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2010.04.29

★彼はそんなに夢中じゃない

 ハリウッド版『ラブ・アクチュアリー』。

 そのままカタカナで書きにくい題名だからといって、変な邦題(『そんな彼なら捨てちゃえば?』)をつけるのはやめてほしい。見る気が失せてしまう。

 ばかばかしい邦題に似合わず、豪華キャストが目白押しである。

 でもまあ、若い女性向けの映画なんだと思う。本家(『ラブ・・・』)には負けるが、私が見ても十分鑑賞には堪えるんだけど。

 だって、主人公の一人、ジェニファー・アニストンは40歳なんだから。

(He's Just Not That into You, 2009 U.S.A.)

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★体重と体脂肪率

 こんなメモ書き、ツイッターでも十分なんだけど、あっちはやっぱり消えて流れていってしまう感じがする。

 何でも残してとどめておきたい性格にはちょっと合わないのかもしれない。

 体重65.0kg、体脂肪率16.0%。

 15.0%ならもっとよかったんだけど、とりあえず、目標としてきた数字になっている。

 でも、数日前の絶食と消化管洗浄が影響しているかもしれない。このままキープしていきたい。

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★(改題)ア・ラ・メゾン回帰

 華麗なる変貌を遂げていた「北摂山手倶楽部 A' la Maison」が閉店したようだ。

 ゴールデンウィーク初日(といっても明日は仕事だけど)の朝、チラシをめくっているとアラメゾンが入っていたビルの広告があり、その中に「4月29日Pre Open」と書いたレストランの写真。
 それが紛れもなくアラメゾンの内部であった。

 内装も椅子もピアノも同じなのに、店名も料理内容も変わっている。それでも、もしかしたらあのシェフが改装オープンしたのかと思って、示されたウェブサイトを見てみると、やはりというか、違う。

 これからどうするのだろう。もとあった店に戻るのだろうか・・・(後記:もとあった店に戻ったそうです。yu-kiさん、教えていただき、ありがとうございました。)

 高級になってしまってから2〜3回しか行っていなかったが、蔭ながら応援していたのに。

 この不況であの路線はやはり厳しかったのか。飲食店の興亡はいつも哀愁を誘う。

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2010.04.27

★世の中は変わる

 大腸の内視鏡検査を受けた日、5時間も6時間もの病院の待ち時間に何をしようかと考えた。

 まだ見ていない映画をパソコンに入れていたので、それを見ることにした。でも、それだけでは時間が余ってしまう。
 本を読めばいいのだが、落ち着いて読める雰囲気でもないだろうし、そういう精神状態でもない。気楽に読めるものはないだろうか・・・
 手ごろな本がなかったので、昔買ったミステリを再読することにした。どうせ中味は忘れているのだ。

 その中におもしろい記述があった。

  出版社に勤務する主人公が、作家の女性を訪ねる場面である。その作家は、2年前に新築した家を禁煙にし、訪問者がタバコを吸う時はベランダに出てもらっているという。

 『ずいぶん、むずかしい人なんだな』
 と、竹平は苦笑した。
 現在、出版部員として、竹平が担当している執筆家には学者が多かった。中には変わり者という評判の人もいたが、訪問者にも禁煙を強いるような人はいない。これは、よほど覚悟してかからないと……。

 この書き方だと、自宅を禁煙にしている作家は、異常にわがままな変人ということになる。

 この作品(「兄をさがす」(佐野洋)は、1992年から1993年に新聞紙上で連載されていた一連の短編のひとつである。

 90年代前半には、この主人公のような感覚がごくふつうだったのかもしれない。少なくとも、佐野洋はそう考えていたのだろう。

 それから20年足らず。現在はどうだろうか。

 新築の家を禁煙にして、「すみませんが、タバコをお吸いになる時はベランダか外でお願いします」という人が、これほどの変人扱いをされることはまずありえないのではないか。

 むしろ、タバコが嫌いな作家の新築の家を訪問して、そこでタバコを吸おうとする人の方が、「異常にわがままな変人」ということにすらなりそうだと思う。

 思えば、前の職場を辞めた理由のひとつ(あくまで小さなひとつ)は、タバコの煙に悩まされ続けたことであった。この作品が書かれる少し前のことである。
 今はおそらく、あそこも「建物内禁煙」になっているのではないだろうか。
 ___

 世の中なんて変わらない・・・ よくそう言われたり思われたりしている。

 だが、世の中はわりとあっさりと、短期間で簡単に変わったりもする。いい悪いは別にして。

 時効がなくなるなんて数年前にだれが想像しただろう?
 1995年4月28日に倉敷で起きた殺人事件は、文字通り時効寸前に、永久に時効にかからなくなった(新たな法改正がなければ)。

 世の中は変わる。問題は、われわれがそう信じ、実際に変えていけるかどうかだ。
 願わくはいい方向に。

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2010.04.26

★税金の無駄遣いを減らす方法

 「事業仕分け第2弾」とやらがかまびすしいが、税金の無駄遣いを減らす方法など、いくらでもある。しかも簡単に。

 たとえば・・・

 道路交通法では、無余地駐車を除き、原則として路上駐車してよいことになっている。ところが、現実にはほとんどの道路が駐車禁止だ。都会や郊外はいうに及ばず、相当な田舎まで走ってもそうである。

 そのために、駐車禁止の標識が無数に林立することになる。ものすごくコストがかかると同時に、景観的にもマイナスだ。

 駐車禁止の看板が日本中にいくつあるか、把握している人はいるのだろうか?

 ぜんぜん見当もつかないが、もしかすると500万本ぐらいはあるかもしれない。一本あたり5万円で設置しているとすると、その費用は2500億円!である。
 道路は原則駐車禁止にし、駐めてよいところだけに看板を立てれば、2000億円以上が浮くのではないか。

 また同じく・・・

 道路交通法では、一般道路の制限速度は60km/hということになっている。ところが、現実に60という道路はほとんど存在しない。片側二車線、中央分離帯のある高速道路ですら、制限速度60km/hにしたりする(たとえば阪神高速道路・北神戸線)のが、この国の愚かな交通行政だ。

 その結果、50, 40, 30, 20という看板が林立することになる。法定速度で走れる道路がほとんどないため、「ここは『ほんとうに』60km/hで走ってもいいんですよ」とわざわざ言わなければならなくなり、本来標識が必要でない道路にまで60の看板を立てて、路面には60, 60と大書してある。

 最も多い制限速度(たぶん40だろうか)を法定速度にしてそれを表示しないようにするだけで、何百億かが節約できるのではないか。

 たとえばドイツみたいに、住宅地は30、街中は50、郊外は100というようにすっきり決めればもっと節約できるだろう。ただ、街の成り立ちが違うので、日本の場合は区別が難しいとは思う。
 ___

 ともかく、ほとんど手間暇をかけずに税金の無駄遣いを減らす方法はおそらく無数にある。

 事業仕分けもいいけれど、各方面からアイディアを募って実行していけば、あらゆる分野でものすごい額が節約できるのではないだろうか。

 (いうまでもなく、本エントリの「試算」はまったく無根拠なものです。)

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2010.04.25

★96時間

 リーアム・ニーソン版、ダイ・ハード。

 哀愁漂う弱気な父親が、娘のためにみごと非情に変身していく(というか昔に還っていく)。

 最初の敵を事故死に追い込んだ時には死の瞬間から目を背け、手がかりを失ったこととともに殺してしまったことへの悔恨も感じ取れるのだが、その後・・・

 まあご都合主義のサスペンスアクションなんだけど、うまくできているし、ラストシーンには涙が出る。
 ___

 リュック・ベッソン監督、フランス映画ということになるらしい。

(Taken, 2008 France)

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2010.04.24

★ガンガン言う医者

 生まれて初めて、大腸の内視鏡検査を受けた。

 終わってみると2度と嫌だという感じの検査だが、やる前はほんの少しは楽しみだった。なんであれ、新しい経験というのは好奇心をそそるのである。

 (お食事中やお食事前にお読みになっている方は少ないかと思いますが、もしそうなら以下はお読みにならないことをお勧め致します)

 朝8時台に病院に行き、検査が始まるのは午後2時。その間、わけのわからない透明の液体を2リットルも飲まされ、ひたすらトイレ通いをさせられる。なんでも、「体内には吸収されない液体」なのだそうである。
 前夜から絶食しているので、3回目には出るものはその液体ばかりになり、無色透明、きれいなものだ。消化管には何も残っていないということになる。

 それでも、その後さらに数回、その液体の排出にこれ努めなければならない。ホースの先をつぶした水道のような勢いで噴出する。
 それこそ3回目だったか、たぶん20年ぶり(その時はその後入院した)に経験するその感覚に、思わず笑いが漏れてしまった。

 苦笑でも失笑でもない。
 それに近い要素もあるが、むしろなんかこう、自分というか人間というか、その存在の間抜けさをいとおしく感じるような、微笑ましい気持ちであった。

 検査は、酸素飽和度と血圧と脈拍をモニターし、点滴を打ちながら行う。なかなか大ごとなのである。

 痛みなどぜんぜん予想していなかったのに、一度だけ激痛が走り、思わず痛い痛いと声を上げると、医者は「この程度で」とあきれたような口調で言い、麻酔薬の点滴を看護師に指示した。

 最終的な結果は病理検査を待たねばならないが、まずまちがいなく何でもないでしょうというような診断だった。

 同じ検査を受けた人が会計をしていて、3万円と言われて驚いていたので、自分もそうなのかなと思っていたら1万5千円であった。ポリープや初期ガン切除だと前者、生検だけだと後者の値段になるらしい。まったく正常なら1万円前後とかのようだ。
 ___

 今日の医者は、年齢は私と同じぐらいかと思うが、自信に満ちあふれた偉そうな医者だった。ここを紹介してくれた医師は、人のいい、少し気弱そうに見えるやさしい人だった。

 そんな正反対の2人に共通する点がひとつ。
 診察室での会話の当初から、やたらに「癌(ガン)」という単語を連発することである。

 こんな検査を受ける羽目になった理由は、便潜血検査で陽性が出たからだ。だが、陽性の人のうち、実際にガンであるのは約3%に過ぎないというデータがある。今日の説明でもそうだった。
 そんなとき、あなたが医師だったら、患者に「ガン」などという単語を使うだろうか。

 もし私が検査する病院を紹介した医師ならこう言う。

 「特に問題はないと思われますが、何か悪い病気が隠れていたりすると困りますので、一度きちんと検査をなさってみてはいかがでしょうか」

 それで患者が検査を渋ったらまた次の台詞を考えればいいが、こちらは検査する気満々なのである。

 検査を担当する医師ならこう言う。

 「念のために検査を致しますが、ほとんどの患者さんには重い病気は見つかりません。仮に見つかっても、進行も遅く対処もしやすい場合がほとんどですので、まずは気持ちを楽になさって下さい。」

 ところが、この病院が素晴らしいと紹介してくれた医師は、「友人が大腸ガンだったんですが、検査したお蔭で・・・」とか、聞きもしないのにガンの可能性をやたら強調するし、実際に検査を担当した医者などは、開口一番、
 「大腸の内視鏡検査の目的は、大腸ガンを発見することです」ときた。

 医学部の教育はいったいどうなっているのだ。
 ___

 ほとんど気にしていなかった私でさえ、検査が決まってからのこの1か月、ガンやら死やら人生やらという単語に少しは敏感になっていたし、そんな中、検査の2日前に同世代の知り合いの訃報を聞いたりして(当然のごとく死因はガンである)、微妙にナーバスになっているのである。

 あんなにガンガン言われたら、それだけで精神的に参ってしまう人だっているだろう。

 医学は進歩しているのかもしれない。
 しかし、年齢から言っても立場や技術から言っても完全に指導する側である医師2人が、ぜんぜん違うタイプにもかかわらず、患者への配慮なく同じように「ガン」を連発するようでは、医療現場におけるコミュニケーションの未来に希望が持てなくなってしまう。

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2010.04.21

★妙な店

 たまたま、妙な店を見つけた。

 入り口を入ると、左手にはスピーカやラジオなんかが並んでいる。その奥には、カメラ。

 さらに奥には、キャンプ用品、特にアウトドア料理のための道具なんかがある。

 振り返ると、右後ろには万年筆、さらに、時計なんかが置いてある。

 さらに後ろには、洗濯板とか手洗い用石けん。

 店内を右に進んでいくと、服なんかが置いてある。数は少ないが靴も。そこを左に曲がると台所用品。

 そして、一番奥には本・・・

 それだけではない、椅子やらアクセサリーやらも売っていた。他に何が売っていたか、にわかには思い出せない。とにかくいろいろあった。

 いったい、ここは何屋さんなのか。あ、もちろんスーパーとかデパートとかの類ではなく、ひとつのお店である。
 ___

 「セレクトショップ」という言葉を知らなければ、この店舗のあまりの異様さに驚いたことだろう。

 いや、驚いたのは驚いたのだが、「なるほど、こういうのをセレクトショップというのかもしれない」と思うと、自分の理解の枠にこの妙な店をあてはめることができて、居心地の悪さがいくらかは解消する。

 特にいいものというわけではないのだが、たとえば3千円ぐらいの木のお椀とか、1500円ぐらいのお箸とかそういうものが売っている。
 だが、客はもちろん?ほとんどいない。私が店にいた20分ぐらい?の間に入ってきたのは、3〜4人だったが、だれも何も買わなかった(と思う)。

 相当広い店内だ。店員だって3人はいた。とてもやっていけるとは思えない。家賃と人件費だけで毎月100万円以上かかるのは確実だろう。
 たぶん、毎日4〜5万円の粗利が出なければ営業を続けるのは無理だ。そのためには、十数万の売り上げが必要だろう。毎日・・・である。

 たとえば、3千円のお椀が50個売れなければならない。

 もしかすると土日には人が殺到して、1日で50万円ぐらい売り上げるのかもしれないが、素人目に見ると、半年持つかどうか心配になるような店である。
 ___

 あともう少し、というところで、欲しくなるようなものがない。一年後にまだ営業していたら、何か見繕って買ってみようかと思う。

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2010.04.20

★スペースシャトル無事帰還

 お風呂に入る前にちょっとニュースでも見ようと「報道ステーション」をつけると、ちょうどスペースシャトルが大写しになっていた。

 何でも、着陸を生中継している最中だそうで、2分ほどつきあうだけで着陸シーンに立ち会うことができた(といってももちろん、ただテレビで見ただけなんだけど)。

 「(当面)最後の日本人宇宙飛行士」もスペースシャトル自体も別にどうでもよかったのだが、たまたま着陸の瞬間を見ることになったら、やはりそれなりの感慨はある。
 ___

 それにしても、ランディングギアを出すのがすごく遅くてびっくりした。間違ってこのまま胴体着陸しちゃうんじゃないかと本気で考え始めたころに、やっとおもむろに車輪を降ろすのである。そこから着陸まで、ものの10秒もなかったと思う。
 あれでギアが降りなかったら、飛行機と違ってゴーアラウンド(着陸のやり直し)はできないから大変なことになると思うのだが・・・
(早めに降ろそうとして降りなければ、滑走路に消火剤を撒くなどそれなりに対処の方法はある。)

 逆に、旅客機が何分も前からギアを降ろしてるのは単に無駄なことなのだろうかと気になってしまった。

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2010.04.18

★ほんとに春らしい日

Img_6825l_32 ほんとに春らしい素晴らしい日だった。特に午前中。

 今年に入ってまだ2〜3回目、今年度初めての本格的な?鳥見。

 綺麗なオオルリを何度か見られたし、サシバ7羽の鷹柱コマドリは望外の収穫だった。キビタキを見逃したのが惜しい。

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2010.04.16

★アイスランドの「大規模噴火で欧州空路まひ」

 やっとそれなりのニュースになってきたようだが、夕刊なんかの扱いは不当に小さかったと思う。

 その時点で、ヨーロッパ8か国において空港のすべてが100%離発着を中止していたというのに。

 「英紙フィナンシャル・タイムズは「第二次大戦以来の事態」と伝えた」(sankei.jp.msn.com)という。

 なにせ、「2万4千便以上が欠航」(同)である。ふだん、そんなに飛行機が飛んでいるのかと思うほどの数字だ。

 だが、「空の足の乱れ」もさることながら、欧州の農産物や経済に与える影響はどれほどのものになるんだろう? ざっと見たところ、それに触れた記事はまだ見あたらない。

 机上の地球儀でアイスランドを改めて眺めてみると、大陸からは相当離れた島だ。そこにある火山がひとつ噴火しただけでこれだけのことになるとは・・・

 被害少なかれと祈る。

(追記:翌4月17日(土)の朝刊は1面トップになりました(朝日大阪))

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2010.04.15

★サンシャイン・クリーニング

 設定からは何かが起こりそうな気がするのだが、何も起こらない文学作品(褒めてます)。

 鑑賞後、「「リトル・ミス・サンシャイン」のスタッフが再結集したという触れ込み」の映画だと知り、納得。

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★幸福の花

 一昨日だったと思うが、幸福の木に花芽が出ていることに家人が気づいた。

 いつも咲いてから、下手をすると異様な甘い香りに部屋が満たされてから気づくので、珍しいことである。

 2年連続咲くのは初めてだ。しかも、たぶん初めて、花芽が2つも出ている。

 ほんとの幸福の花が咲けばいいんだけど・・・

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2010.04.14

★謎の鳥

 気温は低いが日差しはちょっと初夏を思わせる日。

 今シーズン初めて、センダイムシクイの囀りを聞いた。何度も。

 心残りなのは、謎の鳥に遭遇したこと。

 全体的に、ほんの少し青みがかった濃いグレーのような体色だった。最初、ルリビタキかと思ったのだが、大きさがシロハラぐらいありそうな気がした。
 それでいて、身を翻した瞬間に、なぜか、ソウシチョウ?と思った。鮮やかなオレンジというか黄色というか、そういう感じの色がちらっと見えたからだ。あれは初列風切りだろうか。ともあれ、ソウシチョウでないのは確かだ。

 それなりの時間(十秒足らずか)見ていたのに、どうも思い当たる鳥がない。あれは何だったんだろう?

 小口径で5倍の双眼鏡しか持っていなかったこと、鳥が暗いところにいたことも災いした。

 たぶんもう一生(大袈裟だな)、あの鳥が何であったか、確と知ることはあるまい。もやもやが残る。
 でも、だから、いいのかもしれない。

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2010.04.11

★園芸の虫

 1年ほど前から目まぐるしく開発されて、何だかちょっとした「おしゃれスポット」みたいに変貌しつつある、大阪府箕面市の小野原西を散歩してきた。

 パン屋に寄ったり、自然食品的なものを置いた店で買い物したりした後、5本よりどりで315円というのに触発されて、また苗を買ってしまった。

 春になると園芸の虫が騒ぎ出すのだ。

 もっとも、私の場合、ごくごく軽症で、しかも、植えてしまえば基本はほったらかしである。

 今回は、トウガラシ・ピーマン・トマト・キュウリにシソ。土の入った植木鉢がまだいくつか余っているので、もう少し何か買ってこようと思う。

Dsc02168_vga そうそう、玄関先のブドウにも、葉が出始めた。ただ、2本のうち1本は、もしかしたら枯れたかもしれない。
 それを補うように、地面から自然に新しい芽も出ている。

 春はやはり、何かが始まる季節だ。

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2010.04.10

★ほんとうの夏日

 今日は大阪府豊中市で25.0℃の最高気温を記録、ほんとうの夏日だったらしい。

 が、一歩も外へ出なかったので、実感はなかった。
 ただ、家の中にいても暑さを感じるほどで、花粉を気にしながら窓を開けて空気を入れたりした。

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2010.04.07

★冬日、ではないけれど

 一転して寒い日でしたね。

 大陸からの寒気が入って気団が入れ替わったんでしょうが、こんなにはっきりと出るとは・・・

 昔から、花冷えとか言いますが、こんなに極端だったのでしょうか。

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2010.04.06

★個人的に夏日

Img_6720_32 また、数年ぶりの釣り。

 息子がクサフグを釣り、私がヒトデを2回釣った以外はまったくのボウズ。
 クサフグは小学校の修学旅行でも釣ったといって、「縁がある」と喜んでいた。

 何度か帰ろうと言ったのだが、「まだまだ」「もう少し」と続ける息子。この我慢強さと根気が(以下自粛)。
 ___

 むしろ、ちょっとしたバードウォッチングになった。

Img_6741_32・ツバメ初見
・ヒバリ囀り
・トビ頻繁
・カワウも頻繁
・カモメSP
(大型・中型)数回
・ハクセキレイ
・アオサギ何度か
・スズメ
・ドバト

 不思議だったのは、ヒヨドリの群れが海上を低く渡っていったこと。60〜70羽ぐらいの群れだろうか、朝早めの時間、別々の群れが西から東へ3回ぐらい。あれは何だったのだろう? ウワサに聞く「ヒヨドリの渡り」なのだろうか。
 ___

 朝の6時半から、都合8時間近く空しく海辺にいて、「こんなことをしていると、何か哲学的な悟りのようなものが得られるかもしれない」などと夢想していたが、もちろんそんなことはなく、無為に過ごしただけに終わった。

 釣り場を後にして実家へ向かう途中、車外温度計は25℃を指し、今年初めてエアコンを入れた。

 個人的に夏日認定。

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2010.04.05

★爛漫・妖艶

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★「飛び立つママの夢」・・・

 「飛び立つママの夢」・・・夕刊トップの見出しである(2010年4月5日朝日新聞大阪本社版)。

 NHKラジオでは、男性アナウンサーが「ママさん宇宙飛行士」と呼んでいた。もちろん、スペースシャトル(ディスカバリー)で先ほど地球周回軌道に入った山崎直子氏のことである。

 では、国際宇宙ステーションにいる野口聡一氏は「パパさん宇宙飛行士」なのですね。
 どうして彼が打ち上げられた時は「飛び立つパパの夢」と書かれ(言われ)なかったのか。

 ふだん、男女(女男?)平等を高らかに掲げ、ひたすらこれ、民衆の木鐸たらんとしている?マスコミにしてこのありさまである。
 生放送のアナウンサーはともかく、見出しの方はだれか気づいて止めなかったのだろうか。
 ___

 かつては、「警察官」と「婦警さん」がいた。それが「警察官」と「女性警察官」に変わり、さらに「男性警察官」と「女性警察官」になった。
 「医師」と「女医」は、「医師」と「女性医師」になり、さらに「男性医師」と「女性医師」になった。

 マスコミにおける同じような呼称の変更はあらゆる業種に及んでいる。それでもまだ、「パイロット」とだけ言えば無条件に男性を指しているのはおもしろい。率から言うと、女性宇宙飛行士よりも女性パイロットの方が少ないだろうことを思えばまあ当然だろうか。ただ、ぽつぽつと「男性パイロット」という表現も見かけるようになってきている。

 これまでになかったような表現まで多用して男女平等に気をつけている(つもりの)マスコミが、「ママさん宇宙飛行士」とか「ママの夢」とか言って馬脚を露わすのはいかにも情けない。

 かといって、「パパさん宇宙飛行士」とか「パパの夢」とか言って平等にされても困るんだけれど。

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2010.04.03

★The Burning Plain

 シャーリーズ・セロン、キム・ベイジンガー。

 相互に関係のないいくつかの家族や人々が描かれ、これがどうつながっているのかと見ていると、何の説明もなく、時間が遡る。
 ふつうなら混乱するところだが、うまく作られているからだろう、観客は置き去りにはされない。

 自在に行き交う時間の中、どのエピソードがどの時間を描いているのかを気にかけながらも、そんなことより物語そのものに引き込まれていくうち、一気にピースがつながる。

 むしろ、もう少しもどかしい思いをさせてくれてもという気はするが、よくできている。

 どちらかというと寡黙な映画なので、登場人物の内面は見ている者の感性で描写せざるを得ない。
 意味ありげに登場する飛行機と鳥の含意も。

 ただ、終わってみるとシンプルな映画で、深みがあるかというと微妙な気がする。
 ___

 邦題があまりにひどいので、取り上げませんでした。予備知識なしでご覧になるのがいいと思います。

 製作総指揮もシャーリーズ・セロンなんですね。大したもんだ。

(The Burning Plain, 2008 U.S.A.)

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2010.04.01

★かくて新年度

 さっき、新年度になった。

 職場の名前も変わって心機一転・・・とはいかないところが憂き世のサガ。

 だいたい、職場もポジションも同じなのに、なんじゃらかんじゃらと名称や身分?が変わるのはもう5回目ぐらいじゃないだろうか。

 そのたびに、膨大な手間暇を浪費している。もちろん、金銭的コストも。

(あ、当分出世しそうにないからと、大量に(もちろん自費で)作った名刺を何とかしてくれ)

 郵政なんか、もっと大規模に同じような無駄を垂れ流しつつ、法律いじりや組織いじりを繰り返すんでしょうね・・・

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