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2011.01.30

■リミッツ・オブ・コントロール

 今度は不可思議で意味深で哲学的な映画。

 スペインが舞台のロードムービーになっていて、それだけはちょっと見ごたえがあるのだがrenfe とか久しぶりに見てちょっと感動した)、あとは何のことかわからないというのが正直な感想。

 そもそも、主人公がほとんどしゃべらない。

 まあ、これは『ザ・エッグ』と違って芸術作品なのだろうとは思う。

 まだ途中でこれを書いているのだが、いったい何が描きたいんだろう?

(The Limits of Control, 2009 Spain, U.S.A., Japan)

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■ザ・エッグ 〜ロマノフの秘宝を狙え〜

 モーガン・フリーマン、アントニオ・バンデラス。ミミ・レダ−監督。

 なのに、B級クライムサスペンス。かなり損した気分・・・

 強制的に日活のCMを見せられるDVDの作りも嫌。

 お勧めしません。

 それにしても、何で原題が2つもあるんだ?

(The Code/Thick as Thieves, 2009 U.S.A., Germany)

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2011.01.28

■「彗星のごとく現れた大型新人!」

 芥川賞を取った朝吹真理子氏の本、『きことわ』(新潮社)の巨大なカラー宣伝を新聞で見た。

 曰く、

 「彗星のごとく現れた大型新人!」

 どんだけ文学センスないねん・・・

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2011.01.25

■やさしい嘘と贈り物

 老いらくの恋を描いた純愛ロマンかと思いきや・・・

 冒頭からさまざまに爆笑させられる。主人公が出てくるだけでおかしい。

 家人と「これはコメディじゃないはずだ」「いや、どう見てもコメディじゃないの」「これ、映画館で見たら笑えるかなあ」「笑えるでしょ。どうして?」「いや、周りに遠慮して大声は出せないと思う」などと言いながら楽しむ。

 何しろ大まじめに作ってあるし、笑わせようという作為は感じられない。たいしたものだ。

 それとは別に・・・

 何かウラがあることは、邦題からわかってしまう。
 原題の Lovely Still だったら、「老いらくの恋を大まじめに純愛ロマンとして描くと、途轍もないコメディになるんだなあ」と思っただろう。

 しかしもちろん、映画全体としてはむしろシリアスな情愛の物語なのだった・・・

 この年齢のロマンスを見るのはかなりキツかったが、お薦めの映画ではあります。

(Lovely Still, 2009 U.S.A.)

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2011.01.23

■エナガ

Img_9548_32
 先日自宅のリビングから撮影したエナガです。可愛くて、だけに置いておくのはしのびなくて・・・

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2011.01.21

■トラブル・イン・ハリウッド

 ロバート・デ・ニーロ、ショーン・ペン、ブルース・ウィリス他、豪華キャストのハリウッド内幕もの。

 ポルシェ・カイエンに乗る敏腕プロデューサーのロバート・デ・ニーロでも、思うようにならない周囲の人物に翻弄され、情けない日常をおたおたと送らざるをえない。

 現役プロデューサが自身の体験をもとに脚本を書いたと聞くと、世の中に颯爽とした華麗な仕事なんてないんだろうなということが何となく理解される。

 まあ、それを知っても、自分の仕事の情けないおたおた部分がマシになるわけではないんだけれど・・・

(What Just Happened, 2008 U.S.A.)

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2011.01.19

■フローズン・リバー

 カナダ国境近くのアメリカ。冬、2つの国を凍った川が隔てている。

 新しいトレーラーハウスが配達されるというのに、その支払いのためのお金を持って蒸発してしまったギャンブル中毒の夫。

 ささやかな「新居」の夢は遠のき・・・
 ___

 救いの少ない貧困とそのために荒みがちな感情が、荒涼とした白い大地に重なるように描かれる。

 クライムサスペンスともいえるような映画ではあるものの、話はあくまで静かに進み、決定的なカタストロフも訪れない。

 アメリカ社会の負の諸側面、特に先住民の抱える問題を描きつつ、人々の心の中に埋み火として残る温かい感情が芽を吹き、交流へとつながっていくことに救いを求めている。

 幸せ、というほどのこともない、単なる安住への道すら遠く険しく、たとえ手に入れても脆く儚いものかもしれない。

(Frozen River, 2008 U.S.A.)

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2011.01.16

■凍る朝

Dsc05177 休日出勤。
 家を出るときちょうど雪が降り始めたが、職場に着くころにはやんでくれた。

 驚いたのは気温。
 車外温度計が零下 3.5℃を示している。今の車に10年近く乗っているが、自宅周辺でこんな温度を見たのはおそらく初めてだ。

 昼間の気温はわからないが、帰宅時も氷点下。まあ、雪がほとんど降らなくて幸いだった。
 ___

 今、ニュースを見ると、広島やら名古屋やらでも積雪があったらしい。大阪ってほんとに降らないなあ・・・
 まあ、滑らなくていいんだけど。

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2011.01.15

■ボクって青年だったのか・・・

 菅第二次改造内閣が発足し、官房長官になった枝野幸男氏(46)がしゃべっているのをラジオのニュースで聞いた。

 「老壮青のバランスの取れたそれぞれの持ち味を生かせる布陣」(nhk.or.jp)なのだそうである。

 聞いている間に少なくとも2回「「老壮青」を繰り返した。

 言うまでもなく、老年(老人)・壮年・青年のことである。

 老人といっても最高齢で72歳、この時代だとまだまだ行ける気はする(あくまで年齢だけの話です)が、それはまあよい。

 壮年は、いて当然だ。

 でも、「青年」って何だ? 一番若いのは蓮舫氏で43歳、その他に40代は枝野氏を含めて3人いるだけだ。30代はもちろんいない。

 ということは、40代のこの4人が「青年」だというのだろうか。

 いくら史上最年少の官房長官とはいえ(たしかにちょっと若すぎると思う)、「青年」はいくら何でもあつかましくはないか。

 それだと私も青年だということになってしまう。
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 公私ともに?それどころじゃないのだが、無駄口を叩いてみた。

 明日の雪がひどくなければいいんだけれど・・・

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2011.01.11

■母たちの村

 女子割礼、最近では女性器切除や FGM(Female Genital Mutilation)などと呼ばれるようになった古い慣習は、アフリカ大陸の赤道沿いを中心に今でも広く分布している。

 出血や感染症による疾病や死亡、施術時の苦痛、施術後の障害など、非常に問題の多いその行為はしかし、文化や伝統や宗教の名を借りて、長い間続けられてきている。

 近年では、国連がこの慣習の根絶を目指して努力していることも知られてきた。
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 映画は、自らも FGM で苦しめられ、娘たちをも失った母の思いと行為を描く。

 「悪しき」伝統と闘う術は、「庇護を求めてきた者は何としても守らねばならない」という「善き」掟である。

 FGM から逃げてきた4人の子どもを掟どおりに庇護することで、別の掟である悪しき伝統を打ち破ろうとするのだ。
 この庇護を表す「モーラーデ」という言葉が映画の原題になっている。

 半ば命がけとも言えるモーラーデの決行が、徐々に村の女たちを、そして限られた男たちをも変えていく・・・

 悪弊を打破するためには、こうして当事者が闘うに如くはないだろう。茨の道と呼んでも生ぬるいほどの困難なことではあるのだが。
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 フランスとの合作ということだが、南アフリカを除いて、アフリカ(だけ)を正面から描いた映画を見るのは初めてかもしれない。

 登場するのはあくまで土着の人々である。
 彼らの文化や習慣、不思議なコミュニケーションの作法など、説明なしに次々に描かれる様子は、繰り返されるにつれてその世界が何となく了解されるように構成されている。
 もちろん、解説してもらえればより理解は進むのだろうが、無理にわからせずに謎を残すところがまたよい。

 結局、「ほんとうに」わかることなどできないのだから。
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 文化相対主義や多文化主義は FGM を認めていいのか。
 FGM を「自己決定」した場合は?

 「簡単に答えは出ない」などと言って逃げずに、ここはすっぱり、「認めるべきではない」と宣言したい。

(MOOLAADE, 2004 Senegal, France)

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2011.01.09

■速い !!

 鳥たちは今日も、とてもパンクチュアルだった。

 ただ、昨日より群れは少なく、大きいのは3つだったように思う。

 それとは別に、2羽〜数羽の群れがいくつか。3羽のものは遠ざかっていく姿をしばらく見た。

 しかし・・・

 私の目では、カモかどうかさえわからない。とにかくものすごく速いのだ。

 遠くの群れが左から右へ動く間は双眼鏡で追えるものの、遠すぎて何とも言えない。

 後ろから現れて頭上を前方へ行く群れは、双眼鏡を目に当てるころにはかなりの距離をぐんぐん遠ざかってしまっている。
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 経験上、羽根の動かし方と飛行速度から見て、カワウではない。

 シルエットも総合すると、カモ類しか考えられないのだが、カモがああいうふうに飛ぶのをほとんど見たことがないので、確定的なことは言えない。
 それでも、まず間違いなくカモだろうとは思う(98%ぐらい)。

 いったいどれぐらいの速度で飛んでいるのだろうとネットで調べると、いろんな数値が出てきてまちまちである。測定も難しいらしい。
 もちろん、カモにもいろんな種類があるので、種によっても飛行速度は違う。

 だが、今日見たカモ?が「ものすごく速い」のは確かである。60km/h と書いてあるサイトがあったが、とてもそんな速度ではなかった(もちろん、それぐらいの速度で飛ぶ場合もあるだろうが)。

 あの距離を車が通過する場合、セスナ172などの小型機が通過する場合、サイテーションなどのジェット機が通過する場合・・・など、自分の体験に当てはめて考えてみると、少なくとも 100km/h 以上は出ているという確信めいたものがある。もしかしたら、150km/h 近く・・・
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 とにかく暗くて、シルエットしか見えない。速度を測るのはまず無理。

 謎の鳥はずっと謎のままなのだろうか・・・

 (木星の衛星が2つ、双眼鏡でも確認できた。前からそうだったっけ?)

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2011.01.08

■正体見たり !?

 郵便物を出すついでに、例の謎の群れの正体を暴くべく、カメラを持って出た。

 望遠レンズをつけた一眼レフを持って住宅地をうろうろするなど、このご時世には少々危険である。
 万一何かあらぬ嫌疑をかけられた場合、読者の皆さんでぜひ冤罪を晴らしていただきたい ^^;

 幸い、というべきか、自宅前に帰るまで群れは現れず、レンズはずっと下を向いたままだった。

 自宅前に戻ったのがやはり日没後30分ごろ、待っていると、ほどなく、かなり前方を群れが通過していった。

Img_9615_sqr 三日月が出ていて、それなら 1/20 ぐらいのシャッター速度で切れるが、薄暗い彼方の鳥の群れには、そもそもピントが合わず、シャッターがおりない。

 仕方ないので、月だとか遠くの家の屋根だとかにあらかじめピントを合わせておいて、フォーカスをマニュアルにする。マニュアルとはいっても、実際にはピントリングは動かさ(/せ)ない。

 オートブラケットで撮影していると、3枚目のシャッタースピードは数秒というレベルになっている。こんなので写っているとはとても思えない・・・
 ___

 群れは、たかだか3分か5分の間に7つも通った。
 それを過ぎると、1羽か2羽のはぐれ鳥が飛ぶばかりで、それすら数分も経つとぱたっといなくなった。
 さっきの月の左に木星(たぶん、一番星だ)が明るく輝きはじめると、もう飛ばない。

 カントのように正確な連中である。

 しかし、うちの家の真上がルートだということはなく、移動の方向も道筋も、かなりばらばらであった。
 ___

Img_9628_32 さて、肝腎の同定だ。

 当初、カワウだと断定したくなったのだが、もしかしたらカモかもしれない。明日は双眼鏡を持ち出して決着をつけようと思う。

 ご近所のみなさま、バードウォッチャーですので、お間違えなく。

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2011.01.07

■Word が勝手に1行分次のページに送る問題

 ワードのさまざまなお節介機能にはほとほと嫌気がさす。
 インストールするとすぐ、ほぼすべてオフにするのだが、新たなバージョンをインストールするとまたそれをやり直さねばならないのも腹が立つ。

 さらに、そうやっていても伏兵がいることを知った。

 家人の書類だが、ページの最後の方で改行すると、勝手にその一行を次のページに送ってしまい、最後の一行分が空白になってしまうのだ。

 これは、その段落にお節介機能が働いているからである。

 メニューから「書式」→「段落」を選び、「改ページと改行」タブをクリックして、すべてのお節介機能をオフにしてやればいい。
 あ、その前に、該当段落を選択しておくのをお忘れなく(私なら文書全体を選択しておきます)。

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■Word for Mac で改ページ

 Microsoft Word for Mac で改ページを入れようとすると、ちょっと見たところ、挿入メニューから「区切り」→「改ページ」を選択するしかなさそうである。
 その下の「段区切り」にはキーボードショートカットが表示されているのに、「改ページ」には表示されていない(あほちゃうか)。

 だが、いちいちメニューから選んでいたのでは不便で仕方がない。

 ネットで調べてみると、うまくいかない方法や間違った方法などが紹介されているのが散見される。マック用の情報も乏しい。

 結論的には、shift + fn + return で改ページが入る(はずだ)。少なくとも、マイクロソフト ワード for Mac 2011ではそうだし、以前のバージョンでもたぶん同じなのではないかと思う。

 ワードをあまり使わないので、これまで深く考えずに、「段区切り挿入」や「セクション区切り挿入」のショートカットで代用してきたが、いろいろ弊害が出ていた。

 備忘をかねて、お役に立てば。

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■大統領でも止められないのか

 「米 新核爆撃機開発へ 国防長官表明 無人機も検討」だそうである(朝日新聞)。

 「ゲーツ米国防長官は6日、核兵器を搭載できる新型の長距離爆撃機開発に国防費を重点的に投入する方針を明らかにした」らしい。

 「核なき世界」を目指すと表明した大統領でもこれを止められないのかと思うと、暗澹たる気持ちになる。
 ___

 ただ、核兵器が現に存在する以上、それを「搭載でき」ない「新型の長距離爆撃機」というものは想像できないので、メディアによる言葉のアヤのような気もするんだけれど。

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2011.01.06

■無邪気なカケス

 阿蘇の外輪山に墜落した小型飛行機(パイパー・マリブ・ミラージュ)の残骸に、カケスらしき鳥が降りてきて止まる様子がニュース映像に映し出された。

 その偶然を目にして、何とも形容しがたい気分になった。

 無邪気に周囲を見回している鳥は、まさか自分の足もとにあるのが、自分より遥かに高いところを何倍もの速度で飛べた機体だとは想像すらしていまい。

 やりきれないのは、機械はカケスほど器用には飛べないという事実だ。
 カケスは飛ぶのが上手な鳥だとは言えないんだけれど、それでも。
 ___

 亡くなったお二人には心から哀悼の意を表したい。

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2011.01.04

■手首の太さ

 新しく買った時計のベルトを年末に調整してもらった。

 外すコマの数が微妙だったが、最初に少し余裕を持たせてもらって試すと、大きすぎて時計が回ってしまった。
 そこでもう一つ外してちょうどよくなったと思っていた。

 フィットしている中にもゆとりのある感じで、場合によってはもう一つ外してもいいかなとすら考えた。

 ところが、次の日、それをはめてみると微妙にきついのである。外した後、時計の痕がくっきりと手首に残るぐらい。

 これは調整に失敗したかなと思った。

 しかし翌朝、今度は緩い。ちょっと余裕がありすぎるぐらいだ。

 初めて気づいたのだが、手首の太さは一日のうちでも変化しているのである。しかも、同じ時計が「ちょっと緩い」から「ちょっときつい」に変わるほど。たぶん、5mm以上違うのではないかと思う。
 これまでは余裕のある時計をしていたので気づかなかったのだ。

 わかってきたのは、朝は緩いこと。

 エコノミークラス症候群のように、運動不足のまま夜を迎えると むくむ のだろうか。適度な運動をすると緩いまま夜を迎えられるのかどうかはまだ試していない。

 今はめてみるとやはりちょっときつめだが、もしかするとこれが健康管理のバロメータとして使えるのではないだろうか。
 いずれにせよ、また1コマ足すと回りかねないので、このまま使っていろいろ実験してみようと思う。

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■ねぐらへ帰るとて・・・

 ここのところ、毎日のように、鳥の群れが南西から北東へ飛んでいく。

 日没後、かろうじて明るさが残っているころだ。今調べてみると、日の入りから30分後だった。

 今日はみごとな群れで、100羽ぐらいいたかもしれない。さわさわさわの中に柔らかなきしきしきしが混じったような、えもいわれぬ飛行音である。

 毎年の恒例だと思うのだが、4年前にも2回同じことを書いている。逆方向に飛ぶこともあるというのをそれで思い出した。
 たぶんムクドリだと思うのだが確証はない。

 うちの家がちょうどルート上にあるようだ。夕刻、20分ほど待っていれば必ず通るはずだから、今度の連休にでも、撮影に挑戦してみようか。

 あの暗さ、あの距離で、どうすれば同定できるような写真が撮れるだろう・・・

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2011.01.03

■メールが・・・

 丸1日、仕事用のメールアドレスにメールが一通も来なかった(※)。ただの一通も・・・

 こんなことは記憶にない。

 書くことはそれだけの日。
 なんにもしなくても一日が終わってしまうのはどうしてなんだろう? 紙の年賀状さえ、私には今日は一通も来なかった。

 あ、『アマルフィ 女神の報酬』は見たけど。

 あ、違う違う。『ハーツ・アンド・マインズ』を途中まで見た。有意義な日じゃないか。

(Hearts & Minds, 1974 U.S.A.)

※スパムを除く

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2011.01.02

■100000km 到達

 車の走行距離が10万キロに達した。

 去年の11月初め、青森からの帰りに到達するはずだったのだが、向こうで不動車になり、車だけ船などで帰ってきたために今日になった。

 青森にいる時から、10万キロのオドメータを記念写真に撮ろうと思っていたのだが、今日、実家を往復した帰りにあっさり過ぎてしまった。
 「あと10キロ」と思っていたのに、次に見た時にはもう8キロ過ぎていた。

 99999から100000に変わる瞬間も見たかった。どうでもいいことなんだけど、やっぱり残念である。

 昔の車なら、10万キロ走るとメータがゼロに戻ったりしたものだが、うちの車は少なくとも99万9999キロまでは刻めそうである。もしかすると100万を超えても大丈夫なんじゃないだろうか。万一そこまで車がもっても、私の方がもたないけれど。
 ___

 別件:
 真っ昼間、気温も10℃を超えたりしているのに、阪神高速北神戸線の箕谷以北が雪のために通行止めということで、並行して走る一般道で大渋滞に巻き込まれた。
 雪なんかほとんどまったくないのに、大層なことである。

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2011.01.01

■ザ・ウォーカー と ザ・ロード

 たまたま2つ続けて見た。前者は年末に、後者は正月に。

 文明崩壊後の世界を、前者ではデンゼル・ワシントンがひとり西へ向かい、後者では善き父子がふたりで南へ向かう。

 もちろん、世界観もストーリーもまったく違うのだが、どうしてこんな終末的な映画を2つも同時期に見てしまったんだろう。

 いずれも年末や正月に見るような映画ではないが、どちらもよかった。
 昔なら、前者のほうをより楽しんだかもしれない。しかし、現在ではかなりの差で後者のほうが素晴らしく感じられる。
 ___

 後者でロバート・デュバルの名前として思わせぶりに言及される Eli(イーライ/エリ)が、前者ではデンゼル・ワシントンの名前であり、映画の題名にもなっている。聖人の名前でもあるらしいのだが、終末的世界を歩き続ける人物の名前としてふさわしい暗示のあることが、キリスト者にはわかるのだろうか。

 映画全体の理解を考えてみても、違う文化に住んでいることに少しもどかしさを感じてしまう。

 それにしても、後者、脇役が無駄に?豪華なのはどうしてなんだろう。ロバート・デュバル、シャーリーズ・セロン、ガイ・ピアーズ・・・

(The Book of Eli, 2010 U.S.A.)
(The Road, 2009 U.S.A.)

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■明けましておめでとうございます

20110101blog
        本年もよろしくお願い申し上げます。

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