◆白梅
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ほぼ満車のコンビニ駐車場。私が車を駐めた時点で、入口前にある車椅子マークの広い区画だけが空いていたと思う。
そこに、小さな原付スクーターを駐める中年の女性。スタスタと店の中へ入っていく。
私は、ガラガラの駐車場でなければ、大型バイクでもふつうの車の区画にすら駐めない。それなりに苦労するのだが、何とか邪魔にならない場所を探して、区画を占有しないように毎回気を遣っている。それが当たり前だと思う。
なのに、どこにでも駐められそうな小さな原付を、車椅子マークの区画にデンッと・・・
あれくらい太い神経で人生を過ごすと、どんなメリット・デメリットがあるんだろう。
ともかくストレスは少ないだろうなあ・・・ 羨ましい神経の太さである。
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大阪高裁で、非正規職員(アルバイト)にもボーナスを支払い、夏季休暇と病気休暇を与えよ、という判決が出た。
昨年6月には最高裁が、正規職員と非正規職員の手当の待遇差を「不合理」と判断している。(asahi.com)
正しい方向に進んでいることは確かに喜ばしい。
しかし、当の裁判所自体が、アルバイトにボーナスを支払っているとはとても思えない。
私の職場も役所のような組織だが、ボーナスはおろか、通勤手当すら支払われていない。通勤のための交通費まで自腹だと聞かされたときには、そんなことがありうるのかと驚いて、法律違反ではないのかと思った(が、もちろん現状では合法である)。
たぶん、裁判所も同じではなかろうか。最高裁の判決から半年以上経つが、アルバイトに通勤手当を支払っているのだろうか。
もう1点、もしほんとに非正規職員にボーナスを支払うとしたら、その財源はどこにもないので、おそらくは人を減らすことにならざるを得ない。何人かが契約更新を拒否されて解雇され、残った者には僅かばかりのボーナスは出るものの、仕事が回らなくなるだろう。
それを避けるには、正規職員の賃金を下げるしかない。少なくとも当面は、非正規職員のボーナス分を正規のボーナスを下げて賄わざるをえまい。だが、そんなことをすれば、非正規の肩身はますます狭くなる。
実はというか、私の職場の一部では、ボーナス時期に正規職員のポケットマネーを集めて、非正規職員に寸志として渡す習慣がある。
最初に知ったときにはほとんど驚愕した。国の不始末を公務員(当時)の善意で補っているのである。
「それにしても、なんといういい人たちなんだろう」と涙が出そうになった。
しかし、一般に、世の中はそんなに甘くない。ほとんどの正規職員は、非正規のボーナスのために自分のそれが減らされることなど承服しないだろう。
誰の収入も減らさず、誰の首も切らず、誰の仕事も増やさずに、非正規職員に手当やボーナスが支払われ、夏季・病気休暇が与えられれば理想的だと思う。
だが、悲しいかな、そんな魔法はない。
ただ・・・ 毎年毎年無駄な仕事を増やし続けるようなことをやめれば、役所的な組織においては十分可能なのではないかと思う(やめることが不可能のようだが)。
でも、さまざまな工夫を重ねて、すでにぎりぎりだという組織の方が圧倒的に多いだろう。たとえばトヨタの下請け・孫請けなんかにそんな余裕があるとはとても思えない。
「アルバイトにもボーナスや夏季・病気休暇を」という高裁判決。
素晴らしい。
だが、それを手放しで喜べないのがもどかしい。
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7年ほど前に表替えした2階の和室の畳表を裏返してもらった。
前回は「息子が大学に合格したら」という感じで、今度は「息子の就職が決まったら」という感じだったのだが、結局決まらなかったので、どちらにしてもやることにした。
その息子が、「畳って裏返して使えるん?」と常識のないことをいう。
頭の中では畳が丸ごと裏返っているらしい。
仕方なく、畳が傷んだときの三段方式?について説明してやった。
1.まずは畳表を裏返して使う。
2.次に畳表を取り替えて使う。
3.最後に畳そのものをまるごと取り替える。
私自身、親元を離れて三十数年になるのだが、畳をどうこうする時期が来る前に引っ越した(2回)こともあって、今回でやっと1と2を一回ずつ経験したに過ぎない。
息子が知らないのも無理はないとも思う。
畳床はまだしっかりしているので、次回は3には進まず、2になるだろう。
前回と同じ零細業者(失礼)に来ていただいたのだが、7年前の親方は、まだ仕事はしているものの半隠居だということで、今回来たのはその甥であった。搬入と搬出にはもう一人も。
親戚中で建具だの畳だの網戸だのをやっていて、中には宮大工もいるという。
業者は「日当たりもいいし、7年経っているので、裏返していけるかどうか・・・」と言っていたのだが、実際にやってもらうと、まるで新品のように青青としていて驚いた。想像以上に素晴らしい。
ただ、残念&当然のことながら、イ草の香りはしない。
そうそう、悲惨に破れていた障子も張り替えてもらうが、こちらはまだ納品されていない。
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例によって重い腰がなかなか上がらず、延び延びになっていたのだが、新品同然の畳を前に「(まだ畳表を裏返して使えるような)ええ時に電話くれはったわ」と言われると悪い気はしない。
こういうちょっとした行動をたくさん、さくさくっとできるようになれば、日々もう少しだけ生き生きと過ごしていけそうな気がするんだけれど。
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とはいっても、私の脚でもなければ、大した怪我でもない。
それでもとにかく、膝蓋骨(ヒザのお皿)を骨折して全治3か月!を宣告されたのは事実だ。
家人の右脚である。
職場で電話線に足が絡まって転び、膝をしたたか打撲したそうだ。電話線がループ状に立ち上がっているところへ靴を突っ込んでしまったという。
見たところぜんぜん大したことはないし、まあふつうに歩けるのだが、本人は結局医者に行くべきだと判断して2日後には受診したので、それなりのことだったのだろう。
念のため車で送っていき、待ち時間に私も皮膚科に行って、数年越しの気になる箇所を診てもらった(良性の血管腫だった)。
こちらは10人以上待っていて、向こうは2〜3人なのに、いっこうに終わったという連絡がない。会計待ちの間にLINEを見ると「ギプスをつけることになりました」という。ええっ!!!
そんなものをつけたら、さっそく歩けなくなるじゃないか。
・・・と思ったが、なんかよくわからない、バイクのプロテクターみたいな取り外し可能の「ギプス」で、石膏で固めるのではなく、その装具の内側にジェル状のパックをセットし、硬化を待つのだそうである。
技術は進歩するものだと思ったが、今でもあの石膏の包帯ぐるぐるのギプスもあるのかな。
ずっとつけておく必要もないというし、取り外してお風呂に入ってもいいらしいのだが、それでもギプスと呼ぶのだろうか。
いずれにせよ、膝のお皿を骨折していて全治3か月なのに間違いないそうだ。
日常生活に極端な支障はないものの、なかなか大変である。
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この文章を半分ほど書いたところで席を立ったとき、テーブルの脚で左膝を打った。大したことはないのに、すごく痛い。
少なくとも痛みはひとごとだと思っていたのを、ちょっと反省した。
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