◆ひと足早い立春
場合によっては積雪があるようなところへ鳥見に行くというので、ヒートテックのタイツを2枚重ねにし、上からスキー用のズボンをはいて出かけた。
スキー用ズボンの効果は絶大で、家にいるときからすでに下半身がぽかぽかと暖かい。下着をいくら重ね着しようとも、綿パンを履いているときには決して味わえない感覚である。
ところが・・・
まあ、それほど寒くならないことは天気予報で知っていたのだが、それにしても暖かかった。
下半身は快適で「暑い」ということはないのだが、ロングコート?を来た上半身は汗ばむほど。
鳥見を終えて車に乗ると、午後4時を過ぎているというのに外気温は17.5℃。こんな気温を見るのはいつ以来だろう?
自宅近くに帰ってくると、19℃まで上がった。
___
立春のことを「暦の上では春」などというが、あれは間違いで、立春は実際に春の始まりなのだ。
昔と今とでは「春」の定義が違うのである。
立春自体は、昔も今も寒さの底。「もうこれ以上は寒くならない」「これから暖かくなる方へ向かう」という意味で、「春が立った」のである。
現在の「春」は、すでに暖かくなってからを言うのがふつうだ。
その意味では、今日はもう現在の春だった。
立春すらまだなのに・・・
明日は節分、明後日が立春。
(本日の鳥種:54種!)
追記:
立春前に東京で最高気温が20℃を超えたのは44年ぶりだそうだ。
この暖かさを想定していなかったのも無理はない。安易な「想定外」はよくないけれど。
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