●想定外の蛍光灯
家人が「実家の電球が切れているので交換してほしい」と言ってきた。
感心なことに「電球」の型番を控えてきていたので、それなら簡単だと思ったら蛍光管だった。
今思えば、その時点で家人の怪しさに気づき(というか、何十年の付き合いで怪しさは十分承知しているのだから)、自ら器具を確認してからにしたほうがよかったのだが、まあ単なる言い間違いだろうということで話を進めてしまった。
インバータ式かどうか確認するために、グロー球がついていたかどうかを聞くと、「ついていなかった」と断言する。
ならば、家人の言うとおり蛍光管が切れているんだろうと、よさそうなのを見繕って購入した。
ところが、いざ家人の実家にいってみると、ばっちりグロー球のついた、ペンダント型の蛍光灯だった。
嫌な予感を感じながら蛍光管を新品に交換するが、まったく反応しない。
この時点で考えられるのは、グロー球の不具合だ。「その可能性があるなら家にあるのを持ってきたのに」と言いながら、別の部屋の電灯で機能しているグロー球に交換するが、やはりまったくつかない。
不思議に思いながら天井から器具を外してみると、なんと、引っかけシーリングプラグの中の配線が外れていた。
さすがにそこまでは予想していなかったが、やはり「点灯しない」→「電球/蛍光管の不具合」と短絡するのはよくないと再確認した。
配線を付け直し、天井に設置すると・・・
あろうことか、コードがちぎれて、蛍光灯の器具ごと落下した。まさか、そんなことがあるとは想像もしていなかった。
今思っても不思議なのだが、おそらく咄嗟に左手でコードをつかんだのだろう、大惨事は免れることができた。
まだまだ反射神経は衰えていない(笑)
聞けば、「もしかしたら高校生の時に買ったやつかもしれない」という。「それって、40年以上前やん」
インバータ式であるはずがない。
それくらい日が経つとこれほど劣化するのかと、天井の方の引っかけシーリングや配線も心配になった。
結局、LEDのペンダント電灯を新しく購入して付け替えた。もはや蛍光灯は手にはいらない。
天井の方は途中で交換したのかわりと新しい型で、見たところプラスティックも劣化しておらず、しっかり取り付けられているようだったのでちょっと安心した。
___
残ったのは、使い道のない30W型蛍光管4本!である。2本セットでしか売っていなかった上に、もとの2本もたぶんまだ使えるのだ。
うちにもまだ蛍光灯はあるが、この古いタイプの太い30W型を使うのがあったかどうか。
この4本を使い切るのはいつのことになるんだろう。それまで蛍光灯本体がもつのかな?
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