■謎の旋回
今ごろになって今年6月以降のGPSデータをパソコンにコピーした。
旅行などに出た際、自分の通った軌跡がわかるように、デジカメの機能を使って記録しているものだ。
軌跡を Google Earth 上に再現すると、イタリア出張に行った際の帰りの飛行機が奇妙な軌跡を描いているのを発見した。
ドバイから関西空港に帰る途中、タクラマカン砂漠の上で3回も360°旋回をしているのだ。
まっすぐ飛ぶべき航路のど真ん中で、こんな無駄な飛行をする理由がちょっと思いつかない。
高度処理かとも思ったが、空港の近くならともかく、こんな何もないところであれば、まっすぐ飛びながらでも十分可能なはずだ。
砂漠上だから、避けるような雲もないはずで、万一あったとしても、針路を右か左に振るほうが理にかなっている。それに、3回もぐるぐる回った後、もとの針路で飛行を続けているのだ。
進むべき空域への連絡がうまくいかず、入域許可を待たされたのだろうか。中国(新疆ウイグル自治区)の国境はすでに越えているのだが。
まさか、何かの陰謀とかスパイ行為とか(笑) それにしても、何もない砂漠の上・・・
どなたか、この謎の答をご教示ください。
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コメント
私は海外の航空会社のパイロットですが、何度か経験あります。地上のレーダーの性能が余り良く無いとかレーダーが無い場所で航路が混んでいて前を飛んでいる飛行機との間隔をとるためにこのようなことがあります。3回はちょっと多すぎると思いますが。燃料を相当使うと思います。
投稿: michael | 2014.09.17 13:29
おお、ラインパイロットからご回答をいただけるとは、感激しました。
なるほど、そういうことがあるんですね。まさに砂漠の上なので、おっしゃるようなことが原因かもしれませんね。ありがとうございました。
それはそれとして、どうしてここをお読みになることになったのかが気になります・・・
投稿: Wind Calm | 2014.09.17 21:43
Wind Calmさん
パイロットの知人が数人いますので、聞いてみました。
私もいい勉強になりました。
投稿: Kan | 2014.09.19 07:13
Kanさん、コメントありがとうございます。
やはりmichaelさんと同じようなお答えだったんですね。こんな場所で空域が混んでいる(というか、航路上に多くの飛行機がいる)というもすごいですね。北京とかソウルもかすめてるので、そちらへ向かう飛行機なども飛んでるんでしょうね。
投稿: Wind Calm | 2014.09.19 22:17
私も不思議に思いましたので、michaelさんに、ここに回答していただけるようお願いしました。
投稿: KAN | 2014.09.20 00:01
それはそれは、お心遣いいただき、ありがとうございました。
投稿: Wind Calm | 2014.09.20 17:39