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2019.09.12

■セスナ172Pも軽かった

 昨日計算したボーイング787-9の軽さが衝撃だったので、自分が乗っていたセスナ172Pについても計算してみた。

 全長が8.2m、最大離陸重量(燃料満載・大人4人乗り程度)が1086kgらしい。

 全長を基準にして、この飛行機がスズメ(14cm)の大きさだったとすると・・・
 スケールは約1/58.57となる。
 したがって、重量は約1/20万0936である。

 すると重さは・・・やはり約5.4gということになった。
 787-9のほうが軽いのは、炭素繊維強化プラスティックなどの複合素材を使った最新鋭旅客機の軽量化がそれだけ進んでいるということだろう。

 スズメの大きさで5.4gというのは、おそらくはスズメの体重の1/4以下である。

 飛行機というのはそれくらい軽い。

 よく「鉄の塊が空を飛べるはずがない」などという言い方をするが、材質はジュラルミンやら複合素材やらだし(大昔は木枠に帆布だった)、内部は空洞だしで、実際には鳥よりはるかに軽いのだ。

 飛んで当たり前である。

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2019.09.11

■飛べるはずだ

 ディアゴスティーニが「隔週刊 JAL旅客機コレクション」の発売をはじめたのを知った。

 あの「だれが最後まで買うんだろう?」感 満載のシリーズの一環である。

 今、Webページを上から下までざっとぜんぶ見たけれど、結局何号まであるのか、ぜんぶ買うといくらかかるのかの情報はない。

 それでいて定期購読に誘い込もうと必死である。
 申し込んでしまうと、断るのが面倒でずるずると買ってしまう人がいるのを見越しているんだろう。
 それでも、この種の定期購読を最後まで続ける人は1割もいないだろうとか言われている。

 詳しく調べてみると、第1号が990円、第2号以降が3036円で第80号まで予定しているということなので、ぜんぶ購入すると、値上げがない前提でざっと24万円あまりということになる。

 それだけのお金を出すのも、1/400スケールの飛行機を80機もどこに置くのか(冊子もついてくる)も、かなりの問題だ。

 それはともかく、ネットで第1号のダイキャストモデル(Boeing 787-9)の評判を見ると、すこぶるよさそうだ。
 飛行機好きの端くれとして、990円なら・・・と、第1号だけ購入することにした。

 届いた機体は評判に違わずけっこう立派だ。
 右水平尾翼下の胴体下部にちょっと塗りムラのようなものがあるが、細部の作りも悪くなく、細かい文字のプリントもしっかりしている。
 主脚はちょっと単純すぎる感じがして、車輪も回らないが、このスケールでは仕方ないだろう。

 1/400のダイキャストモデルを手にするのは初めてだが、ちょうど手のひらに乗るくらいの大きさで、ずしりとくる重厚感も悪くない。
 ___

 だが、そこで ふと考えた。

 「この重さではとても空は飛べないよなあ」

 このモデルプレーンが、仮に相当な出力のエンジンでジェット噴射できるとしても、絶対にと言っていいほど飛べないと思う。

 この重さで実機の大きさになると、どれくらいの重量になるんだろう?

 測ってみると、モデルは152.5gであった。スケールが1/400だから、重量は400の3乗倍、つまり6400万倍になる。
 計算すると、9760tだった。

 一方、実際の787-9の最大離陸重量(燃料や貨物・乗客満載)は、ボーイング・ジャパンの公式サイトによると、545,000 ポンド(247,208 kg)≒247.2tということなので、このモデルは実際の飛行機よりも40倍近く重いことになる。

 「これは飛べない」という私の直感は、当たり前だが正しかった。

 そこで、ちょっと気になった。
 787-9をこのスケールに落とし込んだ場合、本来のというか、正しい比率の重量はいくらになるんだろう?

 247,208 kg の 1/6400万だから、約3.86gということになる。

 この大きさ(156.6×153.5×42.3mm)で4g足らず!!!
 燃料・貨物・乗客を満載して・・・ですよ。

 スリムだが、長さでいえばちょっとした小鳥くらい(スズメより約1cm長い)なのである。
 うちの文鳥はスズメより小さいと思うが、それでも20g以上ある。
 日本でいちばん小さくて軽い鳥(キクイタダキ)が体長10cmで5gほどと言われている

 その1.5倍の長さで、それより軽いのだ。

 なんと、ボーイングの中型飛行機が鳥より軽かったとは・・・

 飛べるはずだ

 ※(もし計算間違い等あればご教示ください。)

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2019.09.07

■スリーレターコードは学名か

 Webを見ていると、右肩に「ベトナム行くならベトジェット」という、水着美女?が並んだ怪しい広告が出たので、興味本位でクリックしてみた。
 当面、ベトナムに行く気はないけれど、なにしろ100円とか書いてあるのだ。いくらLCC(Low Cost Carrier)の超限定価格だとしても、100円とかがありうるのだろうか。

 実際にはいくらなんだろうと、試しに路線を選ぼうとしたところで、Ho Chi Minh(SGN) と出たのにびっくりした。

 南の大都市、ホーチミンは、ベトナム建国の父である国民的英雄の名前がそのまま名称に使われている。
 そのホーチミンのスリーレターコード(空港を表す英字3字の略称:羽田=HND, 成田=NRT, 伊丹=ITM, 関空=KIX)が、SGNなのだ。

 これは明らかに、ホーチミンの旧称、サイゴンから作成されたものであろう。それが今も使われているのである。

 え!?、だったらサンクトペテルブルクはどうなのだと思って調べると、みごとにLED。
 照明に使われている LED(Light Emitting Diode)ではない。もちろん、旧称のレニングラード(LEningraD)であろう。

 サイゴン→ホーチミンの例とは逆になるが、レーニンがこんなところに生き残っていたとは。
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 鳥の世界で有名な間違い?として、コマドリの学名の最後が akahige、アカヒゲが komadori だというのがある。

 これが取り違えに起因することに触れていない図鑑も多く、コマドリの学名が akahige だと書いた本を前にすれば、ミスプリントだと考えるのがふつうだ。
 だが、いったん決めた学名を変更すると混乱することから、間違えたまま定着させているのが、コマドリは akahige、アカヒゲは komadori なのである。この場合、図鑑は正しい。

 空港のスリーレターコードも、混乱を招かないように最初に決められたものが使われているのだろうか。

 いま調べてみると、ヴォルゴグラード(旧スターリングラード)は、VOG であった。
 空港ができた時期によるのだろうか、それともスターリンがらみのスリーレターコードは排除されたのか。
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 後記:実際に検索してみたところ、関空〜ホーチミン往復運賃の最安値は、受託手荷物なしで2万2340円だった。
 ベトナムには行ったことがあるのであまり食指は動かないが、たとえばこれくらいでタイやラオスに行けるのなら、この秋に行ってみてもいいような気もする。

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■ラトヴィアの道路標識、練習問題

 この標識の意味はなんでしょう?
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2019.09.02

■Over Siberia vol. 5 ──バルトドライブ四方山話

 先述の通り、エストニアでは特に交通ルールがよく守られていたが、一般道をメーター読み90km/hくらいで走っていると、抜かされることもときどきあった。
 その割合は、ラトヴィア・リトアニアと南下するに連れて増えていった。

 さて、90km/hで走る車を抜かすときの速度はどのくらいになるか。速度差から見て、たぶん110km/hくらいは出ていると思われた。
 対向車線の車は、ふつうは90で近づいてくる。すなわち、互いの相対速度は200km/hに達することになる。

 にもかかわらず、追い越し禁止区間はほんとに必要最小限で、ほとんどの場所で追い越しが可能だ。
 危ない思いをしたことはなかったが、真正面から車が200km/hで近づいてくるのはあまり気持ちのいいものではない。

 追い越される車が右寄りを走行し、追い越す車が真ん中を、対向車線の車も少し右に避けて、3台が2車線を使う形ですれ違ったのを一度だけ見た。すぐ横を速度差200で車が通過するのを考えるとぞっとするが、互いに?譲り合って衝突を避けようとしているのかもしれない。
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 驚いたのは、高速道路的なエストニアの片側二車線道路(高速道路は存在しないそうである)でUターンが可能なことであった。
 というより、高速道路的な作りなのにインターチェンジがなかったりするので、左折するために、目的の場所を通り過ぎてからUターンして中央分離帯を越え、対向車線に入る方式が採られているのだ。その後右折することで、本来の左折の目的を達するわけである。

 左折できる交差点を設置するのと、対向側の追い越し車線へとUターンするのとではどちらがより危なくないのかはよくわからない。制限速度は90km/hである。もっとも、交通量がごく少ないので、Uターンで緊張するということはなかった。

 また、実際に見たのは2箇所だけだったと思うが、リトアニアの本物の高速道路(制限速度130km/h)でも、このUターン方式が採られているところがあるのにはびっくりした。交通量だって、エストニアとは比べものにならないくらい多かった。幸い、自分がそこでUターンする必要はなかった。

 びっくりしたといえば、高速道路的な道路はおろか、本物の高速道路ですら路側帯を走る自転車をときどき見かけたことである。一度だけだが、歩いている人も見た。
 確かに、自転車や人が通ってはいけないという標識を見た記憶はない。しかしながら、90km/h制限の一般道でも道の端を自転車が走っていると緊張するのに、路側帯がそれなりにあるとはいえ、130km/hの車の横に自転車がいるのは、やはりちょっと異様であった。
 これまでたぶん20を超える国で運転していると思うが、こんなことは初めてだった。
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 ヨーロッパでよく見かけるラウンドアバウト(ロータリー)についてはこちらをご覧ください。

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■Over Siberia vol. 4 ──バルトドライブの注意点(承前)

3.
C.駐車場について

 観光地や郊外の場合、無料ないしは安い料金で駐車場が整備されていることがほとんどなので問題ない。
 一度だけ、観光案内所でトークン(コインのようなもの)を買ってそれを投入することでバーが開くというシステムのところがあったが、それっぽい表示と英語による説明があった。

 街の場合は路上に駐めることになることも多いが、そのためには標識が読めた方がいいので、予習をしておくべきかもしれない。
 標識の単語自体は、ネット通信が可能であればGoogle翻訳のカメラ機能で理解できるが(Pマークの下にReserved的な単語をよく見かけたが、事前に登録している車のみ駐車可の場所なので注意したい)、ピクトグラムの方はけっこう理解に苦しむものもあった。

 おもしろいのは、日本と違って、禁止されていなければ駐めてもいいという発想が根本にあることだ。いや、日本だって本来はそうなのかもしれないが、現実に道路上に駐車することはほぼ不可能になっている。
 バルトに限らずヨーロッパの街は、たとえば夜間や土日なら街中にいくら駐めても無料だとか、そういう場所がたくさんある。道路自体、駐車することを見越した構造になっていることも多い。歩道に乗り上げて駐めろとピクトグラムで指示しているところもあった。

 月曜から金曜日の日中は2時間までタダというのをよく見かけた。その場合、レンタカーのダッシュボードに入っているオモチャの時計のようなもので駐車した時刻を示し、ダッシュボードに置いておく。それがなければ、紙に時刻を書いておいてもよい。そこから2時間なら2時間無料になるので、街の観光にはそれなりに十分だ。
 どうせ2時間も経つと疲れてくるので、いったん車に戻って駐車場所を変えれば、またそこから2時間無料になる。そうしている(であろう)車を実際に見た。

 「父」のようなマーク(ハンマーを交差させて労働日を表している)の下に10-16, 2 val とか書いてあれば、平日の10時から16時までは2時間無料、それ以外の時間は駐めてはいけないのではなく駐め放題である。ただし、前述のオモチャの時計は外から見えるように置いておく必要があるとのことだった。

 パーキングチケット方式もよくあるが、それもチケット販売機の案内や標識を見ると夜間や土日は無料だったりするので注意が必要だ。

 わからなければ地元の人に聞くのがいい。ラトヴィアやリトアニアでは、No English にけっこう悩まされたが、少しでも英語の話せる人は親切に教えてくれた。
(ちなみに、言語的に英語と遠いエストニアで、もっとも英語が通じた。ラトヴィア語とリトアニア語は英語と同じインドヨーロッパ語族なのだが、なぜか話せない人も多かった。)

 一度、「ここから駐車可」の看板の手前に車を駐めたときは、地元の人がそこはダメだとジェスチャーで教えてくれて事なきを得た。なるほど、その看板の裏は駐車禁止、つまり「ここからは駐車不可」だった。Pの看板がデンと立っているので安心して駐めたが、それがどこからどこまでなのかには注意する必要がある。

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2019.09.01

■At Vantaa Airport ──バルトドライブの注意点(承前)

3.
B.スピードに注意

 国境を越えると、その国における速度規制の概要などを表示した看板が設置されているが、一瞬で通り過ぎると把握できないことも多い。
 だが、一般道では90km/h、街を通過中は50km/h、街中は30km/hというのが基本である。

 もちろん、これらと異なる速度が標識によって指定されている場合はそれに従う。

 30の場合は表示されているので、ふだんは90・街は50と、とりあえず覚えておけばよい。
 これとは別に、リトアニアには高速道路があって、130か110が指定されている。

 問題は、標識の数が日本とは桁違いに少ないことだ。
 街に入るマークを見たら自動的に50まで減速しないといけないのだが、多くの場合、50の標識はないし、街マークを見落とすことも少なくない。
 それほど風景が変わらないこともふつうで、漫然と90で走っていると、なんと40km/hの速度違反ということになってしまう。
 街が終わるマークを見落とすと、50で走り続けて、「90まで出すべきなのに」と焦る、後ろの車から煽られることになる。

 やっかいなのは、90で走っている最中にしばしば現れる、「(交差点が近いから)70」という標識だ。わりと交差点の直近で出ることが多いのだが、そんなに一気に速度を落とせないので、70になるころにはもう通過しそうになっていたりする。

 もっとも困ったのが、この70規制の終わりがほとんど表示されていないことである。
 「要するにその交差点さえ終わればまた90に戻していいのだ」と確信するころには、旅行は終わりつつあった。それまでは、びくびくしながらしばらく80とかで走り、煽られて90まで速度を上げたりしていた。

 今回の旅行では、速度には特に慎重であった。それというのも、(結局は)6km/hの速度違反で検挙されたというブログを事前に読んでいたからである。
 あれを読まなければ、もっと大らかに走れたかとも思うのだが、私も検挙の憂き目に遭っていたかもしれない。痛し痒しである。

 そうそう、2度目のラトヴィアからリトアニアのカウナスまでの道のりを Google Maps に表示させたところ、速度監視のカメラが10箇所近く表示されて、走るのが怖くなった。
 日本の Google Maps でも表示すればいいと思うのだが、あると調べたくなって面倒だろうか。

 いずれにせよ、速度違反にはくれぐれもご注意を。

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■Over the Baltic States ──バルト三国ドライブ情報

 シートベルトサインが消えたので、とりあえずパソコンの蓋を開けてタイトルを書いたが、特に何を書くという目的があるわけではない(副題は後でつけた)。

 飛行機は南に向けて離陸し、180°右旋回して北に向かっている。ちょうど右下にヴィリニュスの街が見えるはずなのだが、与えられた席は左側で残念がっていると、湖上に浮かぶトゥラカイ城が見えてちょっと感激した。

 そうだ、せっかくバルト三国をドライブ旅行したのだから、今後同じことをやろうという方にとって役に立つ(かもしれない)情報をいくつか記そうと思う。

1.旅程は南から北にすべし。

 私たちは、いちばん北のタリン(エストニア)から入ってラトヴィアを経由して順次南下し、最後にヴィリニュス(リトアニア)に至るという計画を立てた。
 その問題点がおわかりだろうか。愚かな私にはわからなかった。

 もちろんまっすぐ南に向かうわけではなく、東西に進路を振るにしても、これは要するに、ずっと太陽に向かってドライブしていくということを意味する。夏とはいえ、緯度の高いバルトの太陽は低い。常に前方から光を浴びせられるのは、景色を逆光で見ることにもなるし、目だって疲れる。

 そんなこと想像もしなかったけれど、旅程は南から北にすべきである。

2.ドライブ事情全般

 「海外でドライブ旅行をしてみようかな」と考えるような人にとっては、楽勝だと言えるだろう。大都会を除いて交通量はごく少ないし、大都会などというのは数か所しかない。今回の旅行において、街中を車で走った都会は、リーガ(ラトヴィア)とカウナス(リトアニア)だけであった。

 初めての海外ドライブは、左側通行で英語国のオーストラリアやニュージーランド、それにイギリスなんかが推奨されるが、右側通行であることを除けば、道の狭いイギリスより運転しやすいんじゃないかと思う。

 エストニアに関しては、運転マナーもすこぶるよかった。ドイツの次くらいになるんじゃないだろうか。
 ただ、残念ながら、南へ下がるほどマナーは悪化し、リトアニアの都会に関しては、大阪なみというしかなかった。
 まあそれでも、道路事情が日本ほど混沌とはしていないので、名古屋や大阪あたりを運転するのにそれほどためらいがない人なら問題ないと思う。

 あ、そういう意味では、南から運転を始めるのはどうかなという面もある。ヴィリニュス・カウナス間の高速道路では「煽り運転」がふつうだったうえに、街中ではスキール音(キキキキキッ)を響かせる車も珍しくなかった。
 もっとも、高速では右側車線をおとなしく前の車について走っていれば問題ないし、街中の移動にはなるべく車を使わないようにすればいい。

 そうそう、飛行機に乗り降りする最初と最後の都会では車に乗らないのがコツである。空港から直接田舎に出ると楽だ。
 たとえばフランスを一周する場合、パリの空港から直接郊外に出て、最後にまたパリの空港に車を返してからパリ観光をする(いつぞやはパリの街中に返却してちょっと苦労した)。
 イギリスなら、ロンドンの空港から直接郊外へ出て北上し、エジンバラやインバネスあたりで車を返して飛行機でロンドンに戻り、街を観光する(これは成功した)のがお勧めだ。

3.ドライブの注意点

A.今さらながら右側通行。最初は常に「右側右側」と念仏のように唱えながら運転する。特に問題なのは右左折時。曲がり終わると本能的に左側に向かってしまうことも多い。
 まあそこまでは想定内で慣れてもいたのだが、Uターンが鬼門だった。転回し終えると左側を走ろうとすることが2〜3度あり、家人に注意してもらった。
 周囲に車がいなくなったからこそUターンするのだが、前後左右に車がいないので自然と左側を走りたくなってしまうようだ。
 あとは、駐車場内など、道路ではないところでどこを走るかにも注意したい。

B.スピードに注意
 ここまで書いたところで、左側にタリンの街を見下ろした後、飛行機がフィンランド湾に入って降下を始めた。今、すぐ前方にフィンランドが見える。着陸進入のアナウンスがあったので、とりあえず、ここまでにする。
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 ヘルシンキの空港でこれを書いている。

 飛行機は着陸予定のバンター国際空港を左に見下ろしながらいったんかなり北上し(窓外を別の飛行機が着陸していった!)、おそらく教科書どおりにコの字型を描く形でダウンウィンド・クロスウィンド・ファイナルと進入した。
 ヴィリニュスでも離陸後180°旋回、着陸のヘルシンキでも180°旋回である。どちらも南風が吹いていたのだろうか。
 これが北風ならストレートアウト・ストレートインで楽なのに、無駄な行程だ。

 空港のWi-Fiがあるので、とりあえずここまででアップする。「B.スピードに注意」以降はまたのちほど。

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