2022.04.22

★追悼:柳生博

 柳生博さんが亡くなったそうだ。85歳。俳優・日本野鳥の会名誉会長。

 2年前の夏、念願叶って八ヶ岳倶楽部にお邪魔したとき、ちょうど柳生さんがパティオ的なところで仲間と元気に談笑していらっしゃった。

 あれから2年も経っていないのに、報道では老衰だという。

 うちの母親はまあ、順調に?死に向かっていたので、2年前でもけっこう死の影はちらついていたのだが、あの柳生さんが母親と1か月ほどしか違わずに同じ死因でお亡くなりになるなんて・・・

 家人は八ヶ岳倶楽部でスツールを買った。そこに柳生さんがいる。すみません、と話しかけて、スツールにサインしてもらおうかと思ったのだが、さんざん悩んで結局は声をおかけするのを遠慮したのが悔やまれる。

 あのときお願いさえしておけば、いま書斎にあるスツールには柳生博のサインがあったはずなのだ。

 もはや永遠に叶わない。

 ___

 いや、それもそうなのだが、母親の書いたものって何か残ってたっけ?

 どうせみんな死に、死んだことすらそのうち忘れさられるとは思うものの、生きている者がいるうちは、思い出すことに努めたい。

 たとえ、形あるものは何も残っていないとしても。

| | | コメント (0)

2022.01.15

■外壁の補修

 本来なら今ごろ、グライダーで大空を舞っているはずだった(陳腐&大げさ)。

 なんでも、天気はいいのだが滑走路に積雪があり、今日はどうも無理ではないかという連絡があったので、諦めて家にいることにした。

 朝、遅くに来た父親からの年賀状の返事を出しに、歩いて郵便局に出かけた。

 年賀状はやめたと伝えていたのに、忘れたのか、今年は来た。もしかすると、去年も来ていたかもしれない。
 いずれにせよ、卒寿を過ぎての肺炎(コロナではありません)から回復したことを示すわけで、めでたいことには違いない。

Img_1711-copy

 郵便局の帰り、家の外壁をなにげなく見上げると、明白に色がおかしい部分があるのに気づいた。

 帰宅して近くから見ると、まん中がひび割れている。
 陽のあるうちに歩いて自宅に帰って来るなど(特にコロナ以降は)ほとんどないので、今日まで気づかなかったのだ。

 タイルのような外観ではあるがサイディングであり、1枚分相当だけ色が変わっているというのはどう考えてもおかしい。
 それに、上下の目地に色を塗ったような痕跡もある。

 以前外壁補修をお願いした業者さんに電話すると、仕事の途中で寄り道してさっそく来てくださり、診断してもらった。

 その結果・・・

 「おそらく、新築の時に異常があったのを糊塗するための塗装が経年劣化で色褪せてきたのではないか」という診断を、ためらいながらも教えてくれた。
 それにしても、「糊塗」とはよく言ったものだ。(おそらく)新築時には既にあったひび割れをコーキングで隠し、色合わせした塗料を塗っていたのである。

 補修するとなるとどうすればいいのか伺うと、コーキング剤を充填して塗料を塗るという。
 要するに、もう一度同じことをするわけだ。

 それほど深刻に考えなくてもいいし、たいした手間でもないというのでとりあえずはほっとしたが、いくらくらいかかるのか聞くと、やはり2万円くらいにはなるという。

 「もしかして、ホームセンターでコーキング剤を買ってきて、自分でやっても大丈夫ですか?」と聞くと、それでも十分ではないかという雰囲気であった。

 業者さんを見送ってから、どうしようか家人と相談しつつ考えた挙げ句、まあ、やってもらおうかという話になりかけた。

 ところが、物入れを開けると、セメダインのバスコークN(マスキングテープ付)があり、いつのものだかはわからないものの、防カビ剤入りで防水・耐湯・耐熱・耐寒(-40℃〜120℃)だという。
 「浴室・キッチン」というのが気になったが、買いに行くのが面倒だというのも大きかったので、ええい、かまうものか、一気にこれで片付けてしまえ・・・という方に傾いた。

 やってしまってから気がついたが、室内用らしいので、もしかすると耐紫外線性能とかが弱いかもしれない😅

 ガレージから脚立を持ち出して、ちょっと無理な姿勢ではあったが、なんとか補修できた(と思う)。
 今はまだ、マスキングテープを剥がしていない。

 転落するとかそういう心配をちょっとしていたが、取り越し苦労であった一方、もしかすると筋肉痛になったりするかもしれない。

 これで2万円の節約。今日、飛びに行けなかったこととあわせて4万円くらいの節約になっただろうか。

 相変わらずケチである。

| | | コメント (0)

2021.08.01

★建具のメンテナンス

 8月がはじまった。しかも日曜日。

 ちょっと気分に余裕があったので、2階和室からベランダに出る掃き出しアルミサッシのクレセントを修理することにした。
 錠を閉めるときにスカスカで手応えがなく、前から気になっていたのだ。

 ちょっと見たところ、分解する手がかりがなさそうだったのでネットで調べてみた。

 いちばんのポイントは、ネジを隠している化粧板を外すことであった。ネジさえ見つかれば緩めればいいだけだ。
 やってみれば簡単なことだし、そういえば大抵の修理は化粧板やら化粧蓋を外すところから始まるのだが、滅多にやらないのですぐに忘れてしまう。
 サッシのクレセントを分解するのなど、生まれてはじめてだ。

 マイナスドライバーを隙間に差し込んで・・・みたいな説明を見つけたが、「ああ、これが外れるのか」とわかれば、爪で簡単に外すことができた。

 問題は、検索したのがどれも、台座や受けがねの緩みを問題にしていることである。

 そうではなく、クレセントに手ごたえがなくてスカスカなのだ。

 ・・・と、キーワード候補に「バネ」が出てくることに気づいた。
 バネって何だよ?

 気になって検索すると、なんとクレセント錠の中にバネが仕込まれていることを初めて知った。キーワードのサジェスト機能がこんなに役に立ったのも初めてのような気がする。

 いずれにせよ、錠を外してしまえばわかったことなのだが、そのバネが折れて外れていたのだ。
 これでは、部品がないと手の出しようがない。とりあえずクレセントを元に戻す。
 調べると、スプリングは2本で百数十円とかで手に入るようだ。
 ___

 ついでというか、これも以前から気になっていた、1階の書斎と子ども部屋を隔てる建具も調整する。これは過去に経験があり、わりと簡単に、スムーズに開閉できるようになった。
 なんという名前なのか、天井側についている、引き戸が節度を持って閉まるようにするための金具がぐらついているのには、初めて気づいた。これは締め込むだけで修理完了。
 ___

 もう1点、2階リビングに入るドアノブの調子もおかしい。これもどうも、バネの問題であるようだが、ラッチ自体を交換する必要があるかも。交換するとなると5千円近く・・・(訂正:メーカーのパーツリストで1650円でした。4個入りの価格を見ていました。)

 昼食後にでも分解してみようと思う。

 後記:ドアノブ下側の溝にマイナスドライバーを差し込むだけでノブが外れる構造なのにはちょっと驚いた。
 やはりラッチ自体を交換することにして、通販で注文した。

 さらに後記:今日(2021.8.3)届いたので交換し、すっきり直った。送料込みで1300円強。

| | | コメント (3)

2020.03.17

●親離れ子離れの春

 ご無沙汰しております。

「マクロに見れば」、新型コロナウイルスよりも経済的ダメージの方が大問題となりそうな(すでになっている)2019年度末です。

 息子は相変わらず、左右の頬にドングリをためこんだリスのような顔をしていますが、少しずつ食べられるものも増えてきて、年度が明けて就職するころには、まずまずふつうの生活ができるようになっていることと思います。

 今日は何とか、時間をかけてラーメンと餃子を完食しました。
 ひとごとながらご休心ください。

 その息子ですが、就職先に家から通うと2時間かかる、8時30分に始業らしいので15分までに着こうとすると家を出るのが6時15分、出るまで時間がかかるタイプなので起きるのは5時すぎ・・・ということで、職場の近くでひとり暮らしを始めることになりました。
 もっとも、面接の時に「必ずここに住んで地域に奉仕します!」みたいなことを言っているらしいので、いずれにせよ公約?違反にならないためにもそうする必要がありました。

 ふと思ったのですが、地方自治体の職員というのは、ほとんどが当該自治体に居住しているのでしょうか。
 それで仕事は身近になる反面、視野が狭くなりすぎたりしないのだろうかとちょっと心配になります。

 以前、知り合いの複数の市役所職員が、電話番号を他人に伝えるときに市外局番を言わない、場所を小学校区で表現する、という、他市に居住する者から見るとびっくりする習慣があるのに接し、大丈夫か?と思ったのを思い出しました。

 生まれてからずっとその市に住んでいる、卒業した大学すら市内にある・・・みたいな職員がけっこういるのですが、そういう環境ならなおさら、意識して視野を外に向けないといけませんよね。

 それはともかく・・・

 大学院を修了してから2年も就職浪人をしていたので、息子ももはや20代後半です。
 過保護な親と依存心の強い息子の組み合わせですが、やっと半強制的に親離れ子離れのできる状態になりました。

 「採用試験に最終合格」したものの、内定が出るのが遅くて出遅れたせいもあり、どうなることかと思いましたが、比較的新しくてきれいな最後の物件(1K)をぎりぎりでおさえることができ、8時に家を出れば余裕で間に合う状態になりました。

 電器製品の品不足を危惧していましたが、まず電子レンジを購入し、なんとか冷蔵庫と洗濯機も手配して、月末にはひとり暮らしを始め、4月1日から地方公務員として勤務を開始することになります。

 生まれてから現在までの全体はとても短く感じますが、就職浪人の2年間は先の見えない長い日々が続いていました。

 世の中はたいへんな状況ながら、野山や街角にも種々の花が咲き始め、いつものように春がやってきます。
 ニュースに接しなければ、ごくありふれた春です。

 しかし、われわれにとっては、四半世紀以上ぶりの親離れ子離れの春となります。

| | | コメント (2)

2019.08.12

★高圧洗浄機で風呂掃除

 昨秋に購入した高圧洗浄機

 その後ほとんど出番がなかったが(一度くらい洗車したろうか)、今日は初めて風呂掃除に使った。

 もともと、玄関先・洗車・風呂掃除の3つが目的で買ったのだが、風呂掃除に使うまで10か月ほどかかったことになる。

 今日、似合わぬ「休日自主出勤」をして、夏休み前の仕事があらかた片付いたことが背中を押したのだと思う。
 意識していたわけではないけれど、おそらく精神的に余裕ができたのだ(10か月ぶりに?)

 風呂のお湯を吸い出してコンプレッサーで圧力をかけ、水を噴射して洗浄に使うのだが、当初は吸い出しホースの接続方法がよくわからず、説明書を見ると、別売!のフィルターを買わなければ使えないらしいということがわかった。

 「付属の自吸用ホースと別売りのフィルターを利用して、バケツなどにためた水を利用できます。」
 「別売りのフィルターをご用意ください。」
 「1.自吸用ホースとフィルターを本体の給水口に接続します」

 吸い出し用のホースは同梱されているのに、別売フィルターを買わないと使えない???
 そんなバカなことがあるだろうか。

 どれを買えばいいのかを確かめるために「オプションアクセサリー」のリストを見ると、フィルターのところに「ため水に異物が混入している可能性がある場合にはフィルターを併用してください」と書いてある。
 この書き方だと、綺麗な水を使うならフィルターは必要ないことになる。風呂に張ったばかりのお湯を使うのだから「異物が混入している可能性」はない。

 この矛盾した説明に苦慮しながらも、「場合には」の方を信じてもう一度あれこれ挑戦すると、フィルターなしでも接続できることがわかった。

 が、この間に息子が一番風呂に入ってしまい、「異物が混入している可能性が」十分出てきたのだが、私はここでやめられるほどオトナではない。
 迷うことなくフィルターなしで使うことにした。

 前置きが長くなった。

 高圧洗浄機はぜひお買いになるべきである。頑固な風呂の汚れ(特に壁面下部や排水溝や床)が面白いように綺麗になる。

 いつぞや、カビキラーを丸々一本近く撒いて、塩素ガスで死にそうになりながら必死で掃除したときに勝るとも劣らない。
 環境にも優しいし健康にもよさそうだ。

 準備に手間取ってしまったが、掃除自体は20分ほどで終わった。これほど汚れておらず、操作に慣れていれば、十数分でできるだろう。

 ホースが長すぎて取り回しが面倒なことと機器が重いことを除けば、ものすごく重宝する。

 高圧洗浄機、お勧めです。

| | | コメント (0)

2019.06.10

◆物入り

 バルト三国に行く費用でカード破産しそうだというのに、なんだか物入りが続く。こういうのってなぜか重なるような気がする。

 まずは給湯器。
 これはバルト云々以前からなのだが、お湯を出すときにちょっとした爆発音がするのだ。
 11年前にはそれが原因で結局交換し、確か34万円!ほどかかったと思う。

 調べると、数年前にも爆発音がして、その時は調整で直った記録が出てきたが、やっと重い腰を上げて点検に来てもらうと、今度は最低でもボイラーの交換(7万円くらい)、それで何年も延命できるとは限らないので、やはり買い替えとなると36万くらいという話になる。
 もともと、給湯器の寿命が10年くらいだというので、諦めて交換するしかないだろうか(それにしても36万・・・)。

 ただ、11年前の交換時には、7万円の修理の話は出なかったのが気になった。

 これは推測だが、ネットで業者を探すと36万ではなく26万になるので、そちらに客が流れるくらいなら修理を勧めるという商売に転換したのかもしれないと思う。

 2008年には、2〜3万ほどの違いはあったが、今ほど差はなかったので、結局、家を建てた時の地元業者に依頼した。
 しかし、10万違うとなると、もはや地元業者の目はない。「ネットだと安いですよね」と水を向けてみると、「どんなにがんばって値を下げてもまったく太刀打ちできない」と正直におっしゃる。
 申し訳ないが、地元業者育成(存続?)のために10万を寄付する気にはちょっとなれない。
 ・・・なんだか切ないけれど、10万は無理だ。

 となると、修理で応援するか・・・ 微妙だ。
 幸い、今は小康状態なので、しばらく様子を見ている。
 ___

 次に息子のiPhone 6s Plus。液晶パネルが本体から分離して浮いてきていた。

 調べると、どうもリチウムイオン電池の「妊娠」(膨張)が原因のようなので、電池交換で直るかと、息子が Apple の正規サービスプロバイダに出向いた。
 すると、一目で修理不能と判断され、にべもなく追い返されたという。まったくふつうに使えているというのに。
 そこで粘って何とか修理に持ち込むのがコミュニケーション能力ではないかと思うのだが、息子は打ちひしがれてすごすごと帰ってきただけであった。

 仕方ないので、もう一度私が交渉すべく正規業者にアポイントメントを取り、一方でその前にアングラ業者?にも見てもらうことにした。
 いろいろ調べると、正規ではなかなか難しそうなので、アングラでやってもらえるようならそこで頼んでしまおうと考えたのだ。

 結局、電池の膨張ではなく、何らかの外的要因で曲がった本体に引っ張られ、4層からなる液晶画面が剥離しているということで、最初は電池交換だけのつもりが、液晶パネルも交換することになった。
 そこそこ綺麗に直り、900円のケースも入れて1万2500円だった。

 正規業者だと、電池だけで9000円くらいかかるらしい。それはまあいいとしても、そもそも修理してくれないとなると、そのまま使い続けるか廃棄するかしかない。
 1時間待たされて、大枚1万円以上を支払い、それでも心から「助かりました。ありがとうございました。」と礼を言うような経験は、それほどあるものではない。

 どこかで読んだ、「インドで屋台を出している iPhone 修理名人」の話を思い出した。アメリカだかカナダだかでも、正規プロバイダに見捨てられた iPhone をさくっと直す出店の話を読んだことがある。
 ぜんぜん知らなかったのだが、日本にもこういう店があるんだなあ・・・ 今後ともがんばってほしい。
 ___

 さて、iPhone 修理のお店に電話するのに使っていた自宅の固定電話。以前から調子がおかしかったのだが、とうとうどうしようもなくなった。

 電話などかかっていないのに、断続的にではあるが、のべつ呼び出し音がなるのである。もはや怪奇現象だ。

 不思議と、電話としての機能は十分に果たせるのだが、外線がかかってきたときの音とは違うとはいえ、気にしなければいい・・・というレベルではない。
 たぶん、25年以上前の機械なので、さすがに寿命だろう。今見たら Made in Japan であった。

 これは昨夜、適当に見繕って一番よさそうなのを発注した。明日には届く(後記:届いた電話には「マレーシア製」と書いてあった)。
 ___

 もうこれ以上、出費が重なりませんように。

| | | コメント (2)

2019.03.26

●想定外の蛍光灯

 家人が「実家の電球が切れているので交換してほしい」と言ってきた。

 感心なことに「電球」の型番を控えてきていたので、それなら簡単だと思ったら蛍光管だった。

 今思えば、その時点で家人の怪しさに気づき(というか、何十年の付き合いで怪しさは十分承知しているのだから)、自ら器具を確認してからにしたほうがよかったのだが、まあ単なる言い間違いだろうということで話を進めてしまった。

 インバータ式かどうか確認するために、グロー球がついていたかどうかを聞くと、「ついていなかった」と断言する。
 ならば、家人の言うとおり蛍光管が切れているんだろうと、よさそうなのを見繕って購入した。

 ところが、いざ家人の実家にいってみると、ばっちりグロー球のついた、ペンダント型の蛍光灯だった。
 嫌な予感を感じながら蛍光管を新品に交換するが、まったく反応しない。

 この時点で考えられるのは、グロー球の不具合だ。「その可能性があるなら家にあるのを持ってきたのに」と言いながら、別の部屋の電灯で機能しているグロー球に交換するが、やはりまったくつかない。

 不思議に思いながら天井から器具を外してみると、なんと、引っかけシーリングプラグの中の配線が外れていた。

 さすがにそこまでは予想していなかったが、やはり「点灯しない」→「電球/蛍光管の不具合」と短絡するのはよくないと再確認した。

 配線を付け直し、天井に設置すると・・・

 あろうことか、コードがちぎれて、蛍光灯の器具ごと落下した。まさか、そんなことがあるとは想像もしていなかった。

 今思っても不思議なのだが、おそらく咄嗟に左手でコードをつかんだのだろう、大惨事は免れることができた。
 まだまだ反射神経は衰えていない(笑)

 聞けば、「もしかしたら高校生の時に買ったやつかもしれない」という。「それって、40年以上前やん」
 インバータ式であるはずがない。
 それくらい日が経つとこれほど劣化するのかと、天井の方の引っかけシーリングや配線も心配になった。

 結局、LEDのペンダント電灯を新しく購入して付け替えた。もはや蛍光灯は手にはいらない
 天井の方は途中で交換したのかわりと新しい型で、見たところプラスティックも劣化しておらず、しっかり取り付けられているようだったのでちょっと安心した。
 ___

 残ったのは、使い道のない30W型蛍光管4本!である。2本セットでしか売っていなかった上に、もとの2本もたぶんまだ使えるのだ。

 うちにもまだ蛍光灯はあるが、この古いタイプの太い30W型を使うのがあったかどうか。

 この4本を使い切るのはいつのことになるんだろう。それまで蛍光灯本体がもつのかな?

| | | コメント (0)

2019.02.06

◆畳表 裏返し(備忘録)

Img_5283 7年ほど前に表替えした2階の和室の畳表を裏返してもらった。

 前回は「息子が大学に合格したら」という感じで、今度は「息子の就職が決まったら」という感じだったのだが、結局決まらなかったので、どちらにしてもやることにした。

 その息子が、「畳って裏返して使えるん?」と常識のないことをいう。
 頭の中では畳が丸ごと裏返っているらしい。

 仕方なく、畳が傷んだときの三段方式?について説明してやった。

 1.まずは畳表を裏返して使う。
 2.次に畳表を取り替えて使う。
 3.最後に畳そのものをまるごと取り替える。

 私自身、親元を離れて三十数年になるのだが、畳をどうこうする時期が来る前に引っ越した(2回)こともあって、今回でやっと1と2を一回ずつ経験したに過ぎない。
 息子が知らないのも無理はないとも思う。

 畳床はまだしっかりしているので、次回は3には進まず、2になるだろう。

 前回と同じ零細業者(失礼)に来ていただいたのだが、7年前の親方は、まだ仕事はしているものの半隠居だということで、今回来たのはその甥であった。搬入と搬出にはもう一人も。
 親戚中で建具だの畳だの網戸だのをやっていて、中には宮大工もいるという。

 業者は「日当たりもいいし、7年経っているので、裏返していけるかどうか・・・」と言っていたのだが、実際にやってもらうと、まるで新品のように青青としていて驚いた。想像以上に素晴らしい。

 ただ、残念&当然のことながら、イ草の香りはしない。

 そうそう、悲惨に破れていた障子も張り替えてもらうが、こちらはまだ納品されていない。
 ___

 例によって重い腰がなかなか上がらず、延び延びになっていたのだが、新品同然の畳を前に「(まだ畳表を裏返して使えるような)ええ時に電話くれはったわ」と言われると悪い気はしない。

 こういうちょっとした行動をたくさん、さくさくっとできるようになれば、日々もう少しだけ生き生きと過ごしていけそうな気がするんだけれど。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.11.04

●高圧洗浄機

 ケルヒャーの高圧洗浄機を買った。

 旅行に行く数日前に届いていたのだが、時間がなくて箱を開けないまま放置していた。
 すぐにでも使いたい性分なのに、今日まで待てたのはわれながら成長したと思う。

 午前中、早速玄関先を掃除してみる。
 20年以上、掃き掃除しかしていなかったので、ゴミだかコケだかがタイルに黒く入り込んでいたが、気持ちよく綺麗になった。

20181104img_425420181104img_4260

 午後は洗車をする予定。

 実行できれば2月末以来、8か月以上ぶりということになる。そのわりにはそれほど汚れていないような気がするのは私だけか。

 高圧洗浄機も来たことだし、これからはせめて3か月に1回くらいは洗車したい(が、やっぱり無理だろうなあ)。
 ___

 (後記)

 面倒くさいからやめようかなあと思いながら、せっかくだからやることにした。

 水洗い、洗剤吹きつけ、再度水洗い、拭き上げ。

 結局は拭かないと綺麗にならないので、あんまり時短にはならない。ホイールを拭かず、ワックスはかけないで1時間半。次回は最初の水洗いを省略しようと思う。

 望外の喜びが一つ。

 ふと思いついて、ガレージのシャッターも高圧洗浄すると、かなり綺麗になった。水だけなのに。
 それだけではなく、これまでは、特に閉めるときにキーコーキーコーキーと派手な音を立てていたのが、ほとんどなくなった。「油切れか」くらいに思っていたのだが、折れ目に溜まった土埃などのゴミのせいだったらしい。掃除しようのない隙間のゴミも取れるのはありがたい。

 「どうせすぐ使わなくなってモノが増えただけに終わる」と白い目で見ていた家人も、綺麗になった玄関先と静音化したシャッターには喜んでいた。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2018.09.21

■お掃除革命

 何ごとによらず、きれいにするのは嫌いではないので、家では私が掃除係になっている。
 特に、リビングダイニングのある2階の掃除機がけは、100%私の仕事だ。

 以前にも書いたような気がするが、大昔、腰痛でほとんど立てなくなっていたとき、「ちょっと悪いけど、掃除してくれへん?」と家人に頼んだところ、?快く引き受けてくれた気立てのいい彼女?が発した第一声は、「スイッチどこ?」だった。
 その掃除機を買ってからその日まで、触ったことすらなかったのである。

 そんなわけでというか、まともそうなコードレス スティック掃除機が発売されるようになってから何年間も、買おうか買うまいか迷っていた。
 今あるものが故障でもしなければ次を買わないのが、うちの流儀でもある。

 幸か不幸か、掃除機はいっこうに故障する気配がない。
 でもとうとう、思いきって買ってしまった。モデル末期で値段が極端に下がっていたことが最後に背中を押した。

 結論を書こう。

 スティック掃除機は買うべきである。今からもう一本買い足そうかと思うくらいだ。

 大手家電量販店に行くと実物がずらりと展示してあり、実際に使ってみることもできるので、いろいろ試してみればいい。

 ただ、この際、私がお勧めするのをご紹介するので、よろしければそれをお買いになるのが、面倒がなくていいと思う。

 パナソニックの iT。MC-SBU510J。サイクロン式。

 容器からゴミを捨てたりするのが面倒な方は、紙パック式の MC-PBU510J もある。

 何といってもデザインが素晴らしい。そして、バランスに優れているので、取り回しがものすごく楽である。
 掃除するためにあげる重い腰が、数分の一に軽くなる。掃除し始めてからも、コードのついた重い掃除機を引っ張り回すストレスがない。

 スティック掃除機を買ってから掃除する回数が倍くらいに増えたし、以前の重い掃除機を使うことはほとんどなくなった。
 125ccのスクーターと大型バイクを両方持っている人が、スクーターにばかり乗るようになるのと同じである(一部の人にしかピンとこない比喩ですみません)。

 今のところ唯一の大きな欠点は、1回の充電で掃除できる時間(すなわち面積)が限られていること。
 広くもないわが家のワンフロアをぜんぶ掃除し終わる前に充電が切れてしまう。そしてなんと、充電には3時間もかかる。

 まあしかしこれは、「そんなに掃除ばっかりしないで休憩してね」というメーカーの配慮だと思うことにしている。
 実際、ものの15分ほどだが、真面目に掃除をするとけっこう疲れるものだ。

 あ、もう一つ欠点があった。吸込み口のパワーブラシ?が回ると、ちょっと耳障りな高周波音が大きめだ。ただ、気になるようなら回さない選択肢もある。

 ほとんどまったく同じ新型機(MC-SBU520J/PBU520J)が発売されているので、在庫があるうちに旧型機(MC-SBU510J/MC-PBU510J)を購入なさることをお勧めする。
 いくら子細に調べても違いはただ一つ、吸い取るべきゴミがなくなったときにゴミセンサーの明かりが「消灯する」(旧型)か「青色に変わる」(新型)かの違いだけだ(万一間違っていたらすみません)。

 それで価格は、新型(SBU520J)が60100円、旧型(SBU510J)が32700円(いずれも、今夜のkakaku.comの最安値)。
 ほとんど同じ機械に2倍近く支払う理由はまったくない。

 さあ、在庫がなくならないうちに、MC-SBU510J(もしくはPBU510J)をどうぞ。

(言うまでもなく、私はパナソニックと何の関係もありません。株すら持っていません。)

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧