◆いるもんですね
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神奈川県川崎市の市長選挙で「完全無所属」をうたう候補者が当選した。
得票数は以下の通り(mainichi.jp)
142,672 福田 紀彦<1>無新
139,814 秀嶋 善雄 無新=[自][民][公]
85,475 君嶋千佳子 無新=[共]
何と、自民・民主・公明が推薦する最強タッグの候補を僅差で押さえている。
共産党も善戦しているので、当選した福田氏が集めた票はそれ以外の支持者の票ということになる。
自民・民主・公明・共産以外?
社会民主党? まさか。日本維新の会? ばかな。・・・他に思いつかない。
あ、みんなの党があったと思ったら、確かに、みんなの党は福田氏を応援していたらしい。「完全無所属」なのに?
ともあれ、自民・民主・公明・共産の支持者ではない層が、当選者を出すことができるのだ(投票率は32.82%だけど・・・)。
私自身それに属する(属するというのもヘンだけど)無党派の力を思い知った。
だって、素直に応援できる既成政党がないんだもの。
無党派の皆さん、がんばって間違った政治に NO を突きつけていきましょう!
何だがネガティブだなあ・・・
ほんとは、正しい政治(っていうのが難しいですね)に YES!っていうのが理想なんだけど。
(※言うまでもなく、当選した福田さんがどんな人でどんな公約をしたかには関係なく書いています。まして、福田さんを支持したり応援したり(その逆も)する意図は毛頭ありません。)
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バイク乗りは否応なく気温の変化に気づかされる。
ひとつコーナーを曲がると、一瞬にして空気が変わるということも珍しくない。
一日違うだけで、暑かったのが寒くなったり寒かったのが暑くなったりもする。
___
つい2〜3週間前まで夏用のメッシュジャケットを着るのもためらうほど暑かったのだが、今日は寒いかもとかいうので、思い切ってウールのベストの上に革ジャンを着て出かけた。念のため、中に着るウィンドブレーカーも持っている。
奈良の山里に入ると、真っ昼間だというのにはっきりと寒い。水間町あたりでいったん休憩し、ウィンドブレーカーを革ジャンの下に着込む。
そこから山間に入っていくと、ますます寒くなる。遅めの昼食を曽爾高原で取るころには、もう、寒くて寒くて震えが来るほどだ。ごはんを食べるのにも苦労する。
バイク屋さんの強い勧めでつけていたグリップヒーターのお蔭で手はかじかんでおらず、箸が使えるのが救いである。
___
帰路、西へ向かう高速道路上で、5時ちょうどに水平線近くにかかる太陽を見る。
えっ、もうそんな季節? 5時過ぎに日没なの?
その後日が暮れても、大阪平野を南北に貫く高速道路上では、真昼の奈良の山間よりも寒くない。
スピードが速いせいで、受ける風だって強いのに。
それにしても・・・
バイクって、この季節に乗ってもこんなに寒い乗り物だったっけ?
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具体的に正確な表現を忘れてしまったのが悔やまれるのだが、うちの職場に新しく赴任した方が、「今、てんやわんやなんですね」という趣旨のことをおっしゃった。
着任していくつかの会議に出た後に抱いた感想がそれである。
「てんやわんや」「上を下への・・・」「激動の中」 うーん、思い出せない。
ともかくも、外部から来た新鮮な目で見ると、うちの職場は今そういう状態に映るらしい。
問題は・・・
それが、「今」のことではないことである。
私が着任してから、もしかすると最初の2〜3年はまだマシだったかもしれない。
しかし、その後の十年以上は、もうずっと「今」と同じ状態が続いている。後から後から、これでもかこれでもかと。
もうすっかりそれに慣れてしまっているので、ストレスにおかされて愚痴などはこぼしつつも、もはやそれが日常なのだが、その状態をあらためて
「今、てんやわんやなんですね」
と言われると、やっぱりこんな状態は異常なんだと思う。
より深刻な問題は、うちの業種に属する日本中のほとんどの職場が同じような状態なのではないかと懸念されることだ。
いや、同業に限らない。仕事はまったく違っても、組織原理が同じような職場は日本の中枢から隅々にまであまねく広がっている。
てんやわんやをやめるだけで、仕事の効率は最低でも1.5倍くらいにはなるだろう。
それがわかっていても末端は無力だ。
・・・いや、さらに深刻なのは、どんなポジションにいてもほとんど無力だということであろう。
どうしてこうなるのだろう?
空気? 風? 流れ?
たとえば丸山眞男を熱心に読んだような人がいくらでもいるのに、どうして相変わらず同じことが続いているんだろう?
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昨日、パソコンの画面をプロジェクタにつないでしゃべり始め、最初にブラウザを開くと、MacBook Air のニュースが画面に出た。起動時に開くページを毎日jpにしていたせいだ。
時差の関係でAppleスペシャルイベントが日本では夜中になるので、その日の朝まで知らなかったのである。家ではパソコンを開かなかった。
その時点ではアップルのことなど忘れていたので、一瞬、うわぉという感じになってしまったが、まあ事前予想の範囲内、はいはい、出ましたね、という感じで落ち着いた。
ところが、帰宅して見てみると、同時にMacOS X 10.9 Mavericks というのが発表されており、ついでにというか、iOS も 7.0.3 にアップデートされている。しかも、後者はともかく、前者も無料で、すぐにでもインストールできるというのだ。
そんなものが出るとはぜんぜん知らなかったので(Leopard とか Lion とか、それに Snow やら Mountain やらついたりしたときは事前にすごく話題になっていたのに)、けっこうな驚きだった。しかも初めての無料。
私だけが情報過疎だったのだろうか。
ともかく、アップデートできるというんだからせずばなるまい。
いろいろ立て込んでいて、そんなことをしてる場合じゃないんだけれど ^^;、もう「アップデートした途端にパソコンが使えなくなって仕事にならない」とかいう可能性もほとんどなくなったし(いい時代になったものだ)、念のためにデータをバックアップしてハードディスクをメンテナンスしてからアップデートしてみた。
何よりありがたかったのは、Finder がタブ機能をサポートしたこと。最近のブラウザでは常識になっているタブブラウジングみたいなことがファインダでも可能になった。
これ、ものすごく便利である。どうして今までなかったのかと思う。これだけで Mavericks にした甲斐があった。
もう一つ、これを機に、アップル自慢の Safari をデフォルトブラウザにすることにした。まだ慣れないので違和感があるものの(この入力画面もヘンだ、フォントを変えると直ると思うのだが、メニューからは設定できない)、当面、こちらを利用することにした。
Mavericks という名前も好きだ。でもどうして複数形なんだろう?
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思い切ってジャンボ宝くじを3億円分買ってみたら、2億2千万円損をしました・・・
100万枚購入して、当たったのは11万枚ほど。しかし、うち10万枚は末等の300円で、1万枚弱は5等の3000円。
え? 足して11万ということは、それでほとんどすべてじゃないか。
いえいえ、ちゃんと当たっていますとも。10万円が計105本!、そして何と、100万円も9本!!
しかしそれだけ当たっても焼け石に水、合計1950万円。
何しろ、投資金額は3億円である。すべての当たりを合計しても、当選金額は8千万を切っており、結局、冒頭に書いたとおり、2億2千万円以上の損。
1等4億円やその前後賞1億円はもちろん、2等3000万円すら1本も当たらなかった。
2等が7本当たっても元は取れないのに・・・
やっぱりというか、当たり前だけど、運良く1等に当たらなければ決して元すら取れないのか・・・
俺が汗水垂らして働いて貯めた2億2千万円を返せ!
___
というのは、言うまでもなく架空の話。
でも、これほどではなくても、一生を通じて考えれば、300万円ぐらい宝くじに費やしている人はそれなりにいるだろう。その場合の収支はおそらく、上記と大差あるまい。
確率的に言えば、生涯を通じて10万円当たることが1回、100万円はおそらくゼロ。結局、220万円の損・・・
そう考えると、こないだの、1等1億円に8番違いというのは、やはり相当のことだったのだなあと改めて思った。何しろ、宝くじは買わない主義なのにそこまで1等に近づいたのだから。
もっとも、仮に2番違い(1番違いは前後賞)でも外れは外れ、それも含めての上記収支ではあるけれど。
以上は、たまたまネット上で見つけた「宝くじシミュレータ」による2012年年末ジャンボ宝くじの結果。くじ番号をランダムに発生し、それが現実の当たり番号と合致しているかどうかを検証して当選金をはじき出す。
一晩放置していると、3億円で100万枚購入してご覧のような結果になった(クリックで拡大します)。
もちろん、運がよければ4億円以下の投資で1等が当たり、収支がプラスになることもないわけではない。
だがそれは現実の確率と変わらず、つまりは「ほぼ」確実に起こらない。
宝くじ購入派の皆さん、ぜひシミュレータで「現実」を知ってみるのをお勧めします。
※間違っても、宝くじ公式サイトの「購入シミュレーター」をお使いにならないように。これを「シミュレーター」と称するのはほとんど詐欺です。
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庭に勝手に生えてきた柑橘系に見える木(違うんだろうけど)についていた(おそらく)アオスジアゲハの幼虫を飼っている。
庭には3匹いた。
息子が飼いたいというので、「すぐそこの木から離れへんねんから、飼ってんのと一緒やん」とか言っていたのだが、外に置いておくと鳥に食べられてしまうから、屋内で飼うべきだと主張する。
だが、エサが確保できないと飼えない。まあ、庭に置いておいても同じようなものなのだが、問題の柑橘系の木というのはひょろっとした1mもない木なので、どんどん葉っぱをちぎると3匹も養えないのではないかと思った。
以前、アゲハの餌にするためだけに、山椒の木を次々とホームセンターで購入したことがある。お金もかかるし、結構面倒だ。
ところが、調べてみると、アオスジアゲハの幼虫が好んで食べるのはクスノキだということがわかった。クスノキなら職場に腐るくらい生えているので(しかも大木だ)、幼虫のエサになる程度の葉を確保するのは容易だろうと考え、飼ってみることにした。剪定のボランティアをしていると思えばいい。
息子の心配は当たり、飼うときにはもう2匹に減っていた。ケースに入れ、柑橘系とクスノキの小枝を生けておく形でリビングに置いている。
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深夜にアメリカのドラマを見ていると、なにやらバリバリと音がする。かなり大きな音がスピーカーから出ているのに、それとは違う方向からはっきりと聞こえてくるのだ。
音の正体は比較的すぐわかったが、にわかには信じられなかった。アオスジアゲハの幼虫が葉っぱを食べる音が「バリバリ」なのである。
あんなにぷにぷにのかわいい青虫が、こんな音を立てて葉っぱを食べるなんて、この年になるまで知らなかった。というか、80を超えたうちの父親だって知らないに違いない。
こういうのって虫好きな人にとっては常識なのだろうか。もしかして大発見とかいうことは・・・ないよね。
※後記:聞きようによっては、「パリパリ」とか「プチプチ」とかにも聞こえる。
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今の家に越してきてから15年余が経った。
勝手に生えてきて大きくなったナンキンハゼは、いろいろ楽しませてくれはしたが維持するのは大変だった。
あるかなきかの庭のサイズから見れば、何しろ破格の巨木である。高さは2階の屋根を越え、1本で家の南面の半分以上を覆うほど茂っている。
毎年、剪定にいそしむのだが、切った枝葉の処分にはほとほと閉口した。文字通り、庭を埋め尽くさんばかりになるのである。
越境して隣家へどんどん伸びていくのも困りものだった。コイツのせいで高枝切り鋏が家に2つもあるのだが、2階のベランダから身を乗り出しても、もやは届かないほどの枝もある。
もちろん、悪いことばかりではない。
夏は緑陰を作ってくれるし、虫やら木の実やらを求めて鳥もやってくる。秋は紅葉が見事だ。
ああ、でもやっぱり、紅葉が終わると大量の落ち葉である・・・
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築15年になって、家の屋根を塗ったり壁のコーキングを打ち替えたりする必要に迫られている。
別にナンキンハゼがそのままでも作業はできるようなのだが、これまで毎年どうしようか考えていた背中を押されたのは間違いない。
諦めて伐採することにした。
以前、ほとんど伐採と言えるほど、幹だけ残してばっさり剪定したことが何度かあるのだが、次の年にはもう何ごともなかったかのように、また1本で森を形成してしまう。
何とも生命力の強い木である。
ほんとうの伐採でも自分で何とかなるかとも思ったのだが、今まで以上に大量に出る枝葉(+幹!)の処分のことを考えると、やはりプロにお願いしが方がいいかと思い、やってもらった。
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案に相違して、高所作業車に乗って颯爽と現れたインテリ風の植木屋さんAは、素人の「梢から順に」という予想とはまったく違う手順でどんどん作業を進めていく。
まずは東側に張り出した大枝をバッサリ切断、下で待機している老職人Bがその巨大な塊をつり上げてから慎重に降ろしていく。狭い隙間、張り巡らされた電線、隣家の屋根や車、いずれにもひるまない。
事前に伺っていたとおり、ものの1時間で切り株だけになってしまった。
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15年も経つが、勝手に生えてきたナンキンハゼはこの1本だけである。ここ数年は毎年たくさんの実がなっているのに、それが落ちて芽生えたこともない。
他にもまあ、勝手に生えてきたのは、玄関先の榎(これは以前伐採した)とか庭のピラカンサとか正体不明の柑橘系の幼木(今、アオスジアゲハの幼虫が3匹ついている)とかあるのだが、何といってもナンキンハゼは別格だった。
今、2階のリビングからすっきり南が見渡せるのも何だか寂しい。
伐採しなくてもすむほどの庭がある家ならなあ・・・とも思うのだが、思っても詮のないことである。
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