★誤報で「避難」
日本政府が「北朝鮮からの飛翔体」に関する誤報を出したため、秋田市の小学校で野球の準備をしていた子どもたち20人が体育館へ避難する騒ぎがあったという(朝日新聞)。
どこに落ちてくるかわからないものに対して、どう移動すれば「避難」したことになるのだろう?
弾頭なんかはついていないにしても、超高速の落下物だ。シェルターにでも入らない限り、どこにいたって危険度はそれほど変わらないだろうし、体育館なんかに入ったら、野外にいるよりもかえって危ないかもしれない。
第一、そこでじっとしているところへ落ちてくる確率は、一斉に避難しようとして混乱し、転んで頭を打ったりして死ぬ確率より明らかに低いと思うんだけど(もちろん厳密な計算はできませんが)。
避難を指示したのはラジオを聞いていた親だという。
マスコミだって、ちゃんと見聞すればまっとうなことも言っている。変に踊らされないで冷静でありたい。
まあ、子どもたちにはいい?思い出になるかもしれないけれど。
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コメント
ご無沙汰しております。
親たちの単なる過剰反応ですね。
政府機関だけオーバーに騒いでいると思ったら親もそれに釣られているみたいです。
何でも皆と一緒じゃなければダメなんでしょうか?
本当に戦争の危機になった時には大変な事になってしまいそうで怖いです。
投稿: まさたみ | 2009.04.05 17:26
コメントありがとうございます。
土曜日には、鳥取市の職員が政府の誤報のために47人を招集したそうです(朝日新聞)。もし、全国の自治体でそんなことをしているとしたら、ものすごい給与(手当)を払わなければなりません。
日曜日には鳥取県が「国内に着弾した」という誤報を県内の市町村にファクスしたといいます(読売新聞)。
「発射! 発射!」とかいってテンションが上がっている自治体職員の映像も見ましたが、何をそんなに興奮しているんだろうと思いました。
投稿: Wind Calm | 2009.04.06 22:30