◆低調なブログ
このブログがいやに低調である。
いやもちろん、開設当初(2004年1月)からずっと、別に大したことを書いているわけではない。だがたぶん、書いた回数も内容も、今月が一番薄いのではないかと思う。
前半は体調が悪かったせいもあろう。しかし、後半になっても、こうやってその低調ぶりをネタにして書いたりするまでに落ちぶれている。
何となく気分がすぐれず、その影響がこんなところにも現れているのかなと思う。Wii Fitも、今月に入ってから数回しかやっていない。
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さっき、持病に関する情報を集めようとしていたら、情報商材の詐欺的販売のページがやたらにひっかかってきた。素人の思いつき程度の作文を書いた pdf ファイルを数万円で売るアレである。
そんなものでも100人程度が騙されてくれれば数百万円の収入にはなる。それでいて、たぶん詐欺罪を構成しないようにうまく立ち回っている。
世の中にそんな輩がはびこっていることが、気分を落ち込ませる。
車の窓から煙草の吸い殻やゴミなんかを外に捨てている奴を見たりすると、やりきれなくなる。
それをまた、ボランティアの方々なんかが片付けていたりすると、余計につらい。
悪人はやりたい放題で、その後始末は善人がするのか。
昔からずっと続いている、たぶん知らんぷりをするのが一番いいようなことを気にして精神をささくれ立たせても、いいことは何もない。
そんなことは百も承知なのだが・・・
最近、やっとわかってきたことがある。人生のあらゆる難問?に対する答は、既に出ているのだ。カントの昔や漱石の昔、いやたぶん、孔子の昔やアリストテレスの昔から。
問題は、0歳からもう一度生き直さなければ、人間は成長できないということだ。
凡人も先哲と同じような壁にぶつかっていくのに、凡人には先哲の思想をなぞることすら手に余り、出された答を感得するほど長くは生きられないのである(仮にたとえば300年生きればできるとしても)。
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数日前、書斎の電灯が切れた。蛍光灯を替えてみて、器具自体が故障していることがわかった。一番気に入っていたやつなのだが、もう20年以上使っているので仕方がない。
2〜3日前から、口蓋隆起に傷がついて痛み、食事がおいしく食べられない。
昨日、右手小指の爪が割れた。この前爪が割れたのがいつだったか思い出せない・・・
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コメント
ずるい奴やずる賢い奴らのほうが、のうのうと裕福な暮らしをしているのを見ると、わたしもムカつきます。
清廉潔白だけでは生きてゆけないこのご時勢で、わたしなりに悟った結果として、『馬鹿正直はバカ』を座右の銘の一つにしていますが、なかなかバカから抜け出せませんね。
>0歳からもう一度生き直さなければ、人間は成長できないということだ。
これは、古今東西生きとし生けるものに共通する命題でしょうが、わたしはこの命題の突破口の一つとして子育てを考えています。
ある書物によると、DNAには肉体的な遺伝子とは別に、親の世代の体験や感性も引き継がれるらしいです。例えばヘビなどの爬虫類を見て嫌な感じがするのも、太古の昔に恐竜に追いかけられた恐怖体験がDNAで伝えられたからとか。
たとえわが身が滅びても、DNAを引き継いだ子供や子孫が自分よりも立派に生きてくれるなら、来世に生まれ変わったのと同じだのではないかと。その為に、自分自身や子供たちがいろんな経験や努力を通じてステップアップし、後世に良いDNAを残したいと。
少し硬いマジレスで失礼しました。
投稿: Ashgarden | 2010.06.23 12:51
多分、タバコを吸い出したらしばらくは気分がよくなるよぉ~(邪笑)
気圧の変化で脳内神経伝達物質が混乱しているのだと思う。原因は阪大病院なんかへ行くからだよ。病院へ行くと多重検査で、その人にとってはバランスの取れた標準外状態が、重病と判定されるから、どんな人も「おまえは、もう、死んでいる」扱いされるからな。できるだけ病院には行かないことだね。そしたら細々と、元気になる。
それと治療方法だが、
40代にして鉄道模型に走る、とか。
iPad に病みつきになるとか。
別宅を設けるとか(意味の多義性!)。
遅れた芥川賞作家になるために精進するとか。
葛野に来て、手かざし療法をうけて、うまいざる蕎麦をたべて、治療費を10万円くらい出すとか(健康保険が効かないから、高く見えるけど、治れば安い)。
Muならいろいろな方法を試みてきたので、お伝えできます。PDFじゃなくて、口頭、一子相伝みたいな方法じゃね。
そしたら、同じblogが輝いて見えてくるぞぉ。
再見
投稿: Mu | 2010.06.23 18:13
Ashgarden様
いつもありがとうございます。北海道の鳥見行、羨ましく拝見しておりました。
おっしゃること、身に沁みてわかります。わたしのDNAを直接受け継いでいるのはうちの息子だけなので、最近は孫をたくさん作るように、半ばは本気で言っています。ただ、これからの日本に産み落とされることになる私の孫を待ち受ける過酷な運命(になる可能性)を思うと、「生まれなければ(本人にとって)一切の苦労はない」という気もちょっとしています。
どうなることやら・・・
Mu様
阪大病院には行っておりませんが、おっしゃる通りかもしれませんね。医療人類学では、病院が患者を無力化する装置として機能していることが言われているようです。Mu様のように大病を患わなくても、患者は容易にまな板の上の鯉にされてしまうシステムになってますね。
「遅れた芥川賞作家になるために精進する」というのが良さそうですが(笑)、いつのまにか「遅れた」になってしまっているのに愕然とします。でも、漱石が小説を書き始めたが40ですから、私だと良くて80からかもしれません。
投稿: Wind Calm | 2010.06.26 15:43