■俗物談義
何のきっかけだろう? 家人と外で昼食を食べながら「俗物」談義をしていた。
その最後の方を村上春樹風に。
「それで、あなた自身は俗物じゃないわけ?」
「あのね、俗物になるためにはかなりの社会的地位が必要なんだよ。幸か不幸か、ぼくにはそれが欠けている」
「俗物にすらなれないという理由で、俗物じゃないわけね・・・」
「そういう見方もできるね。それに、たいしたお金もないから成金でもない」
「偉くなれないから俗物じゃなくて、お金がないから成金じゃない・・・なるほど。でももし、地位もお金もあったら、俗物の成金ができあがるんじゃないの?」
「そんな無理な仮定をしてもしかたないよ。現実に、ぼくには地位もお金もないし、したがって俗物でも成金でもない。それでいいじゃないか」
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