★iPodに『大辞林』など
iPhone や iPod touch で使える『広辞苑』(岩波書店)が発売されたと畏友のブログで教えてもらったが、いかにも高い(8500円)。
毎日のようにパソコンで使っているものを(書籍版だって何冊かある)、また購入するというのも何だかなあ、である。
でも、iPodでそういうことができるとは思っていなかったので、この機会に調べてみると、『大辞泉』(小学館 2000円!)や『ジーニアス英和辞典』(大修館書店)など、それなりに出ている。
2000円なら、書籍版があるのに買うなんて・・・などと細かいことを考えずにすむし、パソコンにも入ってない。それに、いつでもどこでも使えるというのはそれなりに便利である。
電子辞書を持ち歩けばいいのだが、重くてかさばるし、それだけを持ち歩くほどには使用頻度は高くない。
iPod touch なら、持ち歩いてもそれほど苦にならないし、いろんな用途に使える。
というわけで、『大辞泉』と英和・和英辞書でも買おうかと思ったのだが、『デジタル大辞泉 2009i』はもうひとつ(ソフトウェア的な)評判がよくない上に、あの辞書の美点である「オールカラー」(文字は黒である。「カラー図版」が豊富なのだ)が実現されていないのを知り、購入意欲がなくなった。
「23万語収録の大型国語辞典、小学館『デジタル大辞泉』(書籍版『大辞泉 増補新装版』¥7,560)を、まるごと一冊電子辞書にしました」というのは誇大広告である。「まるごと一冊」なら、当然、カラー図版も含まれていてしかるべきだろう。
というわけで見送っていたら、今度は『大辞林』が出たという。2500円。
矢継ぎ早というかなんというか、iPhone 文化、iPod touch 文化が根付いてきましたね。
大辞林も毎日のようにパソコンで使っているし、書籍版もあるのだが、評判は良さそうだし、縦書きでフォントも綺麗だというので購入した。
ついでに英和辞典なんかも購入しようと思ったが、どれも高いし、『リーダーズ』(研究社)がまだ出ていない(この調子だとすぐ出るに違いない)ので、当面『i英辞郎』を使うことにした。1000円。
私のような倹約家でも、この程度の出費なら耐えられる。
これで毎日、iPod touch をポケットに入れて出かけることになるだろうと思う。
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