★ストレスフリー?
(尾籠な話になりますので、苦手な方は以下をお読みにならないでください)
お盆の休暇に入ってから、長い?人生で記憶のないような快便が続いている。
バナナの固さが理想なのだそうだが、バナナよりはかなり固く(触ったわけではないのでたぶん)、出すのにかなり力もいるので、理想的ということではないと思う。
しかし、いつもより太目の連続体が基本で、俗に言う一本○のような感じである。
稀にはあるが、それが数日続くというのはおそらく初体験だ。
ふだんから特に胃腸の調子が悪いわけではない。下痢も便秘もほとんどしない。だが、健康な排便ができているかというと、決してそういう感じではないのが常である。
今回の経験から、「もしかして、世間の健康な人は毎日こんな感じの便が出ているのかな」と初めて思った。
理由は、多くのストレスから解放されてのんべんだらりと過ごしていること以外に考えられない。
休みに入ってからもストレスフルなメールは来ていたし、たった一日(ただし、時間にすると48時間)チェックしなかったら次の日には電話までかかってきた。それで仕方なくメールボックスを開けると、意味のあるメールだけで50通を越えていた。
結局、もろもろのために休暇を中断して一日出勤したし、その後もメールは引きも切らない(水曜日あたりから、さすがに勤務先から来るのはぐっと減ったが、その他のメールもほとんど仕事絡みである)。
しかしそれでも、なるべく仕事を忘れてごろごろしたりしていると、こんな健康的な便が出たりするのだと感心している。
これまでも「休み」はあった。たぶん、人並み以上に。なのに今回のようなことが起こらなかったのはなぜなんだろうと考えてみた。
おそらく、これまでは何らかの仕事上の締切に追われているか、どこかに旅行に出ていることなんかも多く、ふだんの生活とはまた違うストレスにさらされていたのではないだろうか。
今回は締切がなく(あっても先送りにして)、旅行にも出ていないので健康なのだ。たぶん・・・
休暇中のできごとと言えば、家人の両親・弟家族と2回、私の両親と1回食事したことと、1度だけ鳥見に出かけたことのみ。しかも食事のうちの1回は鳥見と同じ日である。食事前に墓参もすませた。
あとはほとんど何もしていない。仕事や人生の「悩み」も、いつもよりはいくぶん軽くなっていると思う。
___
でも、こういう生活がストレスフリーで健康にいいのであれば、仕事を辞めてのんびり隠居でもするしかなくなる。
いやもちろん、辞めたくないわけではないのだが、そうそう辞めるわけにもいかないし、将来隠居したら海外に住みたいと思っているのだ。年を取ってからの海外住まいは、仮に可能だとしてもけっこうストレスが多いことだろう。
最近読んだブログの中の表現が少し心に響いた。
あんなにイヤでイヤで仕方がない会社に毎朝出かけていくのも、すべては「不安の少ない未来」を手に入れるためなのだ。(たぬきちの「リストラなう」日記)
私の場合、「あんなにイヤでイヤで仕方がない会社」というのは当てはまらない部分も多い。曜日によっては大きな楽しみであったりもする。
だが、いずれにせよ、「不安の少ない未来」を手にするために、「ストレスフルで不健康な現在」を日々送っているというのは、何だか逆説めいていて、もの哀しい。
「不安の少ない未来」が確実に来るかどうかすらわからないのに。
(ココログの障害で、昨夜書いたのにアップできていませんでした。今も、画面遷移にものすごく時間がかかっていて、更新内容がブログに反映されません。いつになったら表示できることやら・・・ なのに、障害情報は出ていない。こういうのもストレスになりますね・・・)
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コメント
同感です、あくせく働いて定年を迎えた頃には体力・気力とも消えうせてしまい、老後の夢だった海外旅行や別荘暮らしや趣味に没頭する日々は何一つ実現できずに「毎日が無為な日曜日」をすごしてる(と思われる)先輩方を多く見かけます。
日本国民は諸外国に比べて収入が多いはずなのに、幸福感が正比例しないのは政府の無策のせいなのか...
投稿: Ashgarden | 2010.08.16 13:35
ありがとうございます。私の「幸福感」が少ないのは性格に問題があるのだろうと思っております ^^; 客観的にはもっと幸福であっていいはずなのですが・・・
ただ、官僚制というか役所的というか小姑的というか、そういう無意味に消耗させて何も生み出さないような種類の仕事が多く、そのせいで何かを生み出す気力も奪われるようなストレスフルな状況には心底辟易しています。
投稿: Wind Calm | 2010.08.17 22:29