★GPSとiPhoneの旅
同じことの繰り返しなので特に新しいことはないのだけれど、2012年の旧東欧の旅からはGPSナビゲーションが、2016年のアイスランドの旅からはiPhoneが必需品になった。
もっとも、アイスランドではGPSはほとんど必要なかったので、両方必要になったのは2019年のバルト3国からだ。
昨年のニュージーランドはともかく、今年のポルトガルとスペインは、ナビがなければとてもたどり着けないようなところへ頻繁に案内されている。
今日のサンティアゴ・デ・コンポステーラの駐車場なんかも、もしナビがなければいったいどうやって行けばいいのか見当もつかない。
そういえば、昨日まで滞在していた、ヴィラ・ノヴァ・デ・フォス・コアでは、本格的に自分の位置と方角を両方見失うという、不安になるような経験をひさしぶりにした。Google Maps があってすら、位置がずれ、方向がおかしいことがときどきあるので、そういうことも起こる。
どちらの街も道が入り組んでいる上に、通行不可や一方通行の道が多く、Google がそれを無視して指示を出したりするものだから、余計に混乱した。
以前も書いたが、昔は通りすがりの宿に当日飛び込むのがデフォルトだった。しかし、今回の旅行では、そもそも「通りすがりの宿」などというものを一度も見たことがない。さすがにコンポステーラくらいになると街の中にはホテルもあるが、車で走っていて宿を見かけたことはついぞなかった。
ドイツなんかを走っていると、うるさいくらいに Zimmer Frei(空き室あり)という看板があって、選び放題みたいな感じだったのだが、今でもああいう感じなのだろうか。
今回は、結局すべての宿を予約してから来たのだが、そうしておいてよかったという感じがかなりする。もっとも、iPhoneやWi-Fiがあれば、当日になってから予約することも簡単なんだけれど。
海外旅行に出ると、到着した空港でまず現地のSIMを購入してiPhoneに入れるのが必須になった(そういえば、関西空港にもSIMを売る店があったが、いったいどんな契約でどういうSIMを取り扱っているんだろう?)。
おそらく実際にはやらないが、四半世紀前のように、現地でミシュランの道路地図を買い、ナビもiPhoneも使わないで旅をしてみたらどうなるだろうと思う。
あれはあれで楽しかったのだが、これも「サウダーデ」というのだろうか?
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