★水出し緑茶
世間はお盆休みに入ったようだが、来週はまだ仕事が山場だ。まあ、再来週はのんびりできるかもしれないし、とりあえず今日から三連休ではある。
長い間(半年くらいか)入院していた母親が退院したという連絡が父親からあった。
90歳が85歳の面倒を見るというのに、心なしか声がうれしそうなのが不思議だ。
退院したといっても、体よく病院から追い出されたに過ぎず、歩くことすらできない。
病院から「人と会うことは控えよ」と申し渡されているそうで、会いに行くとしても、こちらがしばらく人と会わない生活を続けてから後のことになる(未来にこれを読む方のために。新型コロナウイルスによる感染症が蔓延している?せいです)。
まあ、幸い元気そうだというので(歩けないけど)、このまま会えないで終わるということもないだろう。
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それはともかく・・・
先日、新聞に「水出し緑茶」の記事が出ていた。
ちょうど飲み残した茶葉があったので、「これでは足りないなあ」と思いながらやってみた。
麦茶なんかを冷やしておく冷蔵庫ポット(というらしい)に浄水器の水を入れ、茶葉を放り込んでひと晩冷蔵庫に入れておくだけである。
これがびっくりするくらいおいしかった。
安物の茶葉である。なんなら(若者言葉)変色しかかっていた。
にもかかわらず、フルーティとでも形容するしかないような、なんともいえない甘みが出ており、苦み渋みを抑えた素晴らしい飲み物になっていた。
長い間生きてきて、どうしてこんなものが簡単に作れることを知らなかったのだろう。
熱いお茶を自分なりに丁寧に急須で入れるよりも、明らかにおいしい。
何でもそうかもしれないが、お茶というのは値段に正直である。
お茶屋でアルバイトをしているという知り合いに聞いたことがあるが、「ほんとうにおいしいお茶というのは100gで3000円以上くらいでしょうか」とか言うので、「やっぱりね、そうだよね」と、ため息をつくしかなかった。
スーパーで茶葉を買っている時点で、おいしいお茶は望めない。
それが、この水出し緑茶なら、十分においしいと言えるようなお茶が簡単に作れるのだ。
「もうこの夏はこれにしよう」と決めたのだが、麦茶の残りを使い切ってしまわないと・・・という理由で、まだ2回目が作れていない。もう2週間くらいになるんじゃないだろうか(後記:実際には1か月近く経っていた・・・光陰如箭)。
いつになったら麦茶がなくなるんだろう。
その前に夏が終わってしまわないことを祈る。
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