●シリウスが昇る季節
星空を眺めたりするのは人なみ程度には好きだと思う。
だが、郊外とはいえ大阪。夜、空を見上げてもそれほど星が見えるわけではない。視力だって悪い。
それでも、今日のように雨が降り続いた後、きれいにあがって空気が澄むと、いつもよりは少し見える気がする。
玄関を出てすぐ、木星の周囲に以前より多くの星が見えるのに気づいた。
歩き出すと、正面にオリオン座が見える。そういう季節になったのだ。
オリオン座の上、木星の右はアルデバラン。
友人が新築中の家へ向かって歩く。小高いところに出ると、地平線近くに明るくて白い星があるのをみつけた。
これまで、あんな高度にこんな星を見たことがなかったので(ウォーキングを始めたのは今年4月からである)、最初は飛行機かと思ったが、心なしかきらきらしているものの、じっと動かない。
持っていた iPhone をかざすと、シリウスだということがわかった。なるほど。
高度が低くやや霞もあるので、オリオン座のベテルギウスやリゲルと同じような明るさに見えるが、全天で一番明るく見える恒星だ(もちろん、太陽を除く)。
シリウスの昇る季節になったんだなあ。確か、冬狼星っていうんじゃなかったっけ・・・というのは勘違いで、中国語で天狼星らしい。
でも、何となく気に入ってしまった。個人的に冬狼星って呼ぶことにしよう。
確かに今夜は冷え込んでいた。明朝はもっと下がるらしい。
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