 2 ZILE, 2007 Romania)
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カラのエレベータに1人で乗り込む。
ハコの中にはオッサンの臭い(多くはポマードとかヘアトニックとか)が充満していて、「うっ」となる。
別の階で妙齢の女性が1人乗り込んでくる。
気のせいか、一瞬たじろいで顔を歪めたように感じる。
「わ、わたしじゃないんです!」と叫びたいが、見知らぬ女性にそんなことを言うと、アブナイ人になってしまう。
朝から濡れ衣を着せられ、また暗い一日が始まる・・・
(私はオッサンの臭いが大嫌いなのですが、女性はもしかしてあの種の臭いに魅かれたりするのでしょうか。そういうことでもない限り、男性用化粧品があんな臭いである説明がつかないのですが・・・)
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車のリコールの知らせが届いた。初めてである。
読んでみると、まだ新車のころ、問題があるとか言って替えた部品のような気がする。
今までリコール隠しをしてたのかな?
いずれにせよ「自分の車はもう替えているので大丈夫だろう」それに「今連絡しても混んでいるだろう」と思ってしばらく放置していたら、営業の人から電話があったので、念のためディーラーに連絡してみた。
すると、どちらにしても確認して(国土交通省に?)届け出なければいけないという。仕方なく行って診てもらうと、対策前の部品がついていたということで、交換してもらった。
新車のころ替えたというのは私の勘違いだったのだろうか。それとも、替えた部品もまたダメだったのだろうか。
交換したのはイグニッションコイルである。
交換後、車に乗ると、心なしか低回転時のトルクが厚くなっている気がした。今までスタートがもさっとしていたのに、何だか背中をちょっと押されるような感じがするのだ。
2千回転を越えたあたりの上昇も軽くなったような気がする(3千回転以上回すことはほとんどない(笑))。
「気のせいかな」と「おそらく間違いない」の中間ぐらいだ。
せっかくだから、良くなったのだと思いたい。
でも、だとすると、これまで7年、8万3000キロ以上、調子の悪い車に乗っていたことになる。
まあ、当該部品がみんな不良品というわけではなく、個体差が大きかったということだし(ほんとかな)、わかるかわからないかぐらいの違いなんだけど。
何か大きな問題でもない限り、今の車には、20年、20万キロは乗ろうと思っている。
そんな私だから今さらのリコールでもありがたいが、たとえばこの冬のボーナスで買い換える人なんかは、結局ずっと欠陥車?に乗っていたことになって、複雑な気分だろうと思う。
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麻生さんが総理大臣になったころからだろう、自民党のコマーシャルが目立つようになった。
内閣支持率が21%(毎日新聞)とか25%(NHK)しかないと発表された今日でさえ、テレビで流していた。
この自民党の広告はすなわち、麻生内閣が「選挙管理内閣」として発足し、衆議院の解散総選挙を行うという前提で作られ、流されているものであることは、衆目の一致するところであろう。
ところが、支持率はどんどん下がって、解散総選挙など間違ってもない、という水準になった。
なので、自民党の広告を見るたびに、無駄な広告だなあと思う。
その広告代の少なくとも一部が「政党交付金」という名の税金で賄われていることに虚しさを覚える。
「すごく有効な政党広告だったら税金でもいいのか」と言われると、ちょっと困るんだけど。
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ロビン・ウィリアムズ、クリストファー・ウォーケン、ローラ・リニー(アメリカを売った男)、ジェフ・ゴールドブラム(ジュラシックパーク)など出演の名作。なのにこれも、劇場未公開なのだという。
いったい、誰がどんな基準で劇場公開作品を選んでるんだろう。劇場に滅多に見に行かない私のような者が嘆くのもアレなんだけど・・・
まあ、予定調和的な甘さはちょっと気になるものの、この種の映画はそういうふうにまとめるしかないのだろう。
政治風刺の得意なコメディアンが、アメリカ大統領選に立候補して・・・というお話。
ぜひご覧ください。
(Man of the Year, 2006 U.S.A.)
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気がつくと、拙ブログの「検索フレーズランキング」がガラリと入れ替わっていて、1位から6位までがすべて iPod と辞書関連になっている。
ちょっと気になって、「iPod 大辞林」を Google で検索してみると、拙ブログが何と世界で(笑)第3位!にランクされているのだ。
出版元の三省堂や開発者の物書堂より上位なのである。
「iPod 大辞林 大辞泉」だと世界で1位! だれか金メダルでもくれると嬉しいんだけど。
情報を求めてここへ飛ばされてきた皆さま、ぜひ他のエントリもお読みいただければ幸いです ^^;
___
さて、私は iPod 用には『広辞苑』も『大辞泉』も購入しておりませんので、この2つについては何とも申せませんが、『大辞林』はお買いになって後悔はないと思います。
詳しくは、開発元の物書堂のサイトをご覧ください。
↑の広告は、過不足なく iPod/iPhone 用『大辞林』の特質を紹介しています。
使いやすいインターフェイスで読みやすい画面を表示する、素晴らしいソフトです。
(検索でアクセスの集中する?ブログにこの宣伝、何かくれないかな(笑))
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昨日より「きりり」の度合いは下回るものの、文句のつけようがない晴れ。
祖母の法要と納骨のため、神戸に出かける。
宝塚から六甲山に登って神戸に降りていった。
今年は早めにスタッドレスに替えたし(年末にスキーに行く予定)、からっと晴れているから雪や氷の心配は必要ない。
だが、六甲山頂から牧場のあたりまで、正午ごろだというのに外気温計は氷点を行き来していた。それでも、車を降りて1〜2分休憩したり景色を眺めたりするぐらいだと、涼しくてちょうどいい感じ。
新神戸から北野のあたりを抜け、お寺へ。
北野界隈にはかなりの人出があり、何ごとかと思ったのだが何でもない。おそらくは異人館めあての通常の観光客なのだろう。
「異人館」なんて、ここ十数年とんと耳にしていないのだが、こんなに人が集まるほどの名所だったっけ?
お寺で35日の法要の後、お墓へ出かけて納骨。
生きている者の都合が優先され、49日ではなく35日、それをさらに日曜日へと前倒ししている。まあ、憂き世の定めであろう。
お経を上げる前、挨拶の時に、僧侶が祖母の法名の読み方を間違っていた(そうも読めるので)のだが、誰も訂正しない。
「うーん、どうしようか、私が言うのも何だし、大した問題でもないし・・・」などと思っているうちに読経が始まり、言うタイミングを逸してしまった。
最初の方で法名と俗名を言うのだが、やはりさっきと同じ発音をしている。違う法名に向けて読経しても御利益?に変わりはないのだろうか。
法要が終わると、納骨。
京都の大文字焼きの「大」の字みたいに、神戸の市章が山腹に象られている、そのすぐ下、霊園の一番奥の方に墓があるという。
ここに来るのは初めてである。墓園の入り口に車を駐め、かなり坂を登る。
途中、他家の墓の水鉢がどれも凍っており、従妹の子どもたちが「やばいで」とか言いながらはしゃいでいる。
目的の墓に着き、掃除をして花を供え、納骨して手を合わせる。ここに曾祖父母や高祖父母も入っているのだ。初めて知った。
その後、ついでと言っては何だが、祖母の妹の嫁ぎ先へもお墓参り。
行きは登りで体も幾分暖まったのだが、喪服の下に薄いベスト程度では、体が冷え切ってしまう。
帰り道、母親が「裁判員に選ばれてもてん」と言う。
身近にそんな人の存在を知るのは初めてである。しかし、よりによって母親とは・・・
「どうやって断ろか、思てんねん」と言うから、70歳以上なので問答無用で断れることを教える。その後すぐ、「あれ!? もしかしてまだ70になってなかったっけ?」と、ちょっと焦る。
幸い?70を少し越えているということだった。
それにしてもせっかくの機会をもったいない。「なんやったら代わったろか」と言ったのだが、もとより不可能だ。
珍しくも素晴らしい経験ができるのに、と思うのだが、ほんの露ほども、やりたい気持ちはないようである。
(後記:裁判員制度自体への賛否はここでは措く)
祖母の形見の古いコインをもらって別れ、帰りも六甲山に登る。
行きにも少しだけ車を駐めた鉢巻展望台に寄り、本来は法要前に食べるべく母親が作ってくれた巻き寿司(穴子・玉子・三つ葉・胡瓜)と、神戸の有名店のらしいコロッケを食べる。
もう4時近い遅い昼飯。
神戸や大阪の上は、汚れた空気が作る灰色の層で覆われている。だが、それは高度300mほどで尽き、そこから上には截然と区切られたスカイブルーの空が広がる。
西から八尾空港に降りるとき、大和川への入り口として目安にしている南港発電所の煙突?も見える。
「年賀状の写真はこれにしよかな」とか言い合っている楽しそうな家族連れや、ひとつのたこ焼きをふたりでつついている陽気なカップルなんかを横目に、こんな寒空の下、神戸や大阪の街を見下ろしながら、ひとり巻き寿司をほおばっている喪服姿の男を、人は何と見ただろう。
車に戻って家路につく。
聞くともなしにラジオのニュースを聞いていると、今日は二十四節気の1つ「大雪」だと言っている。外気温計はマイナス1℃。
ともあれ、祖母も仏になった。生者であるわれわれは下界にいる。
残された他の者たちのことはわからないけれど、私は相変わらず煩悩にまみれたままである。
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↓のエントリを書くために、ネットをちらちら見ていると、なんと、EPWING 形式の辞書ファイルが iPod で読めることを知った。
それも、今や、jailbreak 等の裏技?を使う必要もないそうである。
なんだ、そんなことなら、パソコンに入っているさまざまな辞書を、そのまま iPod で使えるではないか。もちろん、『大辞林』も。
まあ、大辞林はバージョンも新しくなっているし、縦書きでフォントは綺麗だし、説明文中の語を選択するだけで次々と検索していったりもできるし、iPhone/iPod らしいアプリで、2500円程度の価値はあるものと自分を納得させる。
早速頭を切り換えて、iPod touch 大電子辞書化計画をスタートさせよう。
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iPhone や iPod touch で使える『広辞苑』(岩波書店)が発売されたと畏友のブログで教えてもらったが、いかにも高い(8500円)。
毎日のようにパソコンで使っているものを(書籍版だって何冊かある)、また購入するというのも何だかなあ、である。
でも、iPodでそういうことができるとは思っていなかったので、この機会に調べてみると、『大辞泉』(小学館 2000円!)や『ジーニアス英和辞典』(大修館書店)など、それなりに出ている。
2000円なら、書籍版があるのに買うなんて・・・などと細かいことを考えずにすむし、パソコンにも入ってない。それに、いつでもどこでも使えるというのはそれなりに便利である。
電子辞書を持ち歩けばいいのだが、重くてかさばるし、それだけを持ち歩くほどには使用頻度は高くない。
iPod touch なら、持ち歩いてもそれほど苦にならないし、いろんな用途に使える。
というわけで、『大辞泉』と英和・和英辞書でも買おうかと思ったのだが、『デジタル大辞泉 2009i』はもうひとつ(ソフトウェア的な)評判がよくない上に、あの辞書の美点である「オールカラー」(文字は黒である。「カラー図版」が豊富なのだ)が実現されていないのを知り、購入意欲がなくなった。
「23万語収録の大型国語辞典、小学館『デジタル大辞泉』(書籍版『大辞泉 増補新装版』¥7,560)を、まるごと一冊電子辞書にしました」というのは誇大広告である。「まるごと一冊」なら、当然、カラー図版も含まれていてしかるべきだろう。
というわけで見送っていたら、今度は『大辞林』が出たという。2500円。
矢継ぎ早というかなんというか、iPhone 文化、iPod touch 文化が根付いてきましたね。
大辞林も毎日のようにパソコンで使っているし、書籍版もあるのだが、評判は良さそうだし、縦書きでフォントも綺麗だというので購入した。
ついでに英和辞典なんかも購入しようと思ったが、どれも高いし、『リーダーズ』(研究社)がまだ出ていない(この調子だとすぐ出るに違いない)ので、当面『i英辞郎』を使うことにした。1000円。
私のような倹約家でも、この程度の出費なら耐えられる。
これで毎日、iPod touch をポケットに入れて出かけることになるだろうと思う。
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「悲惨なる人生」の間違いではないかと思った。
映画の前半には、家族が理不尽に崩壊していく過程が説得力をもって描かれる。
農業大国フランスにも、こういう現実があるのだろうかと考えさせられる。
人生ではなく、「うつくし」く暗い映像は、経済的に立ちゆかない農民の哀切を描く。
このまますべもなく破滅していくのだろうかと不安になる後半、主人公は、少しずつではあるが静かな生活を築き直していく。
前半と同じセピア色の映像からは切なさが消え、暖かみをまとい始める。
___
フランスの田舎を懐かしく思い出させてくれ、昔の写真を引っ張り出してきたり、録画したビデオを見たり、道路地図を広げたり、グーグルマップを使ったりした。
以前から気になっていた、通りすがりに入った農場ホテルの場所を確認することができ、コンピュータ画面に映し出された道路沿いに懐かしい看板を見たとき(ストリートビュー!)は、ちょっと信じられない気がした。
この数年、折に触れては、「あれってどこだったっけ?」と思っていたのだ。
(フランスにおけるグーグルのストリートビューは不思議である。何でもない田舎なのに見られるかと思うと、都会でもぜんぜん見られない場所が多いのだ)
___
ともあれ、不思議にハードディスクから消したくなくなる美しい映画。文学作品だけど。
(C'est quoi la vie? 1999 France)
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「マンション分譲大手の「日本綜合地所」(本社・東京都港区)が」「いったん採用を決めた大学生53人全員の内定を取り消し」た(mainichi.jp)という。
「日本綜合地所」という社名が何か引っかかるなあと思ったまま、2週間ほどが過ぎた。
今日ふと、思い当たるところがあって自分のブログを検索してわかった。
つい半年ほど前の今年度4月から、管理職に「部下手当」として、月額!10万円から30万円を給与に上乗せして支払い始めた会社だ。
何という別世界のような大盤振る舞い、おそらくは日本でも唯一のお大尽会社である。
その会社が、半年あまり後には、全員の採用内定取り消し。
まさかこの期に及んで「部下手当」を支給し続けているとも思えないので、半年ほどでうたかたの夢と消えたのだろう。
部下20人以上の部長なら、その手当だけで年収360万円増というのも、1年と続かず皮算用に終わったということか。
それにしても、それだけお金がだぶついている状態から、会社の存続も危ういような状態にまで一気に転げ落ちるというのは、どういう経営をしているのかと疑問に思う。
素人の私などには想像も及ばないことが種々あるのだろうが、たとえば、古くから松下幸之助氏が唱えていた「ダム式経営」なんかを心がけていれば、少なくとも「部下手当」による大盤振る舞いというようなバブリーな発想は出なかっただろうし、一事が万事だとすれば、もう少し堅実な経営をすることによって、今回のように若者を泣かすこともしなくてすんだのではないかという気がして仕方がない。
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