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2012.02.26

◆まさか波平?

 録っている(というより録れている)テレビドラマを流していると、「バカボンのパパの年齢はいくつだか知っているか」という話が出てきた。

 聞いたことはあるような気がするが、知らない。答えは41歳なんだそうである。自分より年下だ。

 え? と思って考えてみると、朝日新聞の朝刊に連載されている「ののちゃん」のお父さんすら、おそらくは自分より年下ではないのかと思った。あのとんでもなくオッサンくさい親爺が年下だとか、いくら何でも勘弁してほしいと思う。
 「となりのやまだ君」として始まったころは、間違いなく年上だった。いつの間に追い抜いたんだろう?

 そんなことをつらつら考えているうちに、「まさか波平まで年下ということはないだろうな」と考えて、ちょっと愕然とした。いわずとしれた、『サザエさん』のお父さん、磯野波平である。

 年下ではなくても、同い年ぐらいという設定ならありうる。

 調べてみると、波平は54歳。まだだいぶ差があると思ってちょっとほっとした。

 しかしまあ、いくら時代が違うとはいえ、54歳でああ老けることはありえないと思う(頭が禿げることはあるにしても)。

 少なくとも気持ちの上では今後もあまり年を取らないのではないだろうか。

 知りたいのは、昔の「老けた」人たちも、そう思っていたのかどうかである。

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コメント

私の祖父がまさしく波平、祖母がフネ、母がサザエ(あの髪型)、叔父が学童服を着たカツオの姿で写した写真があります。
驚くほどみんなあの姿にそっくりです。だからあれが標準的な昭和の家族だったのだと思ってました。何よりも驚いたのは、祖母が45歳で亡くなっているので、その写真を撮ったのが、40代前半だったことです。( ̄∇ ̄;)

投稿: winter-cosmos | 2012.02.26 19:57

 その写真はすごいですね。少なくとも、テレビで紹介するぐらいの価値はあるのではないでしょうか。
 お祖母さまが40代前半の「おフネさん」だったのはやはり時代でしょうねぇ・・・ winter-cosmosさんは、?歳のサザエさんでしょうか(あ、髪形は抜きで)。

投稿: Wind Calm | 2012.02.27 23:48

もうひとつ驚いたのは、母がM銀行のOL(18か19歳のはずです)だったときに、同僚の行員さんたちとお揃いのサザエさんヘアーで写真を撮っているのです。戦時中にワンピースなどを着て。

投稿: winter-cosmos | 2012.02.28 18:42

コメントありがとうございました。
そうなんですよ、別に隠しているわけではないんですが大きな声で宣伝する必要もないかな~と。
で、バカボンパパの年齢ですがエンディングテーマの歌詞に41歳の春だから~と歌われているんですよね。いつの間にかバカボンパパが年下になってしまいました。
でも、波平さんが54歳というのはちょっと驚きです。もっと定年間近なのかと思っていました。そのうち波平さんも年下になってしまうのですよねぇぇぇ。

投稿: しきはん | 2012.02.29 08:43

 winter-cosmos 様
 サザエさん一家ですね(笑)
 私たちも若いつもりですが、子どもや孫に、この年でこの格好と髪形は信じられない!と驚かれる日が来るのでしょうか・・・

投稿: Wind Calm | 2012.03.01 00:32

 しきはん様
 ご降臨くださり光栄至極に存じます。やっぱりそうだったんですね。風の便りもあなどれません。
 その後調べたところ、ののちゃんのお父さんはなんと40歳だそうです。作者のいしいひさいち氏が自分の親をイメージしながら書いているからあんなオッサンになってしまうのでしょうか。それとも、私たちも若いつもりで、ほんとうに若い人たちから見たらああいうふうに見えるのでしょうか・・・

投稿: Wind Calm | 2012.03.01 00:36

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