■周回遅れの iPad
何だかあまり話題になっていないようなのだが、震災で発売が遅れていた iPad 2 がひっそりと?発売された(そして、もっとひっそりと新しい iMac も)。
昨年、周囲の畏友たちが全員 iPad を手に入れるのを横目で見ながら、例によって様子を見ていたのだが、わずか1年後に発売された iPad 2 のスペックを眺めていて、ついふらふらと手に入れることを決めてしまった。
少なくとも iPad 3 になるまでは手は出さないだろうと漠然と考えていたのに、2の段階でかなり魅力を増している。
以前、T-1 という名前のデジカメを買ったとき、次に買うのは T-7 だと、半ば冗談で言っていたら、本当にそれになってしまったぐらい、私はなかなかものを買わない(というか、7になるのが早すぎるのである)。
しかし、iPad のような革新的デバイスが発売された場合、ともかくも自分のものにしていろいろ触ってみないと、この分野に関する発想がどうしても保守的で時代遅れのものになってしまう。
だから、結局は役に立たなかろうがすぐに飽きようが、あるいは宝の持ち腐れになろうが、とりあえずは手に入れて使いこむのが正しい道だ。
それはわかっているのだが、iPad にはやはりちょっと納得できなかった。
もやもやした思いを抱えているところへ、わずか1年で魅力的な製品が出てきたので、今度は背中を押されてしまったわけだ。
既に iPad を使っている同僚を横目に見ながら、「待ったお蔭で自分はもっといいものが使える」と密かに悦に入っていたら(嘘です。そんなに性格は悪くありません)、まさかというか、同僚も iPad 2 を注文したと聞いた。
わずか1年前に買って、また買うんですか・・・
いやしかし、それが正しい作法なのだ。
先方には既にある「新しい発想」と、それに触発されて広がった世界を、私は1年遅れで追いかけていくことになってしまう。
まあ、私が使っても、大した発想も湧かなければ大して世界も広がらないんだけれど・・・
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