■「失敗重ねた「改革狂の時代」」
京都大学名誉教授の佐伯啓思さんが、平成は、「ことごとく失敗に終わった」「改革狂の時代」であったと総括していた(asahi.com)。
「まさしく「改革狂の時代」というほかないであろう」
「大学改革も教育改革もほとんど意味があったとは思われない」
その他の改革も
「ことごとく失敗に終わったというほかない」
この方とは見解を異にすることも多いけれど、これにはまったく同意する。
なんとなれば、私がいつもここで書いていることと同じだ(が、頭のいい人が書くとこんなにうまくまとめられるんだなあと感心する)。
元号とともに世の中が変わりうるものであるならば、怨嗟の声を上げつつ無駄で無益で有害な「改革」に勤しんだ時代は、すっぱりと終わりにしてほしい。
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「効果がないものを「改革」とは呼びません」(寺沢拓敬 関西学院大学准教授:2018年10月31日(水)朝日新聞朝刊)
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