◆「レーンキープ」して大丈夫なんだろうか?
なりゆきで新しい車に試乗してみることになり、贅沢にも有料道路を抜けて快走路を走らせてもらった。
なかなか素晴らしい車だったのだが、急に車が意図しない方向に動くことがあり、ちょっと驚いた。
「えっ」と思った直後、レーンキープ(車線からはみ出さないため)の安全装置が働いたとわかったが、思い通りに動かせない要素があるのであれば、事前に言っておいてほしかった。
それを知った後は、他に交通がないのを幸い、挙動を知りたくていろいろ試してみたのだが、これはむしろ危ないんじゃないかというのが当面の結論だった。
ウィンカーを付けずにレーンを外れようとすると、戻る方向に自動的にステアリングを切るのだが、居眠り運転とかでもない限り、運転者は意図してそちらへノーズを向けていると思うのだ。
すぐ思いつくのは、動物の死体や落石などの障害物があった場合である。
それらを避けたり跨いだりするために、ウィンカーなしでちょっとした進路変更をすることはよくある。その進路を強制的に戻されてしまうと、踏んでしまうだけならまだしも、事故になったりしかねない。
さらには、たとえば左側から膨らんできた自転車を避けようとして右へ切ったのを、システムが自動的に左へ戻したりしたら、その自転車と衝突してしまわないだろうか。
万一そうなったら、いったい誰が責任を取るのか。
カメラが3つついているということなので、後者の可能性はもしかすると低いのかもしれないが、路上のこぶし大の石に向かって突進していく可能性は十分あると思う。
制御を車に任せるのは好きではないのだが、たとえば高速道路を走るとき、前車自動追従とレーンキープを使って走れば楽かもしれないとも考えていた。
しかし、高速道路にだって動物の死体や落石などの障害物はあるのである。いつもいつも余裕を持ってウィンカーをつけてから進路変更できるとは限らない。
もしこの車を買っても(買いません)、レーンキープの機能は一切使わないだろうなあと思った。
高速道路で眠ってしまいそうなときに使えば、かなり安全になるかもしれないけれど ^^;
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