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2023.04.07

★訃報は突然に・・・

 朝、義母が病院に搬送されたといって家人に起こされた。

 高齢者住宅に入ってはいるものの、ふつうに立って歩けて食事に文句を言い、時々は卓球に興じるくらい元気であった。
(卓球をしている後ろに常に介護士が立っていることの意味を図りかね、「なんでいつも後ろにおるんやろ?」と当初は訝っていたくらいである。)

 「まあ病院に行ったといっても、またすぐ出てくるだろう」くらいの気持ちでいたのだが、朝食も摂らずにかけつけた家人から来た最初のLINEは「心臓マッサージ中」で、ほどなく、亡くなったと連絡があった。

 儚いものである。


 義母が高校時代に卓球をやっていたというのは知っていたのだが、戦後まもなくの国体(国民体育大会)で優勝!したというのを知ったのはほんの数年前だった。
 「え? それならオリンピックにも出られたのでは?」と思って調べると、当時、卓球はオリンピック種目ではなかった。

 今でも半信半疑だが、Webで検索すると、義母の名前が旧姓で出てくる。

 1月に卒寿を迎えたが、コロナのせいで祝えなかったため、義弟が中心になってお祝いの手紙やら色紙やら花束やらを孫たちも巻き込んでプレゼントしていたのはよかったのだが、5月の連休に予約を終えていた祝いの席には間に合わずに逝ってしまった。

 仕事に追われていた家人にも時間ができ、これから一緒においしいものでも・・・と考えていた矢先だった。


 昨年、両親と義姉を相次いで亡くし、今年こそはいい年になりますようにと願っていたのだが、なかなかうまくはいかないものである。
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 今日は旧暦で閏如月17日、満月は昨日の午後2時だ。閏(うるう)とはいえ・・・

  願はくは花の下にて春死なむその如月の望月のころ

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2023.04.01

★半分老後

 4月1日、新年度が始まった。

 幸い、今年は最初が土日で、ちょっとほっとしている。

 この新年度は、少し今までとは違う。
 昨年度末(きのう3月31日)で家人が退職して、きょうから晴れて?無職となったのだ。

 3月下旬は実質的にほとんど仕事はなく、職場から持ち帰った大量の荷物を中心に、ずっと家の片付けをしていた(にもかかわらず、まだぜんぜん終わっていない)。
 ただ、別にいつまでに片付けなければならないという期限もないので、仕事をしていたときのように忙しいということはない。

 ある休日、「今からドライブがてら、和菓子でも買いにいけへん?」と誘うと、すぐにOKが出た。
 これまでなら、ほぼ100%、「無理」という返事だった。

Dji_fly_20230329_170110   いつからか恒例になっている年度末の花見旅行も、毎年必ずひとりで出かけていたのだが、今年は初めてふたりで行くことができた。
 かつてひとりで回ったルートを、ガイドしながらもう一度なぞるような旅になった。
 違うのは、ひとり一泊3000円の宿ではなく、7500円くらいのホテルになったことくらいである。

 そうそう、2017年に私が「発見」した(笑)新種のクマノザクラは、今年はもうすっかり散り果てるどころか、葉が青々と生い茂っていて、ちょっと残念だった。

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 土日ですらまず遊びに行けなかった家人だが、今日からはほとんど予定というものがなくなったので、どんな生活になるのか、ちょっと想像しにくい。

 ともあれ、どこかに一緒に行こうと誘えばあっさり行けるというのは、何十年ぶりだか見当もつかないくらいである。

 私自身は、休みの日に仕事が入ることはそう多くないので、家人の老後にあわせて半分老後のような生活ができるのではないかと期待している。

 そんなにうまくいくのかどうかわからないが、ともかくひとつの新しいスタートではある。

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