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2012.04.29

★やっぱり86にしようかなあ・・・

 スバルのBRZに試乗したいと思って販売店に電話すると、留守番電話が出て、4月28日から5月4日まで7連休だという・・・ しかもどの店舗も。

 何じゃそりゃ。
 私でさえ、カレンダーどおりの予定なのに。

 労働者にとっては言祝ぐべきなのだろうが、せめてゴールデンウィークを外して休むとかできないのだろうか。

 この書き入れ時に売る気はないのか?
 それとも、GWにディーラーに行こうなどという人はほとんどいないのかな?

 86ではなくBRZにしようと思っていたのだが、販売店がこうだと不安になる。

 やっぱり86にしようかなあ(ウソ、買う予定はありません)。

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2012.04.19

★屋号のない洋食屋?

 今年度から、というわけでもないのだが、家人に付きあって夜のウォーキングを始めた。
 ふたりとも運動不足がひどくて、太っていないのに血液検査の数値が高い(何の?)。

 息子が塾に通っていた1年間だけ、塾のある日に歩いていたのを覚えているので、4年間のブランクがある。

 都合でできない日もあるし、この際心を入れ替えて、通勤の際にもなるべく歩いたりしている(いつまで続くかわからないけど)。

 ただ、遠い方の職場へ行く日は車なので、なかなか歩くというわけにもいかない。
 徒歩と電車でも通えるのだが、時間もかかるし利便性も格段に落ちる。車をやめるという選択肢は今のところない。

 そこで、職場から最寄り駅まで歩いて昼食を食べにいくことにした。また職場に戻ることになるので、いちおう往復歩ける。
 桜は散ったが気候はいい。1週間前に同じことをやれば満開の桜だったと思うのだが、後の祭りである。

 ともかく・・・

 駅近くを歩いていると、路地裏の小さな家の前に、譜面台に楽譜を広げたようなメニューが置いてあった。
 メニューがあるからには店だとは思うのだが、ためつすがめつ眺めても看板らしきものが見当たらない。隣との間に隙間もなければ家の前に庭もない、いきなり外壁で入り口の、間口の狭い家である。玄関?の横には自転車が置いてある。

 なんとなく風の噂で聞いたことのある(というよりインターネットで見たことのある)洋食屋ではないかと思うのだが、入る勇気がない。
 玄関前でメニューを眺めていると、「ごちそうさま」といって客らしき人が出てきた。

 やはり洋食屋なのだ。

 しばらく考え、意を決して入ろうとすると、また客が出てきた。入れ違いに入る。

 店内はカウンターのみ。ややくたびれた、どちらかというとちょっと小汚い感じが拭えない店である。ご夫婦と思しきお二人の対応も、ホスピタリティにあふれているとは言いがたい。

 ちょっと失敗したかなと思いつつ、スパゲティを注文する。奥さん?は、ちょっと驚いたような表情をした後、申し訳なさそうに「かなーりお時間がかかりますけど、よろしいですか」とおっしゃる。
 ただならぬ時間の長さを予想した私は「どれぐらいですか」と聞く。「20分、いや、30分ぐらい・・・」

 確かに、「混雑時にはスパゲティの注文をお断りする場合があります」とメニューに書かれていた。でも、断りたいという感じでもなかったし、乗りかかった船だったので「そちらがよろしければ、それでお願いします」と注文してしまった。

 微妙な空気が流れ、何だか申し訳ない気分になる。
 他の客はほとんど日替わり定食を食べているようだ。

 だがまあ、注文を受けたご主人?は、眉ひとつ動かすことなく淡々としている。

 私のためだけに湯を沸かし、フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ、アンチョビを刻んでツナ缶を開ける。
 それなりに待たされたが、パスタが鍋に入ってしまえば10分以内に料理が出てくることは確実だ。計ってみると茹で時間は5分だったが、ご主人はタイマーや時計を使わず、ときどき茹で具合を確認しつつ茹で上げた。

 長くなるので結論を書こう。

 スパゲティはとてもおいしかった。いろんな店で食べているが、たぶん1,2を争うのではないかと思う。

 日替わり定食やハヤシライスやオムライスやハンバーグやカレーがメニューに並ぶ洋食屋の出すスパゲティとはとても思えない。その辺の専門店より確実においしい。

 一緒に出されたフランスパンは一部が焦げていて、ちょっとどうかと思うものの、このパスタが食べられるなら、たぶんまた来るだろうと思った。

 店の人の愛想も特に悪いわけではない。客のほとんどは常連のようだが、話しかけられると、静かにぼそぼそという感じで会話している。楽しそうには見えないが、嫌々しゃべっている感じでもない。そういう人柄なのだろう。

 こんな店に看板がないなんて・・・ もしかしたら「名もなき店」を気取っているのだろうか?

 店を出てから改めて看板を探すと、15センチ四方ぐらいの赤茶色(訂正:緑色)の石に彫られた店名を知ることができた。右下に小さく彫ってあるだけなので、近づかないと読めない。看板というよりは表札である。

 やはりというか、ネットで風の噂を聞いていた、あの洋食屋らしい。帰宅して調べると、ほとんど「絶賛」されている。

 あんな店が、あんなところに埋もれているとは・・・

 ハヤシライス・オムライス・ハンバーグ・エビフライ・カレー・・・みたいなメニューなのだが、どれもあのパスタのようにおいしいのだろうか。

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2012.04.14

★驚きの Dlife

 BS放送で Dlife というチャンネルがあるのをたまたま知った。

 ほんとうに「たまたま」で、たった1回、新聞の記事で読んだだけだ。それ以前も以降も、どんなメディアからも存在を知らされたことはない。
 知らない人も多いのではないかと思う。

 ご存じない方はウェブサイトをご覧になればわかるが、アメリカの人気テレビドラマをこれでもかというぐらい見せてくてるチャンネルである。しかも、吹き替え版も字幕版もほぼ並行して。
 前者でも音声を英語にして吹き替えの日本語を字幕表示することもできる(その場合、字幕版より字幕が詳しくなるという妙な?ことが起こる。表示の仕方が無様だけれど)。

 映画もときどきやっている。

 それが無料。

 この春定年退職した人たちなどは、このチャンネルのお蔭で暇を持て余さずにすんでいるのではないかと思うぐらいだ。

 どれもこれもかなり面白そうなので、ほぼ片っ端から録画している。

 問題は・・・ 見るのが追いつかなくて、どんどん溜まってくることだ。ハードディスクレコーダの容量にだって限りがある。

 あ、今思いついた。ゴールデンウィークに一気に消化しよう。

 でもその後は? 夏休みまでハードディスクが溢れないですむとはとても思えない・・・

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2012.04.08

★謎のお花見スポット?

 先週の「探偵!ナイトスクープ」で、瞬間視聴率が25%を超えたという作品の再放送があり、その中に、「謎のお花見スポット」というのが出てきた。

 和歌山県日高町から見える山頂付近に怪しくオレンジ色に光るところがあり、夜桜スポットのように見えるのだが、いくらがんばっても行くことができない。その謎を解きたいというのだ。

 依頼者と探偵が苦労した挙げ句現場に辿り着くと、そこにはフェンスで囲まれた航空機用の施設があったという。

 それはそれでいいのだが、「それが具体的に何なのかは国家機密で答えられない」「これ以上しゃべると俺が消されるかも・・・」みたいな終わり方をしていたのが不思議だった。

Dsc00204_32 番組中で和歌山県御坊市の名前も出ていたのだが、その付近の航空機用施設といえば、関西のパイロットならだれでも、「御坊VOR/DME」を思い浮かべるだろう。
 北側から南紀白浜空港に行くときは、この御坊VOR/DMEを目指し、そこで針路を変えて白浜へ降りる。

Dsc00203_32 航空地図を引っ張り出して確認し、google map で航空写真を見ると、問題の施設は間違いなくそれであった。番組で言っていた「西山」山頂のすぐ北に、見慣れた丸い円盤が写っている。田村探偵がたどった道路も見える。

 「航空保安無線施設」とか「地上航行援助施設」とかいうのだが、要するに航空機用の灯台だと思えばいい(かつてはほんとうに火をともす航空灯台も存在したらしいが)
 飛んでいる航空機がその場所からどの方向にどのぐらい離れているかがわかるように、電波を出して伝える施設である。

 VOR/DMEの意味はそれぞれ次の通り。

 VOR(Very high frequency(VHF) Omni-directional radio Range beacon:超短波全方向式無線標識)
 DME(Distance Measuring Equipment:距離測定装置)

 こんなものは秘密でも何でもない。↑のリンクの通り、国土交通省のウェブサイトで位置や目的を広報しているほどだ。
 第一、灯台が秘密だったら船は安心して航行できない。飛行機だって同じである。

 ネットで検索すると、自衛隊の施設関連だと推測している人もいるようだが、純然たる民間機専用施設だ。

 何であんな終わり方をしたのか。ああやって視聴率を稼いでいるのだろうか。

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2012.04.06

★実態が表現を産むのだ

 ときどき、左の鬢のあたりから一本だけ白髪が飛び出していることがある。

 気がつくと抜いたりしていたのだが、抜いた累計はせいぜい10本にもならないだろうと思う。右も抜いたことがあるが、こちらは5本にもならないかも。

 だが、今日は左に2本見つけた。一本抜いて(というか途中でちぎれて)2本目に取りかかるために、隠れてしまった白髪を探そうと鬢をかき分けて鏡を見たとき、「うわっ」と思った。

 ざっと20本ぐらいの白髪が見えた。あるいはもっと多いかもしれない。

 「一匹でも見かけると、その30倍はいるんですって」という往年のゴキブリ退治のコマーシャルを思い出した。

 ゴキブリは根絶やしにしたいが、白髪の方はもうすっぱり諦めることにした。妙に飛び出してくるのがあったら、それだけを相手にしよう。
 ___

 「鬢」なんて書いて今どき通じるのかと思って何気なく辞書(大辞林)を引くと、そっけなく「頭の左右側面の髪」と記した語義の後に、たったひとつ載っていた用例が

 「鬢に白いものがまじる」

 なるほど。実態が表現を産むのだ。

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2012.04.05

★タバコ一本で懲戒免職? または ○○に権力

 タバコの煙が苦手だ。

 発がん性だとか有害だとかそういう問題ではない。煙たくて臭くて不快なのである。煙を吸わされるのは、オナラを嗅がされるのにほぼ等しい。他人が飲食する場所で吸うのなどはもってのほかだと思う。

 最近は煙害に悩まされることも減ってきて、そのせいで逆に感受性が上がり、免疫はなくなってきた。つまり、ほんの少しの煙でも敏感に察知し、嫌な思いをしたり咳が出たりすることが増えた。

 屋外でも、風向きによっては、数十メートル先のたった1本のタバコに咳が出ることがある(先日あった)。
 喫煙者のほうも、こんな敏感な連中にいちいち煙たがられていたら大変だろうと思うほどだ。

 それでも、喫煙者には傍若無人な者も多く、「敷地内禁煙」の休憩所で昨日も今日もタバコを吸っている人がいた。もともとそこが喫煙所であったせいもあるのだが、禁煙になってからもう1年以上経つ。
 しかも、3方の壁(4つ目は出入り口である)には巨大な禁煙の看板やら喫煙の害を訴えるポスターやら、吸わないでくださいというお願いやらが所狭しと貼られている。
 それらに囲まれながら堂々とタバコを吸い、あまつさえ、吸い殻は地面に放置していたりするのだ。

 そのすぐ横を人が通る。

 腹立たしいとは思うものの、「敷地内禁煙」と言われたのでは、いったいどこで吸えばいいのかと、私ですら同情したい気持ちもないではない。
 ___

 「橋下市長、駅で喫煙の助役の懲戒免職検討を指示」(yomiuri.co.jp)だそうである。

 問題の助役は、4月3日の朝、四つ橋線本町駅の駅長室内にある給湯室でタバコを1本吸ったという。火災報知器が作動し、列車4本に1分ほどの遅れが出たということで大事になったようだ。地下鉄構内はすべて禁煙らしい。

 結果的に厳重注意ではすみそうにない事態になったとはいえ、所詮はタバコ1本のことだ。本人も反省しているだろうし、周囲への警告にもなっただろう。処分するなら(よくわからないけど)訓告とか戒告とか減給とか停職とかほかに選択肢もあるだろうと思う。

 万一免職にするにしても、諭旨免職だってある。ほんとに懲戒免職なんて言ったのかな?(と思っていると、tv-asahi.co.jpでも「喫煙した助役を懲戒免職に、管理職は減給処分にするよう指示しました」とある)。

 タバコ一本で懲戒免職というのは、裁判でも起こされれば、まず間違いなく「懲戒権の濫用で違法」だという判決が出るだろう。
 弁護士でもある橋下氏は、それがわかっていて「免職は法的に問題があるかもしれないが、司法決着すればいい」(yomiuri.co.jp)と発言している。

 つまりは、「違法」だと言われるであろう行為をあえて強行しようとしているわけである。なんという無法者だ。橋下氏に比べれば、無法喫煙者などかわいいものである。

 自分でも違法だとわかっている権力の濫用を行い、恬として恥じるところのない権力者・・・

 私ですら、無法喫煙者の味方をしたくなってしまう。

 追記:結局、交通局長の判断で停職3か月となりそうで、橋下市長も了承したそうです(『朝日新聞』2012.5.16朝刊)。それでも重すぎるのではないかと思いますが・・・

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