★国際スキーリゾート?
(Continued from Dec. 26th)
12月26日のエントリは、「Dinner is Ready !」で終わっていた。その続き。
ペンションに着いて宿の奥さんから説明を受けたとき、今日はアメリカ人が泊まる予定だと聞いた。
夕食前にも顔を合わしたりしていたのだが、夕食の席に着いてみると、うちともう一組以外は全員が外国人だったので、ちょっと驚いた。数えてみると過半数である。
そういう状況なので、宿の中を英語がふつうに飛び交っている。掲示はほとんど二言語表示だし、ゴミの分別の指示に至っては英語でしか書かれていない(たぶん、日本語で表示するのを忘れていらっしゃるのだろう)。
夕食のメニューの説明も最初は英語でなされていた。
その中に、catfish というのが出てきたのだが、記憶違いでなければナマズのことである。
ナマズなんか食べるんだろうか、信州の特産なのかなと一瞬思ったが、奥さんによると、ニューヨークに住んでいたときに食べていておいしかったので、輸入物を取り寄せて客に出しているとのこと。
そういえば、アメリカなどではナマズを好んで食べる習慣があるというような話を聞いたことがある。
食べてみると、上品で淡泊な白身魚の趣で、泥臭いイメージとは一切無縁であった。
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ゲレンデでも同宿のアメリカ人と顔を合わせたし、その他の外国人(白人や黒人なのでおそらくそうだろう)もけっこう見かけた。
北海道のどこかの別荘地やスキー場がオーストラリア人であふれているという話は聞いていたが、こういう何でもない一般的なスキー場も「国際化」していることに初めて気づかされた。
それこそ、四半世紀以上前の日本のスキー場で外国人を見かけることはほとんどなかったと思う。
海外から来ているとすれば、円高で大変だろうに、それでも来る人はいるのである。
オーナー一家にニューヨーク駐在経験があり、英語も通じることから、特にこの宿には口コミで外国人が増えるのかもしれない。少なくとも2組は常連のようだったので、日本在住であろうか。
でも、だれもほとんど日本語はできないみたいだ。
今夜で3泊目だ。客は次々と入れ替わっていき、今日はとうとう(おそらく)日本人ばかりになったが、どうも、われわれ以外はみんな常連のようである。
オーナー夫妻のお人柄が、こういう宿を作り出すのであろう。
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