★「ええこと」2
以前、「ええこと」について書いた2年前は、書き出しが
「おお、11月の記事がひとつもなくなるところだった。」
なのだが、今回は11月の記事がひとつもなくなったあとだ。
まあ、twitter は随時更新しているので、生存証明にはなっていると思う。
さて、「ええこと」2。
前回の「ええこと」の趣旨は、「われわれ庶民に「ええこと」なんてそうあるものではない」というものであった。
・・・というのが正しいか、念のため読み返したところ、そうではなくて、息子の就職が(一応)決まったというものであった。上記趣旨は十数年前のものだった。
たまには「ええこと」もあるのである😅
___
さて、今回は人様の話。
かつての同僚にひょんなことから子育て関連で久しぶりに連絡すると、現在ふたりめのお子さんを妊娠中だと教えてもらった。
ふたりめ!!
いやいや、若い夫婦なんだから当然といえば当然のことなのだが、いつの間にか頭の中が、「超少子高齢化・ひとりっ子または子なし・いやそれ以前に結婚しない」というのがふつうの世界・・・という状態になっていたので、他人事ながら、ふたりめ懐妊というのは想定外の驚きだったのだ。
心の底からおめでとうございますと言いたい。
私には甥や姪が8人いるが、だれひとり結婚していない。息子にももちろん、その影すらない。ひとりふたりを除き、全員「適齢期」か、または過ぎているのに、である。
いや、何もここで昭和の価値観を出すつもりはない。別に何歳で結婚してもしなくてもいいし、スウェーデンやフランスみたいに「子どもはいても結婚している方が珍しい」でも、個人的には別にかまわない。
だが、これほど子どもが少なくなると、国民国家の存亡に関わるというのは、まったく民族主義者でも国家主義者でもない私にもひしひしと感じられる。
民族主義者や国家主義者だらけの政治家たちは、いったい何をしているのだろう?
・・・というような意味で、おめでとうございますと言いたいのではもちろんない。
育ってしまうとそうでもなくなるが😅、「子宝に恵まれる」ということばを実感する者のひとりとして、民族や国家のことなんか何の関係もなく、完全に個人的にうれしく、おめでたく感じたのである。
幼子を抱えているところにまた乳児が生まれてくるなんて、想像もできないほどたいへんそうである。二人ともフルタイムで働いているからなおさらだ。
でも、
While motherhood is hard, children are bliss.
である。
いや、私だって十分子育てをしたし、parenthood というべきかもしれないが、元同僚は mother だし、これでいいだろう。
ともかく健康第一で、家族4人!、お幸せに。
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