★今年はポルトガルへ その1
残暑お見舞い申し上げます。こちらではご無沙汰しております。
「今年は能登へ」の次が「今年はポルトガルへ」になりました。およそ3か月半ぶりのエントリです。
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去年のニュージーランドでも物価の高さには辟易したのに、今年はさらなる物価高に加えて強烈な円安、航空運賃を調べてみるとやっぱり高いし、夏の海外はいったん諦めていた。
そんなことも忘れたころ、何の気まぐれかまた運賃を調べてみると、なんと、それまで見ていた半額以下!でヨーロッパ(ポルトガル)に行けることを知った。
往復12万5000円。初めて飛行機に乗った40年以上前のヨーロッパから数えても、私史上最安のチケットだと思う。
だいぶ長い間、信じられなかった。
エアラインは、聞いたこともないエティハド航空という会社。何か からくりやウラがあるのではないかと疑心暗鬼だったが、そのうちに大丈夫そうだということがわかってきた(まあ、乗ってみるまではわからないのだが)。
何でも、去年の秋に初めて関西空港に就航したらしく、だから知らなかったのだろうと思う。
アラブ首長国連邦のアブダビを拠点とする航空会社である。
同国の航空会社としては、エミレーツが日本での知名度抜群である。2012年に旧東ヨーロッパ諸国を中心に周遊した際に利用したが、豪華で綺麗だった記憶がある。
どうも、エミレーツがドバイ首長国のナショナルキャリア、エティハドはアブダビ首長国のそれということらしく、世界最高の航空会社ランキング(エアラインレーティング・ドットコム)によると、7位の全日空についで8位に入っている。エミレーツは5位、日本航空は15位だ。
(大したことはないが)悲惨な体験をしたユナイテッド(2011年8月の一連のエントリ「★Over the Pacific」シリーズをご参照ください)は24位である。全日空レベルで8位なら何の問題もあるまい。
別の会社、スカイトラックスというところが発表したランキングでは、ANAが4位、JALが6位になっている。残念ながらエティハド航空はルフトハンザに次ぐ19位だ。
このランキングでは、ユナイテッドは42位になっている。
ともあれ、8位であろうと19位であろうと、買ってしまったものはしかたがない。
座席指定をしようと思うと、席によって細かく追加料金を取られることが後でわかったが、搭乗24時間前からのオンラインチェックインの際に指定すれば無料らしいので、そうするつもりである。
(後日訂正:結局、どの段階でも、座席を指定(変更)しようとすると有料でした。(オンライン)チェックインの際に航空会社が指定する席のみが無料です。不確定要素が多すぎてやりませんでしたが、空港に着いてからカウンターで係員と交渉するのがいちばんいいかもしれません。並びますが)
ただ、何度か座席指定を促すメールが送られてきていて、昨日来たメールには "this is your last chance"(これが最後のチャンス)とか、"There are only a few seats left, so what are you waiting for?"(残席はあとわずかです。なのに何を待っているのですか(≒何をぐずぐずしているのですか))とか書いてあって、ちょっとカチンときた。
どんな最悪の座席を指定するのも有料だから、無料になるのを待っているのである。しかも、まだガラガラじゃないか。
今はロシアの上空を飛べないので、フィンエアー(JALとの共同運行)などで北回りを選んでも、南回りのエティハドを選んでも、所要時間はそう変わらない。
なのに半額でヨーロッパを往復できるのだから、こんなことにめげていてはいけない。たくましく最安値で渡航するのみである。
長くなったので、続きは別のエントリで。
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