■ニュージーランドの首相が出産予定
ツイッターにひと言・・・でもいいのですが、やっぱりここで。
ニュージーランドのアーダーン首相が6月に出産予定で、6週間の産休を取る方針であることが明らかになったという(朝日夕刊)。
子どもを産む年齢で首相であることにまず驚く。37歳だそうだ。
首相だから最小限の産休しか取れないのは気の毒である。日本ですら産前産後の休暇は14週間取れるのに(特に産後の8週間は強制休暇で、使用者が働かせたくても本人が働きたがっても、働くことは許されない)。だがまあおそらく、日本の国会議員や大臣に産休の規程はないと思うけれど。
個人的に一番気になったのは、「国家元首クラスの人物(世襲の女王などを除く)が出産した例がこれまでにあったのか」ということ。
大昔のことはいざ知らず、近代国家の大統領や首相としては、もしかしたら世界初ではないのだろうか。そもそも、女性のトップ自体、ほとんどいなかったのだから。
記事にこの点に関する言及がないのがなんとももどかしい。
蛇足:
アーダーン首相は「(妊娠は)予想していなかったが、興奮している」(朝日夕刊)とコメントしたそうだ。
予想外の妊娠を喜んで「興奮している」というのは、まっとうな日本語であろうか。
以前もこのことについて書いた気がするのだが、原文は案の定、"excited" のようだ。辞書を引くと確かに「興奮」のオンパレードだが、こういう文脈で適切な訳だとは到底思えない。
「大喜びしている」とか「わくわくしている」とか「非常に楽しみにしている」とか、もっときちんと訳してほしい。
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