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2011.05.24

■ヘルメットは正しくかぶりましょう

 昨夕、家人を迎えに行って自宅へ向かう途中。

 左斜め前を走っていたミニバイクの女の子のヘルメットが脱げ、私の車の前を斜めに転がって来た。

 幸い、スピードも出ていなかったので、急ブレーキにもならずに止まり、ハザードをつけて待ってあげた。

 ヘルメットは私からみて右斜め前、片側二車線の右車線の左端あたりにある。幸い、右側を走ってくる車はなかったし、後ろの車は素直に私の後ろについて止まった。もしかすると、同じ現象を目撃したのかもしれない。

 女の子がヘルメットを取りに行って戻ったところで車を発進させると、笑顔で頭を下げてくれた。
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  その時は「自分の安全のためにきちんとヘルメットをかぶったほうがいいのになあ」と思っただけだったが、それは同時に周囲の安全のためでもあるのだ。

 ヘルメットが私の車を直撃した可能性はけっこう高いし、車がヘルメットに乗り上げた可能性だってある。
 急ブレーキを踏まなければならないタイミングだったら、後ろの車に追突されたかもしれない。

 ヘルメットは義務なので申し訳程度にかぶっている人も多いけれど、他人まで危険にさらすのならむしろかぶらない方がトータルとしては安全である。

 ふつうに走っていてヘルメットが転がってくるのはさすがに初めて見たけれど、ああいうかぶり方をしていて事故を起こしたらどうせ役に立たないし、かえって怪我を大きくしたり他人を巻き込んだりする可能性も高いだろう。
 「転んだら首が絞まるよ」といってあげたくなるかぶり方も多い。
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 私もかなり長い間種々のバイクに乗っていたが、一度だけヘルメットのお蔭で助かったことがある。低速だったが、顔から地面に落ちていき、「うわっ、あごが砕ける!」と覚悟した瞬間、ヘルメットが地面に当たり、まったく無傷ですんだのだ。

 昨日の女の子なんかは、顔面を潰したり頭を割ったり死んだりしてから、ヘルメットのありがたさに気づくのだろうか(あ、死んだら気づけないか・・・)。

 自分のためにも他人のためにも、ヘルメットはきちんとかぶりましょうね。

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