■ラテン系?
今回の旅行に来るまで、アイスランド人に会ったことがなかった。
最初に会ったアイスランド人がだれなのかわからないのが残念だ。
乗り継ぎ便の搭乗時刻を冷酷に締め切ってぼくらを乗せてくれなかったばかりか、間違った場所を指示して絶望的な気分にさせた、アイスランドエアーのあのお姉さんが最初だとは思いたくない。
それはともかく、こちらに来てからは欧米やオセアニアを中心に世界中から観光客が来ていて、だれがアイスランド人なのかがわからない。
観光客の中にだってアイスランド人はいるだろうが、観光客以外ならアイスランド人なのかと思っても、たとえば、西北フィヨルドの田舎の集落で人気のワッフル屋さんをやっているのがベルギー人とデンマーク人の夫妻だとか聞くと、店の人だって結局はどこの国の人なのかわからないのである。
こちらへ来て初めて本格的にコミュニケーションしたレンタカー会社の係員は黒人のおじさんだったが、あの人はアイスランド国籍なのだろうか。
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そういうことを書こうとしていたのではなかった。
どこへ行ってもさまざまな言語が飛び交う中で、気づいたことがあるので紹介したい。
それは、「にぎやかな(というか、うるさい)人たちだなあ」と感じると、その使用言語は100%、イタリア語かスペイン語か中国語か韓国語であったことである。
もちろん、いろんな言語をすべて識別できるわけではない。だが、識別できない言語でうるさくしゃべっていた人は皆無であった。
また逆に、(少しは)理解できる、もしくは識別できる言語で話している人たちのうち、うるさかったのは上記4言語の話者のみであった(念のため、この4言語の話者が全員うるさかったというわけではもちろんない)。
イタリア人のうるささは、村上春樹がエッセイなんかでよく書いている。
どこの国の人たちかはわからないが、今回はにぎやかなスペイン語の人たちにも何度か遭遇した。
それ以外でうるさいのは中国語話者と韓国語話者だけだった。
以上は個人的に経験した単なる事実の記述であり、以下は単なる感想である。
もしかすると、中国人や韓国人はラテン気質なのではないだろうか。
日本では、関西人、特に大阪人が「やかましい」ことで有名だが、やはりラテン気質なのだろうか。
関西以外に住んだことがないぼくなのに、細かいことは気にしない、陽気で幸せなラテン系になれないことが恨めしい。
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