●憐れ、特定外来生物
セアカゴケグモは、結局、3種の殺虫剤と氷殺ジェットをクロスさせ、カルテット攻撃で殺して(死んでるんだろうな?)捕獲した。体長は11ミリ弱(脚を除く)。
息子が殺虫剤2本、私が1本と氷殺ジェットである。殺して凍らせたのに、ビニール袋に捕獲する段になって動き出したように見えたのには肝を潰し、悲鳴を上げて飛び退いてしまった。
が、絡んでいた蜘蛛の糸に引っ張られて動いただけのようだ。
はるばるオーストラリアからやってきたクモの子孫が、こうやって目の敵にされて殺されるのも可哀相だ。こいつのご先祖だって、別に来たくて来たわけでもないだろうに。
オーストラリアでは、特に駆除もせず共存しているというので、日本でも大騒ぎする必要はないのだろうとは思う。
でも、自分だけではなくご近所さんもいることだし、やはり放置しておくわけにもいかないだろう。近所に存在を知らせるべきかどうか、ちょっと悩む。
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個人的に残念なのは、これまでほとんど気にならなかった(というより、むしろ好きだった)クモに、恐怖を感じてしまうようになったことだ。
駆除した場所の奥に残っていた卵囊らしきものも、ふだんなら放っておくのに、コイツのものかもしれないと思うと踏みつぶさざるをえない。
それどころか、他のクモにまで過剰に反応してしまうようになってしまった。
玄関先で、「なんかクモがちょっと嫌いになりそうや」と言うと、クモ恐怖症の息子は「どんどん嫌いになって、オレの気持ちをわかってくれ」とか言うのだが、今後もクモを嫌いになったりしたくはない。
私の周囲に現れないでいてくれればよかったのに・・・と思うのだが、詮のないことである。
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