★各国はアフガニスタンの人々も救ってほしい
新型コロナはもちろんだが、アフガニスタンの情勢も気になる。
そんなことを私が気にしたところでまったく何が変わるわけでもないのだが、投票行動の一票と同様、みんなが気にすれば少しは変わりうる、そう願うしかない。
アフガニスタン人の知り合いは2人しかいない。
2人とも、女性への教育を否定していた旧タリバン政権崩壊後に、留学生として日本にやってきた女性だ。
来日当初は、何かに怯えるようにいつもびくびくしながら人の顔色をうかがっているように見えたのだが、たぶん思い過ごしではなかったと思う。
その彼女たちも、だんだんと明るくなって笑顔が増えていき、日本での生活になじんでいったように見えた。
数か月会わないで再会したときには、髪の毛を覆うスカーフまでしなくなっていたことに驚いたものだ。
彼女たちも、もう40歳前後になっているだろう。
特に親しいわけでもなく、こういうことになる前から消息はわからなかったので、現在どうしているかは知る由もない。
だが、20年ぶりに政権を奪還しつつあるタリバンは、留学経験者を目の敵にしているという報道もあって、心配している。
彼女たちが国外で幸せに暮らしていることを願う。
そしてもし、いまアフガニスタンにいるのなら、アメリカ軍でもドイツ軍でもフランス軍でも、あるいは自衛隊の飛行機でもいいから、無事に国外に脱出してほしいと思う。
各国は、自国民だけではなく、亡命を希望するアフガニスタンの人々も救ってほしい。
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