■At Vantaa Airport ──バルトドライブの注意点(承前)
3.
B.スピードに注意
国境を越えると、その国における速度規制の概要などを表示した看板が設置されているが、一瞬で通り過ぎると把握できないことも多い。
だが、一般道では90km/h、街を通過中は50km/h、街中は30km/hというのが基本である。
もちろん、これらと異なる速度が標識によって指定されている場合はそれに従う。
30の場合は表示されているので、ふだんは90・街は50と、とりあえず覚えておけばよい。
これとは別に、リトアニアには高速道路があって、130か110が指定されている。
問題は、標識の数が日本とは桁違いに少ないことだ。
街に入るマークを見たら自動的に50まで減速しないといけないのだが、多くの場合、50の標識はないし、街マークを見落とすことも少なくない。
それほど風景が変わらないこともふつうで、漫然と90で走っていると、なんと40km/hの速度違反ということになってしまう。
街が終わるマークを見落とすと、50で走り続けて、「90まで出すべきなのに」と焦る、後ろの車から煽られることになる。
やっかいなのは、90で走っている最中にしばしば現れる、「(交差点が近いから)70」という標識だ。わりと交差点の直近で出ることが多いのだが、そんなに一気に速度を落とせないので、70になるころにはもう通過しそうになっていたりする。
もっとも困ったのが、この70規制の終わりがほとんど表示されていないことである。
「要するにその交差点さえ終わればまた90に戻していいのだ」と確信するころには、旅行は終わりつつあった。それまでは、びくびくしながらしばらく80とかで走り、煽られて90まで速度を上げたりしていた。
今回の旅行では、速度には特に慎重であった。それというのも、(結局は)6km/hの速度違反で検挙されたというブログを事前に読んでいたからである。
あれを読まなければ、もっと大らかに走れたかとも思うのだが、私も検挙の憂き目に遭っていたかもしれない。痛し痒しである。
そうそう、2度目のラトヴィアからリトアニアのカウナスまでの道のりを Google Maps に表示させたところ、速度監視のカメラが10箇所近く表示されて、走るのが怖くなった。
日本の Google Maps でも表示すればいいと思うのだが、あると調べたくなって面倒だろうか。
いずれにせよ、速度違反にはくれぐれもご注意を。
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