2024.08.30

★GPSとiPhoneの旅

 同じことの繰り返しなので特に新しいことはないのだけれど、2012年の旧東欧の旅からはGPSナビゲーションが、2016年のアイスランドの旅からはiPhoneが必需品になった。
 もっとも、アイスランドではGPSはほとんど必要なかったので、両方必要になったのは2019年のバルト3国からだ。

 昨年のニュージーランドはともかく、今年のポルトガルとスペインは、ナビがなければとてもたどり着けないようなところへ頻繁に案内されている。
 今日のサンティアゴ・デ・コンポステーラの駐車場なんかも、もしナビがなければいったいどうやって行けばいいのか見当もつかない。

 そういえば、昨日まで滞在していた、ヴィラ・ノヴァ・デ・フォス・コアでは、本格的に自分の位置と方角を両方見失うという、不安になるような経験をひさしぶりにした。Google Maps があってすら、位置がずれ、方向がおかしいことがときどきあるので、そういうことも起こる。
 どちらの街も道が入り組んでいる上に、通行不可や一方通行の道が多く、Google がそれを無視して指示を出したりするものだから、余計に混乱した。

 以前も書いたが、昔は通りすがりの宿に当日飛び込むのがデフォルトだった。しかし、今回の旅行では、そもそも「通りすがりの宿」などというものを一度も見たことがない。さすがにコンポステーラくらいになると街の中にはホテルもあるが、車で走っていて宿を見かけたことはついぞなかった。

 ドイツなんかを走っていると、うるさいくらいに Zimmer Frei(空き室あり)という看板があって、選び放題みたいな感じだったのだが、今でもああいう感じなのだろうか。

 今回は、結局すべての宿を予約してから来たのだが、そうしておいてよかったという感じがかなりする。もっとも、iPhoneやWi-Fiがあれば、当日になってから予約することも簡単なんだけれど。

 海外旅行に出ると、到着した空港でまず現地のSIMを購入してiPhoneに入れるのが必須になった(そういえば、関西空港にもSIMを売る店があったが、いったいどんな契約でどういうSIMを取り扱っているんだろう?)。

 おそらく実際にはやらないが、四半世紀前のように、現地でミシュランの道路地図を買い、ナビもiPhoneも使わないで旅をしてみたらどうなるだろうと思う。

 あれはあれで楽しかったのだが、これも「サウダーデ」というのだろうか?

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2022.11.24

●iPadOS 16 で、ネットワーク速度が遅い問題の解決法

 iPad の OS を16にしてから、ネットの速度が遅いことが気になっていました。

 どうしても何とかしたいというほどではなかったので放置していたのですが、思い立って調べてみました。

 なんと、自宅の環境で 10Mbps を切る速度しか出ていなかったことがわかり、対処法を調べると、以下が有効で、100Mbps 近くまで一気に改善しました。

★「設定」>「Safari」>「履歴とWebサイトデータを消去」の順にタップして、履歴とデータを消去する。

 それで、Safari とは何の関係もないアプリの通信速度も正常に戻りました。

 記憶しているIDとパスワード等は消去されませんが、各サイトには再度ログインの手続きが必要になります。

 iPhone の iOS でも有効かもしれません(私は iPhone 7 Plus なので、iOS 16 にできず、検証できません)。

 Mac で同様のことをしてみましたが、もともと遅くなかったこともあり、結果は微妙でした。

 お役に立てれば幸いです。

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2022.11.13

●ひさしぶりに写真を更新いたしました

 しょっちゅう同じことを申し上げているような気がしますが「ひさしぶりに写真を更新いたしました」ので、ご笑覧くだされば幸いです。

Look ! Up in the Sky(リンク先が新しいウィンドウで開きます)

戸惑う被写体(同上)

 これも「ひさしぶり」にドローン撮影をしたものと、あたらしく買ったカメラで撮影したものです。

 後者は、EOS R7 というミラーレス一眼と RF100-400mm F5.6-8 IS USM の組み合わせです。

 光学系はともかくとして、その他は結局電子回路というかコンピュータなので、この数年の進歩にはすさまじいものがありますね。
 特に、動物(中でも眼!)を追従してずっと焦点を合わせつづけてくれるのには驚きました。

 だからといって撮れる写真に大きな違いがないのは、撮影者の実力不足によるものです ^^;

 400mmのレンズを持つのは初めてですが、これまで使っていた EF70-300mm F4-5.6 IS II USM と比べると、大きさはほぼ変わらず、むしろ75gほど軽量になっています。
 カメラ本体は、一眼レフである EOS 7D Mark II よりかなり小型・軽量(マイナス300gほど)になっているので、トータルでの取り回しがすごく楽になりました。

 何ごとにも飽きっぽい性格ではありますが、まだ購入して数週間ということもあり、家人に笑われるくらいには楽しんでおります。

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2022.04.08

★バグ?連発

 新年度で(それなりに)忙しいのに、キカイのいろんな不具合に悩まされている。

 何十年もパソコンやネットワークを使っていて、職場では(たぶん)私がいちばん詳しいのでそういう役を引き受けているくらいなのだが、その長い経験を経ても、「こんなことは初めて」というのが多くて辟易する。

 まあ、ネットのお蔭で多くは調べれば解決するのだが、それにしても面倒だ。

1.iPhone の機内モードつきっぱなし問題。

 機内モードにはしていないのに、iPhone のホーム画面左上に飛行機のマークが出たままになる。
 アプリに入ると消えるので、それほど実害はない。いったん電源を切って入れ直す(再起動)だけで直る。

2.Excel の空白セル問題

 人からもらったExcelの表。どのセルにも文字列が入っているはずなのに、ほとんど真っ白で、すかすか。
 セルをダブルクリックして入力状態にすると文字列が現れる。他のセルに移動すると、いったん現れたデータがまた消える。
 隣のセルの影響とか文字色が白とか、そういうよくある原因ではない。
 セルをまったく新しいブックのシートにコピペしても白いまま。
 結局のところ、原因は、文字列を整形するためにたくさんの空白文字を使っていることだったのだが、それでも、なぜそれが原因でセル全体が真っ白に表示され、データが消えたように見えるかは謎。
 いったん、全データをcsvで書き出してテキストエディタで開き、余分な空白を削除してからExcelに戻すことで解決。
 ・・・ところが、さっき、もとのファイルを開くと、データがちゃんと表示されているではないか!? 謎はますます深まる。
 いずれにせよ、(原則として)空白でデータの形を整えようとするのは悪い癖である。

3.メールに添付ファイルが付いていない問題

 Thunderbird というメールクライアントソフトを長年使っているのだが、初めて遭遇したバグ。
 「添付ファイルをつけて送った」という人が隣にいたので、画面を見せながら「ほら、ついてないでしょ」と言っていたのだが、念のため、ブラウザで開いて見ると、ちゃんとついている。
 再度同じものを送ってもらっても、やはり Thunderbird で見るとついていない。
 検索するとすぐに原因はわかった。メッセージ本文の表示にプレインテキストを選ぶと、そういうことが(たまに?)起こるバグらしい。
 表示形式を Simple HTML にして解決(Original HTML でもいいと思う)。


 その他、メーリングリストを作成しようとすると、まったく問題がないはずなのにできない(しかもなぜできないのかが表示されない)とか、他にも複数のエラーやバグに悩まされた。
 あ、今日夕刻には同僚のパソコンがWi-Fiにつながらなくて、私ともう一人詳しい人とで診たのだが、まったく原因不明であった。

 すべて、ここ1週間以内のことである。

 解決しても、ふつうに仕事ができるようになるだけ。何も生産的なことやプラスにはつながらない。

 時間だけ奪われて、通常に戻るのみ。
 まあ、プロに依頼する修理と違って、お金がかからないだけマシか・・・

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2021.03.14

●愚かな e-Tax

 キカイに疎い家人の確定申告を一緒にやった。
 ___

 「スマートフォンで確定申告ができます」
 「確定申告はスマートフォンで」
 「スマートフォンでの申告がさらに便利に!」
 「e-Taxをご利用ください」
 「e-Taxならこんないいこと」

 国税庁のサイトでもテレビCMでもかまびすしく、税務署から送られてくる書類にもそう書いてある。

 ところが・・・

 マイナンバーカードが必要だし、iPhoneなら7以上が必要ということで、ハードルがかなり高い。

 幸いクリアしているので、昨年度のデータの読み込みから始めると、まず「パソコンで保存したデータは利用できません」という先制パンチ。

 マイナンバーカードを何度も読み取らせるのにも辟易する。
 ただ、その甲斐あって、住所や氏名などが自動入力されたのにはちょっと感動した。

 にもかかわらず、申告書作成画面では結局また手入力させられる。パソコンと違って入力が面倒だ。
 さっき読み取ったデータは使わないのかよ !?

 やりたかったのは譲渡損失の繰越が中心なのだが、どこまで入力しても譲渡所得も損失も入力できないまま、最後まで行ってしまって提出寸前になった。
 間違ったことはしていない。が、どうしても譲渡所得が入力できそうにない。

 ネットで調べると、なんと、譲渡所得(損失)がある人はそもそもスマホでは確定申告できないというのだ!

 何だよそれ。

 それでよく

 「スマートフォンでの申告がさらに便利に!」

なんてバカなことを言うよなあ・・・

 株でちょっと損を出したとか、その程度の人すら、スマホでは確定申告できないのである。
 事業所得や不動産所得があってももちろんダメ。
 利子・配当所得すらダメ。

 それで、「スマートフォンでの申告がさらに便利に!」なったんだったら、これまではどれほど不便だったのか。

 サラリーマンならふつうは職場で年末調整するから確定申告は不要だし、確定申告するような人は株の譲渡所得(損失)や配当所得などがある人が多いはずだ。
 どんな狭い層をターゲットにしているのか。
 ___

 さて、あきらめてパソコンでやろうとする。

 今度は ICカードリーダーが必要だ。もちろんそんなものは持っていない。
 パソコンにスマホをブルートゥース接続して ICカードリーダーとして使うことができるというので、それなら・・・とぬか喜びすると、iPhone にも Mac にも対応していないという。
 Mac はともかく、日本にあるスマホの6割ほどが iPhone だというのに、どこまでやる気がないのか・・・

 結局は、パソコンにしこしこと入力していき(去年のデータが使えたのは幸いだったが)、最後は紙に印刷してハンコまで押さなければならない。
 河野さん、平井さん、何とかしてくださいよ。

 さらには!

 マイナンバーカードの裏表をコピーして、台紙に糊付けする必要がある。

 ICチップのついたカードのコピーをハサミで切り取り、糊を塗って貼り付けたりしていると、情けないやら可笑しいやら腹立たしいやら、なんとも言えない気分になる。

 うちにはマイナンバーカードも、その読み取りに対応したスマートフォンも、最新に近いパソコンもあるのである。それでもこれしか方法がないのだ。

 申告書は8枚もある。これにまた、社会保険料控除と生命保険料控除(必要があれば小規模企業共済等掛金控除・地震保険料控除・寄附金控除関係など)の書類を糊付けして封筒に入れ、郵送しなければならない。

 なんというバカバカしさだ。これが2021年の日本なのである。

 仕方ない、郵送はやめて税務署で提出し、ついでに直接税務署員と対面して ID とパスワードを発行してもらおう(対面しないと発行してもらえないのだ)。

 それでやっと、来年から e-Tax が可能になる。

 それでもなお、スマートフォンでは申告できない! orz

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2020.12.06

★苦節?半世紀

 苦節?半世紀、とうとうちゃんとしたラジコンを手に入れた。
(いま初めて知ったんですが、「ラジコン」って登録商標なんですね。びっくり)

 ここまでの道のりは長かった。

 昭和生まれの少年にとって、(一般名詞としての)ラジコンは常に憧れの的であった。

 最初に手に入れたのは、レフティRXというもの(任天堂だったんですね)。

 ボタンを押すと直進、離すと「スリリングにカーブを切ります」(TVCM)という謳い文句だったが、要するに動力がなくなってスプリングの力でタイヤが左を向くだけ。
 つまり、左折しかできない車である(だから lefty)。絶妙なタイミングで再度ボタンを押さないと、直角に曲がることすらむずかしい。
 そして、すぐに電池がなくなって動かなくなるのだが、これも「充電は極めて簡単」という謳い文句に嘘はないものの、極めて長い時間がかかるたいへんなもので、イメージとしては、5分遊ぶと1時間は何もできないというシロモノであった(訂正:ネット情報によると、2〜3分遊んで同じくらいの充電時間だったようです)。

 当時の価格で5千円くらいだったと記憶している。
 今の物価だと5万円以上ではないだろうか。
 デパートで大もめに揉めた挙げ句、「1台だとまた取り合いになってケンカばかりするから」という理由で兄の分と2台買ってもらったのだが、よくもまあ、買ってくれたものだと思う。
 にもかかわらず、上記のような事情もあって、うれしかったのは最初だけ。それほど遊ばず放置することになったような気がする。

 小学校高学年になると、「Uコン」というのがはやった。

 これはエンジンを積んだ飛行機で、そこは本格的なのだが、何しろラジオコントロールではなく、主翼の端からワイヤー?を2本引っ張り、その端をU字型のコントローラーの先端に結びつけ、それを持った人間が円の中心にいて、そのワイヤーを半径(10メートル強か)として、人間がぐるぐると回りながら飛行機に円を描かせて飛ばすというものであった(おわかりになるだろうか?)。

 それでも十分憧れの対象だったのだが、これはたぶん高価すぎて、親にせがむということもなく、中高生?が遊んでいるのを見学するという感じだった。
 同級生もたしかひとりだけ持っていたのを覚えている。

 ・・・というような調子で半世紀の歴史を遡っていくととんでもないことになりそうなのでこの辺にしておくが、息子が生まれてからは、子どもをダシにして、(おそらく)車3台、戦車1台、飛行機1台、ヘリコプター1台のラジコンを経験した。
 車と戦車はちゃんとしたラジコン(うち車1台と戦車はけっこうな大きさの本格派)なのだが、肝心の息子はそれほど興味を示さず、私自身もなにごとにも夢中になれない移り気かつ飽きっぽい性格なので、購入当時はそれなりに楽しんだものの、どれもそれきりになっている。

 あ、車のラジコンについて書いたものは、このブログにもあるはずだ。

 飛行機のほうは完全なオモチャで、飛ぶには飛ぶのだが、ちょっとした風でもすぐ流されてしまう。確か初飛行の日に、近所の低層マンションの屋根に乗ってしまったのを必死の思いで回収したのは覚えているが、にもかかわらず、その後遊んだ記憶がない。

 ヘリコプターは、飛行機仲間の忘年会?の景品でいただいた。これも小さなオモチャだが、何しろヘリコプターなので操縦がむずかしく、結局は一度もまともに飛ばなかったと思う。
 ___

 前置きが長くなった。

 苦節?半世紀、とうとうちゃんとした「ラジコン」を手に入れたのである。

 もはやだれもラジコンとは呼ばないが、幼いころから憧れたラジコンの究極形であることは間違いない。

 そう、ドローンというやつだ。

 DJI Mini 2 という、この11月に発売された最新機種。やや値は張るが、買う気が失せるほどではない。その素晴らしさはとてもここでは書き切れないので、メーカーの宣伝を見てほしい。
 これが、あの「レフティRX」と(物価を考えれば)それほど変わらない値段だというのはすごい。まあ半世紀近い時間が流れているのだから当然か。

 相変わらず短い時間(15分ほど?)しか遊べず、すぐに充電が必要になるのだが、初めから電池が3本ついてくるセットがあるのもありがたい。

 iPhoneに代表されるスマートフォンの使用が大前提になっていて、持っていなければそもそも飛ばせないのだが、それにも逆に感心した。
 スマートフォンの可能性をこんなふうに広げるなんて。

 あと、買ってからわかったのだが、これはむしろ、ラジコン飛行機というよりは、コンピュータ制御の空撮用カメラである。
 ちょうど、iPhoneが、電話というよりはむしろ、コンピュータ付きカメラであるように。
(それにしても、みんなカメラが好きなんだなあ・・・)
 ___

 結局手に入れることのなかった、そしておそらくこれから一生手に入れることもない、本格的なラジコン飛行機は、そもそも初心者は飛ばすことすらできない。
 離陸させて空中で種々の機動をさせることならなんとか可能かもしれないが、上手に着陸できなければ、初飛行が最終飛行になってしまうからである。

 ドローンもそうなるのではないかと、ひそかに恐れていた。
 墜落して壊れると、6万円である。
 壊れたら安く交換してくれるという1年保険が6160円で用意されているが、入っていない。

 しかし、それなりに手のかかる理解と手続きを経て、リビングでの初飛行を終えるころには、これなら大丈夫だと安心した(のを後悔しないことを祈る)。

 なにしろ、

1.自動で離着陸できるし
2.何も操作しなければ、同じ場所でホバリングを続けているし
3.まったくの初心者でも操縦は驚くほど簡単

なのだ。

 何という夢のような飛行機・・・

 ただ、これでは操縦の楽しみというものがそれほどないのではないかとも思ったが、なあに、これは飛行機ではなく空撮用カメラなのである。
 カメラとしての楽しみは、けっこうありそうだ。
 ___

 とはいえ、なにごとにも夢中になれない移り気かつ飽きっぽい性格・・・

 苦節半世紀、理想に近いドローンを手に入れても、それは変わらないだろう ^^;

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2019.08.28

★バルト三国旅行記?

 バルト三国旅行の3つ目の国、リトアニアに入りました。

 申し遅れましたが、断片的な旅行記?を twitter に上げております

 掲載が遅れるようですが、こちらでまとめて見ることもできます

 ご笑覧くだされば幸いです。

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2019.08.07

★ものすごい金融アプリ

 個々に盤石だったはずの金融機関が合従連衡して、わけのわからないことになって久しい。

 特に困るのは、MUFGとSMBCである。
 それぞれにいろんな銀行や証券会社やクレジットカード会社を傘下に抱えていて、しばしば混乱する。

 私の持っているクレカで言えば、DCカードもNICOSカードもRecruitカードも、ぜんぶMUFGカードになってしまった。
 ここに、本来のMUFGカードも加わる。

 ネットでログインしようとすると、それぞれのカード別にIDとパスワードを求められ(同じサイトなので同じIDは使えない)、もはやどれがどれだかわからない。
 同じサイトにアクセス→カードブランドを選択→IDとパスワードを入力と進むのだが、どのカードがどのIDなのか怪しい。パスワードはセットでブラウザが覚えてくれているが、選択したブランドとIDが合わなくて弾かれるのに辟易していた。

 頭の悪い私が、IDを WindCalmDC, WindCalmNICOS, WindCalmRecruit, WindCalmMUFG・・・みたいにすればいいと気づいたのは、かなり後のことである。
 そうしてからですら、カードブランドを選び忘れていたりしてログインできないことがあった。
 ___

 今日、何をしようとしていたときだったかもう忘れてしまったが(あ、iPhone の Wallet に登録しているクレカの利用履歴を見られるんじゃないかと思って触っていたときだった)、三菱UFJニコスのアプリをダウンロードすることを促され、素直にダウンロードすると、これがものすごいアプリであることがわかった。

 なんだかよくわからないが、Moneytreeというシステムと連携させられ(MUFGの要請だから信用した)、そこにログイン情報を登録すると、すべてのクレカの利用状況が一覧できたのである。

 当初はMUFGに限るのかと思っていたが、ありとあらゆる銀行や証券会社や電子マネーの口座残高、クレカの利用履歴、アマゾンやヨドバシのポイントから航空会社のマイレージに至るまで、このアプリ一つで把握できるのだ。

 こんなすごいアプリがあることに今日まで気づかなかったなんて・・・

 パソコンのアプリケーションがないのは残念だけれど、これからは、Bookmarkを頼りにそれぞれのサイトでしこしことログインする必要がなくなり、iPhoneで指紋認証するだけですむ。

 つくづく、時代はパソコンからスマホへ・・・だなあと思う。
(パソコンでも Moneytree のサイトにログインすれば一覧できるが)

 でもこれ、セキュリティは大丈夫なんだろうか。セブンペイみたいなことにならなければいいんだけれど。

 追記:結局のところ、Moneytree がすごいようです。これを知らなかった私は情報弱者でしょうか。

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2019.06.10

◆物入り

 バルト三国に行く費用でカード破産しそうだというのに、なんだか物入りが続く。こういうのってなぜか重なるような気がする。

 まずは給湯器。
 これはバルト云々以前からなのだが、お湯を出すときにちょっとした爆発音がするのだ。
 11年前にはそれが原因で結局交換し、確か34万円!ほどかかったと思う。

 調べると、数年前にも爆発音がして、その時は調整で直った記録が出てきたが、やっと重い腰を上げて点検に来てもらうと、今度は最低でもボイラーの交換(7万円くらい)、それで何年も延命できるとは限らないので、やはり買い替えとなると36万くらいという話になる。
 もともと、給湯器の寿命が10年くらいだというので、諦めて交換するしかないだろうか(それにしても36万・・・)。

 ただ、11年前の交換時には、7万円の修理の話は出なかったのが気になった。

 これは推測だが、ネットで業者を探すと36万ではなく26万になるので、そちらに客が流れるくらいなら修理を勧めるという商売に転換したのかもしれないと思う。

 2008年には、2〜3万ほどの違いはあったが、今ほど差はなかったので、結局、家を建てた時の地元業者に依頼した。
 しかし、10万違うとなると、もはや地元業者の目はない。「ネットだと安いですよね」と水を向けてみると、「どんなにがんばって値を下げてもまったく太刀打ちできない」と正直におっしゃる。
 申し訳ないが、地元業者育成(存続?)のために10万を寄付する気にはちょっとなれない。
 ・・・なんだか切ないけれど、10万は無理だ。

 となると、修理で応援するか・・・ 微妙だ。
 幸い、今は小康状態なので、しばらく様子を見ている。
 ___

 次に息子のiPhone 6s Plus。液晶パネルが本体から分離して浮いてきていた。

 調べると、どうもリチウムイオン電池の「妊娠」(膨張)が原因のようなので、電池交換で直るかと、息子が Apple の正規サービスプロバイダに出向いた。
 すると、一目で修理不能と判断され、にべもなく追い返されたという。まったくふつうに使えているというのに。
 そこで粘って何とか修理に持ち込むのがコミュニケーション能力ではないかと思うのだが、息子は打ちひしがれてすごすごと帰ってきただけであった。

 仕方ないので、もう一度私が交渉すべく正規業者にアポイントメントを取り、一方でその前にアングラ業者?にも見てもらうことにした。
 いろいろ調べると、正規ではなかなか難しそうなので、アングラでやってもらえるようならそこで頼んでしまおうと考えたのだ。

 結局、電池の膨張ではなく、何らかの外的要因で曲がった本体に引っ張られ、4層からなる液晶画面が剥離しているということで、最初は電池交換だけのつもりが、液晶パネルも交換することになった。
 そこそこ綺麗に直り、900円のケースも入れて1万2500円だった。

 正規業者だと、電池だけで9000円くらいかかるらしい。それはまあいいとしても、そもそも修理してくれないとなると、そのまま使い続けるか廃棄するかしかない。
 1時間待たされて、大枚1万円以上を支払い、それでも心から「助かりました。ありがとうございました。」と礼を言うような経験は、それほどあるものではない。

 どこかで読んだ、「インドで屋台を出している iPhone 修理名人」の話を思い出した。アメリカだかカナダだかでも、正規プロバイダに見捨てられた iPhone をさくっと直す出店の話を読んだことがある。
 ぜんぜん知らなかったのだが、日本にもこういう店があるんだなあ・・・ 今後ともがんばってほしい。
 ___

 さて、iPhone 修理のお店に電話するのに使っていた自宅の固定電話。以前から調子がおかしかったのだが、とうとうどうしようもなくなった。

 電話などかかっていないのに、断続的にではあるが、のべつ呼び出し音がなるのである。もはや怪奇現象だ。

 不思議と、電話としての機能は十分に果たせるのだが、外線がかかってきたときの音とは違うとはいえ、気にしなければいい・・・というレベルではない。
 たぶん、25年以上前の機械なので、さすがに寿命だろう。今見たら Made in Japan であった。

 これは昨夜、適当に見繕って一番よさそうなのを発注した。明日には届く(後記:届いた電話には「マレーシア製」と書いてあった)。
 ___

 もうこれ以上、出費が重なりませんように。

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2019.06.07

◆初めて旧ソ連へ

 昨年行きたかったバルト三国(エストニア・ラトビア・リトアニア)に、今年こそは行きたいと思いながら、なんとなく先延ばしになっていたのだが、家人に予定が入りそうなことに危機感を覚えて、あれよあれよという間に日程をおさえ、チケット・最初と最後の宿・レンタカーの手配を済ませた。

 何の準備も計画もしていなかったので、ああでもないこうでもないと考えながらの予約だったが、それでも3〜4時間ですべて完了し、とりあえず考えることはなくなった。
 あとは国際(国外)運転免許証だけ取れば、ほぼ準備完了である。
 あ、iPhoneの SIM をどうしよう?

 最後の仕上げに、夜中を過ぎてからアマゾンに「地球の歩き方」を注文すると、なんと当日に来るという(実際、夕方には来た)。

 長い間 うじうじしていたのは一体何だったのか、と思うほどあっという間に済んでしまった。
 いつものことだが、案ずるより産むが易しというか、とにかく行動が大事だというか、まあそんな感じである。いつまでも学習しないけれど。
 ___

 ただ、何となく気分が乗らなかった理由もいくつかあるのだが、その中で大きいのはやはり親のことだ。
 去年行けなかったのも、義父がいつ亡くなるかわからなかったからだし(結局12月に他界した)、今日明日どうこうということはないにせよ、まだ3人残っている。

 でも、そんなことを言っていては、何十年ということはないだろうが、十数年は身動きが取れなくなるかもしれない。
 「できるときにしておかなければ」という、日ごろの先達の教えも思い出した。
 ___

 旧ソ連の国に行くのは初めてなのだが、もはや2019年、ソ連だったのはもう30年も前である。
 どうやら、どこから見てもヨーロッパの国らしいし(シェンゲン(事実上国境なし)でユーロだ)、あまり新鮮味もないのかなと思う。

 それでも、これまでのたぶんすべての旅行がそうであったように、やはり行ってみなければわからない。

 足を運んでみるだけで、首都の名前さえあやふやな国が、とても身近な存在となる。

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